XMのZERO(ゼロ)口座について詳しく解説していく。
XMの口コミ・評判はやばい?メリット・デメリット・安全性を解説ではXMに高評価を下している管理人だが、ゼロ口座だけを切り取るとこの限りではない。
結論から言うと、ゼロ口座自体の評価は中の中程度に格下げになる。
最大の理由は”ゼロ(スプレッド)口座”の目玉になるスプレッドで競合の海外FX業者に負けていること。
スプレッド自体は狭い部類に入るが”上には上がいる”という感じだ。
XMのゼロ口座のメリット・デメリットをもとにゼロ口座がおすすめなトレーダーも紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてほしい。
また、XMの口座開設方法やお得なXMのボーナスキャンペーンも別記事で解説しているので、こちらも併せてチェックすることがおすすめだ。
目次
XMのゼロ(ZERO)口座の特徴
XMのゼロ口座は、XMが提供する口座タイプの中でもっとも低スプレッドの口座タイプ(ECN方式の口座)だ。
そんなXMのゼロ口座の特徴を解説していく。
「スプレッド+手数料」が取引コストになる
ゼロ口座は一言でいえば、スプレッドが狭い(最小0.0pips~)代わりに取引量に応じて手数料が徴収される口座だ。
取引手数料は1lot(=10万通貨)の往復取引あたり1,000円。
スプレッド同様にpipsに置き換えて計算すると1.0pips分に相当する。
つまり表示されるスプレッドに+1.0pipsしたものが、XMのゼロ口座の取引コストになるというわけだ。
「ゼロスプレッドなのに、結局スプレッドに相当するコストは徴収されるのか…」
こう考えた人もいるかもしれないが、スプレッド自体が狭い分トータルの取引コストはマイクロ口座やスタンダード口座よりも安くつく。
項目 | ||
---|---|---|
手数料 | 1,000円 (1.0pips) ※1lot (10万通貨)あたり | なし |
ドル円 | 1.1pips (0.1pips) | 2.0pips |
ユーロ円 | 1.6pips (0.6pips) | 2.7pips |
ポンド円 | 2.1pips (1.1pips) | 5.4pips |
豪ドル円 | 2.0pips (1.0pips) | 4.8pips |
ユーロドル | 1.1pips (0.1pips) | 1.9pips |
ポンドドル | 1.6pips (0.6pips) | 2.6pips |
豪ドル米ドル | 1.4pips (0.4pips) | 2.5pips |
上段:取引手数料込みの実質スプレッド。
下段:()カッコ内がスプレッド。
取引手数料が徴収されるタイミング
取引手数料が徴収されるタイミングは、MT4かMT5かによって異なる。
【ドル円10万通貨で取引する場合を考える。】
※前提として、取引で生じる手数料は1000円。
- MT4口座
→エントリー時に1000円が口座から差し引かれる - MT5口座
→エントリー時に500円、決済時に500円が差し引かれる
上述では話が複雑になるのを防ぐために省略したが、厳密にいうと取引手数料は「エントリー注文時」「決済注文時」それぞれで半分ずつ発生する。
MT4口座はエントリー時に一括、MT5口座ではエントリーと決済で分割して徴収される仕組みだ。
最低入金額は5ドル相当
XMのゼロ口座の最低入金額は5ドル相当。
実は、2021年8月22日までは最低入金額は100ドル相当に設定されており、かなり高めの設定となっていた。
しかし引き下げにより、他口座タイプと同様の最低入金額に変更となった
他業者のECN口座のほとんどは初回最低入金額20,000円~という場合が多い。
他業者と比較するとゼロ口座の最低入金額は良心的と言える。
XMのゼロ(ZERO)口座のメリット
XMのゼロ口座のメリットを3つ紹介する。
- XMの他口座よりも安い取引コストで取引できる
- 約定力が非常に高い
- 口座開設ボーナス13,000円が受け取れる
XMの他口座よりもスプレッドが狭い
上述した通り、XMのゼロ口座はマイクロ口座・スタンダード口座よりも取引コストを抑えて取引できる。
XMでスキャルピングをしたい方や、少しでも取引コストの安さにこだわりたいならオススメだ。
ただし詳しくは後述するが、XMのゼロ口座は他業者のECNと比較すると取引コストが特別安いわけではない。
本気で取引コストの安さにこだわるなら他業者が選択肢に入ってくる。
約定力が非常に高い
ゼロ口座はECN口座なので、業者の介入がなくオークション形式で取引が成立する。
人気のメジャー通貨ペアであれば、取引の流動性が高く取引相手もたくさんいるため、非常にスピーディに約定する。
口座開設ボーナス13,000円が受け取れる
XMのゼロ(ZERO)口座は、口座開設ボーナス13,000円の対象口座。
口座開設するだけで13,000円のボーナスが受け取れる。
未入金でも、この13,000円ボーナスを利用してリアルなゼロ口座の使い心地を試せるのは嬉しいポイントだ。
