本記事ではXMのZERO(ゼロ)口座について、XM歴5年の管理人が本音で解説している。
XM(XM Trading)の評判・口コミは?12の長所と5の短所で独自の評価を下す。ではXMに高評価を下している管理人だが、ZERO口座だけを切り取るとこの限りではない。
結論から言うと、ZERO口座自体の評価は中の中程度に格下げになる。最大の理由は”ゼロ(スプレッド)口座”の目玉になるスプレッドで競合の海外FX業者に負けていること。
スプレッド自体は狭い部類に入るが”上には上がいる”という感じだ。
ちなみに、XMはスキャルピングで口座凍結することはないから安心してほしい。
現在、XMでは口座開設をした方向けに、超お得なボーナスキャンペーンを開催している。
口座開設ボーナスは入金不要だが、その他のお得なボーナスキャンペーンは入金必須。
この機会にぜひ入金ボーナスキャンペーンにエントリーしてほしい。
キャンペーンは突然終了する可能性もあるので、チャンスは今だけ。
円安の今だからこそ挑戦できる取引もあるだろう。
後悔しないためにも、XMの超お得なボーナスキャンペーンで最高のスタートダッシュを成功させよう。
・初回100%入金ボーナス(最大5万円まで)
・トレードポイントが貯まるXMポイント
\今なら口座開設で3,000円ボーナス!/
本ページの記載事項一覧
XMのZERO口座は「スプレッド+手数料」が取引コストになる
ZERO口座は一言でいえば、スプレッドが狭い(最小0.0pips~)代わりに取引量に応じて手数料が徴収される口座だ。
取引手数料は1lot(=10万通貨)の往復取引あたり1,000円。
スプレッド同様にpipsに置き換えて計算すると1.0pips分に相当する。
つまり表示されるスプレッドに+1.0pipsしたものが、XMのZERO口座の取引コストになるというわけだ。
「ゼロスプレッドなのに、結局スプレッドに相当するコストは徴収されるのか…」
こう考えた人もいるかもしれないが、スプレッド自体が狭い分トータルの取引コストはマイクロ口座やスタンダード口座よりも安くつく。
項目 | ![]() | ![]() |
---|---|---|
手数料 | 1,000円 (1.0pips) ※1lot (10万通貨)あたり | なし |
ドル円 | 1.1pips (0.1pips) | 2.0pips |
ユーロ円 | 1.6pips (0.6pips) | 2.7pips |
ポンド円 | 2.1pips (1.1pips) | 5.4pips |
豪ドル円 | 2.0pips (1.0pips) | 4.8pips |
ユーロドル | 1.1pips (0.1pips) | 1.9pips |
ポンドドル | 1.6pips (0.6pips) | 2.6pips |
豪ドル米ドル | 1.4pips (0.4pips) | 2.5pips |
上段:取引手数料込みの実質スプレッド。
下段:()カッコ内がスプレッド。
取引手数料が徴収されるタイミング
取引手数料が徴収されるタイミングは、MT4かMT5かによって異なる。
【ドル円10万通貨で取引する場合を考える。】
※前提として、取引で生じる手数料は1000円。
- MT4口座
→エントリー時に1000円が口座から差し引かれる - MT5口座
→エントリー時に500円、決済時に500円が差し引かれる
上述では話が複雑になるのを防ぐために省略したが、厳密にいうと取引手数料は「エントリー注文時」「決済注文時」それぞれで半分ずつ発生する。
MT4口座はエントリー時に一括、MT5口座ではエントリーと決済で分割して徴収される仕組みだ。
XMのZERO口座のメリット
XMのZERO口座のメリットを4つ紹介する。
- XMの他口座よりも安い取引コストで取引できる
- 約定力が非常に高い
- 口座開設ボーナス3,000円が受け取れる
- 取引手数料を経費申告できる
XMの他口座よりも安い取引コストで取引できる
上述した通り、XMのZERO口座はマイクロ口座・スタンダード口座よりも取引コストを抑えて取引できる。
XMでスキャルピングをしたい方や、少しでも取引コストの安さにこだわりたいならオススメだ。
ただし詳しくは後述するが、XMのZERO口座は他業者のECNと比較すると取引コストが特別安いわけではない。
本気で取引コストの安さにこだわるなら他業者が選択肢に入ってくる。
約定力が非常に高い
ZERO口座はECN口座なので、業者の介入がなくオークション形式で取引が成立する。
人気の高い通貨ペアであれば、取引の流動性が高く取引相手もたくさんいるため、非常にスピーディに約定する。
口座開設ボーナス3,000円が受け取れる
XMZERO口座は口座開設ボーナス3,000円の対象。
口座開設するだけで3,000円のボーナスが受け取れる。
未入金でも、この3,000円ボーナスを利用してリアルなZERO口座の使い心地を試せるのは嬉しいポイントだ。
取引手数料を経費申告できる
ZERO口座の取引手数料は”取引明細書“として出力できる。
つまり取引において“取引手数料が発生した”ことを証明できるため、経費申告できるのだ。
スプレッドは経費申告できないものの、取引手数料は申請できるため節税のためにも経費申告しよう。
特にZERO口座は取引手数料が高めなので、取引回数の多いトレーダーならわりと馬鹿にならない。
XMのZERO口座のデメリット
次にXMのZERO口座のデメリットを紹介する。
- 入金ボーナス・XMポイントには非対応
- マイクロ・スタンダード口座より初回最低入金額が高い
- 最大レバレッジ500倍とマイクロ・スタンダード口座より低めに設定されている
- 都度手数料を計算して取引コストを考えなければならない
- FX通貨ペア以外の取引に対応していない
入金ボーナス・XMポイントには非対応
ZERO口座は入金ボーナスとXMポイントには非対応。
そのため口座開設ボーナスを使い切ってしまうと、その後は完全自己資本での勝負になってしまう。
ボーナスに頼らなくても良いくらいの資本力があるのであれば問題ないが、自己資本に自信がなくボーナスを当てにしようとしている方は注意しよう。
マイクロ・スタンダード口座より初回最低入金額が高い
ZERO口座の初回最低入金額は10,000円。
マイクロ口座・スタンダード口座が500円なことを考えると、高めの設定となっている。
とはいえ他業者のECN口座のほとんどは初回最低入金額20,000円~という場合が多い。
他業者と比較するとZERO口座の最低入金額は良心的と言える。
最大レバレッジ500倍とマイクロ・スタンダード口座より低めに設定されている
XMゼロ口座の最大レバレッジは500倍。
マイクロ口座・スタンダード口座が最大888倍に設定されているのに対して、ゼロ口座は低めの設定となっている。
最大500倍のレバレッジがあれば十分ではあるが、やはりゼロ口座の最大レバレッジも888倍で統一してほしいのが