XMのゼロ(XERO)口座のデメリット
次にXMのゼロ口座のデメリットを紹介する。
- 入金ボーナス・XMポイントには非対応
- 最大レバレッジ500倍
- 取引手数料が往復10ドル発生する
- 取り扱い商品が少ない
入金ボーナス・XMポイントには非対応
ゼロ口座は入金ボーナスとXMポイントには非対応。
そのためXMの口座開設ボーナスを使い切ってしまうと、その後は完全自己資金での勝負になってしまう。
ボーナスに頼らなくても良いくらいの資本力があるのであれば問題ないが、自己資本に自信がなくボーナスを当てにしようとしている方は注意しよう。
最大レバレッジ500倍
XMゼロ口座の最大レバレッジは500倍。
他口座タイプは最大1,000倍に設定されているのに対して、ゼロ口座は低めの設定となっている。
最大500倍のレバレッジがあれば十分ではあるが、やはりゼロ口座の最大レバレッジも1,000倍で統一してほしいのが本音。
ゼロ口座は入金ボーナスに非対応で基本的には自己資本のみでの勝負となる。
取引手数料が往復10ドル発生する
XMのゼロ口座は、取引手数料が発生する。
決済ごとに往復10ドルの取引コストが発生するのは、余計な出費と言えるだろう。
XMで手数料を抑えて低スプレッド環境で取引したいなら、KIWAMI極口座がおすすめだ。
取り扱い商品が少ない
XMのゼロ口座は、他の口座タイプと比べて取引できる商品が少ない。
口座タイプ | 取り扱い商品(銘柄) |
---|---|
スタンダード/マイクロ/KIWAMI極 | 【FX通貨ペア】:55種類 【貴金属CFD】:5種類 【株式CFD】:1,300種類(注:2) 【株価指数CFD】:29種類 【商品CFD】:8種類 【エネルギーCFD】:8種類 【仮想通貨CFD】:57種類(MT4は28種類)合計:1,462種類 |
ゼロ | 【FX通貨ペア】:54銘柄 【貴金属CFD】:5銘柄 【株式CFD】:1,300種類(注:2) 【株価指数CFD】:29銘柄 【商品CFD】:8銘柄 【エネルギーCFD】:8銘柄合計:1,404銘柄 |
ゼロ口座は、仮想通貨取引に対応していない。
仮想通貨取引をしたいなら他タイプの口座を開設するか、ECN方式にこだわりがあるなら他業者のECN口座を開設する必要がある。
XMのゼロ口座を6つの項目で競合他社と比較検証
ここでは当サイトの海外FX業者のスプレッドランキングで上位に名を連ねる「Tradeview」「TitanFX」「Axiory」と比較しながら、XMのゼロ口座の実力を解き明かしていく。
いずれの口座もゼロ口座同様にスプレッドが激狭の代わりに取引手数料が発生する口座だ。
まずは比較結果一覧から。
項目 | 取引手数料 往復1pips | 取引手数料 往復0.5pips | 取引手数料 往復0.6pips | 取引手数料 往復0.7pips |
---|---|---|---|---|
①取引コスト (ドル円) | 1.2pips | 0.9pips | 0.8pips | 0.33pips |
②最大レバレッジ (ロスカット水準) | 500倍 (20%以下) | 200倍 (100%以下) | 1,000倍 (20%以下) | 500倍 (20%以下) |
③ボーナス | 13,000円 口座開設ボーナス | なし | なし | なし |
④約定力 | 速い | 速い | 速い | 速い |
⑥取引プラットフォーム | MT4・MT5 | MT4・MT5 cTrader | MT4・MT5 cTrader | MT4・MT5 cTrader |
⑦最低入金額 | 5ドル相当 | 100ドル相当 | 1,100円(2万円以下で別途手数料が発生) | なし |
冒頭でも言った通りXMのゼロ口座は、やはりスプレッドがネック。
それ以外では【ボーナスあり・最低入金額5ドル相当・最大レバレッジ500倍】と他業者よりも扱いやすいことがメリットだ。
※今回比較対象にした海外FX業者については、下記のページでそれぞれ詳しく解説している。
①取引コスト(スプレッド・手数料)で比較
通貨ペア | ||||
---|---|---|---|---|
手数料 | 往復1000円/lot (※1.0pips) | 往復500円/lot (※0.50pips) | 往復600円/lot (※0.60pips) | 往復700円/lot (※0.70pips) |
ドル円 | 1.20pips (0.20pips) | 0.90pips (0.40pips) | 0.90pips (0.30pips) | 1.03pips (0.33pips) |
ユーロドル | 1.20pips (0.20pips) | 0.60pips (0.10pips) | 0.80pips (0.20pips) | 0.90pips (0.20pips) |
ユーロ円 | 2.20pips (1.20pips) | 1.00pips (0.50pips) | 1.20pips (0.60pips) | 1.44pips (0.74pips) |
ポンド円 | 2.20pips (1.20pips) | 1.60pips (1.10pips) | 1.90pips (1.30pips) | 2.15pips (1.45pips) |
ポンドドル | 1.90pips (0.90pips) | 0.90pips (0.40pips) | 1.00pips (0.40pips) | 1.27pips (0.57pips) |
カナダ円 | 3.00pips (2.00pips) | 1.30pips (0.80pips) | 1.30pips (0.70pips) | 1.80pips (1.10pips) |
上段:取引手数料込みの実質スプレッド。
下段:()カッコ内がスプレッド。
取引コストでの比較ではXMのゼロ口座は惨敗。
表をみればわかるように取引コストは今回比較した海外FX業者の中で1番高い。
あなたがもし「何よりもスプレッドを重視して新規口座を探している」というのなら、XMのゼロ口座は4番手だということになる。
取引コストで後手を踏む以上、数分間で何十回もエントリーを繰り返すようなガチガチのスキャルピングトレーダーにはゴリ推しできない。
純粋にスプレッドで選ぶなら以下の記事を参考にしてほしい。
またXMのゼロ口座の全通貨ペアのスプレッドについては、下記のページで詳しく解説している。
②最大レバレッジ・ロスカット水準で比較
通貨ペア | ||||
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 1,000倍 | 500倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20%以下 | 証拠金維持率100%以下 | 証拠金維持率20%以下 | 証拠金維持率20%以下 |
この項目では「Tradeviewには勝利、AXIORYには完敗A、TitanFXとは同程度」という結果になった。
資金効率の面では他業者の低スプレッド口座に劣っていないので、及第点だといえる。
※ちなみにXMのゼロ口座でも、マイクロ口座・スタンダード口座同様に追証なしのゼロカットシステムが採用されている。
仮に口座残高がマイナスになった場合でも追証という名の借金を背負うことはない。
③ボーナス対応で比較
通貨ペア | ||||
---|---|---|---|---|
口座開設ボーナス | 13,000円 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
入金ボーナス | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
その他ポイント・特典 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
他の低スプレッド業者が軒並みボーナス非対応の中、ゼロ口座だけはXMが初めての人限定で13,000円の口座開設ボーナスに対応している。
XMの利用経験がない人は13,000円分ノーリスクで取引できるので、口座を開設しない理由は見当たらない。
ただすでにXMのマイクロ口座orスタンダード口座を開設している人は、口座開設ボーナスを受け取れないので気をつけてほしい。
※「XMはボーナスが豪華」という話を聞いたことがある人もいるだろうが、ゼロ口座だけは例外である。
- 100%入金ボーナス
- XMPロイヤルティプログラム
ゼロ口座ではこの2つのボーナス特典の恩恵を受けられないので、ボーナス目当ての人はマイクロ口座orスタンダード口座を検討しよう。
④約定力で比較
管理人の所感としては、約定力に関しては高い水準で横一線だ。
今回言及している4口座とも全て使ったことがあるが、どれもスリッページや約定拒否に悩まされたことはほとんどない。
平常取引※においてはクリック注文や指値・逆指値注文とほぼ同時に約定されるイメージだ。サクサク取引していくには申し分ない環境だと言える。
※ここでは「平常取引=経済指標発表や政府要人の重要発言がないタイミングでの取引」と定義している。
どこの海外FX業者でも言えることだが、上記のタイミングでは取引の流動性が著しく下がるので約定に時間がかかる場合がある。
ゼロ口座のサクサク約定を味わうなら、大きな動きがあった直後の取引は避けるようにしよう。
⑤取引プラットホーム対応で比較
種類 | ||||
---|---|---|---|---|
MT4 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
cTrader | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
全てMT4に対応している点では同じだが、ゼロ口座はcTraderに対応してないのが少し残念だ。
【cTraderとは】
MT4よりも短期売買・スキャルピング取引に特化した取引プラットホーム。
- 一括決済やダブルアップ注文もワンクリックで対応している
- 動作が早くワンクリック注文連打でもタイムラグなしで処理される
など、手動での裁量スキャがメインのトレーダーには手が余るほどのハイスペックな仕様になっている。
※取引プラットホームと関連して「XMのゼロ口座はMT4×無料VPSで自動売買との相性が抜群」と主張している人もいるが、管理人はそうは思わない。
たしかにXMでは条件を満たせば無料でVPSサーバを貸してもらえる。
しかし上述したスプレッドの差を加味すると、サーバー業者から有料でVPSを借りた方が得になるケースが多い。
たとえば海外のサーバー業者Beeks社なら、容量1,300MBのVPSサーバーを月々4,750円でVPSをレンタルできる。
4,750円といえば平均10万通貨で取引した時の4.75pips相当。
- XM:ドル円平均1.40pips(手数料込み)
- Tradeview:ドル円平均0.60pips(手数料込み)
上記になるので、ドル円で毎月6回以上取引するならサーバー代加味してもTradeviewで取引した方がお得になる。
必ずしも無料VPSがあるからといって「XMのゼロ口座がEAスキャに最適」なわけではないということを念頭に置いておこう。
⑥初回最低入金額で比較
項目 | ||||
---|---|---|---|---|
初回最低入金額 | 5ドル相当 | 100ドル相当 | 1,100円(2万円以下で別途手数料が発生) | なし |
他の低スプレッド口座と比べてXMの初回最低金額は、かなり安い。
もちろん潤沢な取引資金を持っている人には関係ないことだが、取引スタートのハードルが低いのはメリットだ。
XMのゼロ(ZERO)口座がおすすめの人
ここまでの内容を踏まえて、XMのゼロ口座がおすすめな方を紹介する。
スワップポイントで稼ぎたい人
XMのゼロ口座は、スワップポイントで稼ぎたいトレーダーにおすすめの口座タイプだ。
スワップトレードとは、保有する通貨ペアの金利差であるスワップポイントを使って自動的に稼ぐことができる初心者でも手を出しやすいトレード手法だ。
ゼロ口座で扱えるすべての商品でスワップポイントを獲得できる。
同じく低スプレッド環境を提供するKIWAMI極口座は、スワップフリー口座のためスワップポイントは発生しない。
取引コストを最小限に抑えながら、スワップポイントで稼ぎたい人はゼロ口座を検討しよう。
自分の注文を入れた価格でサクサク約定させたい人
XMのゼロ口座はECN方式を採用しているため、取引には業者の思惑が一切入らない透明性の高い取引環境となっている。
マッチングもオークション形式なために、自分が指定した価格の反対注文があれば即時マッチングする。
陸オートが発生することはなく、スリッページも注文の多い時間帯であれば極めて起こりにくい。
(※)ただし日本時間7~8時など著しく市場の流動性が低い時間帯は、逆に注文が通りづらいので注意。
自分の注文した価格でサクサク約定するので、安心してトレードすることが可能だ。
XMのゼロ(ZERO)口座がおすすめできない人
反対にXMのゼロ口座がおすすめできない人も紹介していく。
入金ボーナスを活用したい人
XMの入金ボーナスを活用したい人には、ゼロ口座はおすすめできない。
XMでは現在、最大10,500ドルがもらえる100%+20%ボーナスを実施中。
入金ごとにもらえるボーナスで、資金を増やしながらハイレバレッジで取引するのに適したボーナスと言える。
そんな入金ボーナスは、ゼロ口座対象外だ。
入金ボーナスを活用したいなら、スタンダード口座かマイクロ口座を開設しよう。
高頻度のスキャルピングトレードをしたい人
正直なところ、本気で取引コストにこだわるならTitanFXのブレード口座やAXIORYのナノ/テラ口座のほうが優秀だ。
そのため、XMで高頻度のスキャルピング取引はおすすめできない。
ガチガチのスキャルピングトレーダーには、TitanFXやAXIORYをおすすめするぞ。
XMのゼロ(ZERO)口座の注意点
XMのゼロ口座を開設し取引を行う際の注意点を解説していく。
口座開設前にチェックしてほしい。
取引手数料を経費申告できる
ゼロ口座の取引手数料は”取引明細書“として出力できる。
XMのゼロ口座の取引手数料は経費として認められており、確定申告の際に経費として計上して頂くことが可能です。
つまり取引において“取引手数料が発生した”ことを証明できるため、経費申告できるのだ。
スプレッドは経費申告できないものの、取引手数料は申請できるため節税のためにも経費申告しよう。
特にゼロ口座は取引手数料が高めなので、取引回数の多いトレーダーならわりと馬鹿にならない。
ゼロ口座で取引する際は、確定申告時に必ず取引明細書をダウンロードするように注意してほしい。
他口座タイプとシンボルが異なる
XMでは口座タイプごとにシンボル(銘柄名)が異なる。
- マイクロ口座:USDJPY.micro
- スタンダード口座:USDJPY
- ゼロ口座:USDJPY.
- KIWAMI極口座:USDJPY#
ゼロ口座には、シンボルの最後にピリオド「.」が追加される。
大きく違いはないが、MT4・MT5で気配値をチェックする際に混乱しないようにしよう。
取引ツールの気配値表示から「全て表示」を選択すれば、ログイン中の口座タイプに適したシンボル表記に変更できる。
ゼロ口座に資金移動するとボーナスが消滅する
ゼロ口座は、入金ボーナス対象外の口座タイプだ。
そのためXMの他口座タイプからゼロ口座に資金移動をする場合、ボーナスを移動することは不可能。
それだけでなく、対象口座からボーナスが消滅してしまうので注意してほしい。
資金移動の際は、クレジットを確認してから行おう。
XMのゼロ(ZERO)口座開設方法
最後に、XMのゼロ口座の利用方法を解説していく。
- 新規口座開設方法
- 追加口座開設方法
- 資金移動方法
新規口座開設方法
まだXMで口座を作ってない人は下記のページを順次参考に口座を開設して取引を始めてみてほしい。
②すでにXMで口座を開設している場合
すでにXMで取引している人なら追加口座開設&資金移動で10分もあればゼロ口座を利用できる。
追加口座開設方法
まずXMマイページのサイドバーにある「追加口座を開設する」をクリック。
追加するゼロ口座の詳細を入力すれば申請完了だ。
パスワード以外は選択式なので、1分もあれば全項目埋まる。パスワードは半角数字・小文字・大文字が全て少なくとも1つ以上必要なので気をつけてほしい。
たとえば「2018Torisetsu」なら全て入っているのでOKだ。
資金移動方法
マイページに戻って「資金振替」を選択。
表示される画面に、先程追加開設した口座情報と入金額を入力すれば手続き完了だ。
入金額は500円以上との記載があるが、ゼロ口座の場合は上述の通り1万円以上になるので気をつけてほしい。
XMのサポート営業時間(平日24時間)内なら、即座に資金移動が反映される。
XMのゼロ口座まとめ
XMのゼロ口座を6項目で比較してきたが、XMのゼロ口座は競合他社の低スプレッド口座に比べて「著しく劣ってはないものの、これといって突出したものはない」ということがわかったはずだ。
- ドル円平均0.6pipsと取引コストがべらぼうに安い
(Tradeview) - スキャルピング特化のcTraderに対応している
(Axiory、Tradeview)
など他の低スプレッド口座には特色がある一方で、XMのゼロ口座のスペックは小さくまとまっている。
「本気でスキャルピング・短期売買するための口座を探している」という人は、あえてXMのゼロ口座を選ぶ必要はないだろう。
(参考:海外FXでスキャルピングにおすすめの業者!安全な業者を紹介)
唯一褒められるところがあるとすれば”とっつきやすさ“。
初回入金は低スプレッド口座の中で最安値の5ドル相当からでOKで、XMが初めてなら13,000円の口座開設ボーナスまでついてくる。
またすでにXMの他口座を開設しているなら「追加口座開設&口座間資金移動」で、スグに取引を始められる。
どちらにせよ「海外FXで本腰入れてスキャルピングする前のウォーミングアップをしたい」という人であれば、利用してみてもいいだろう。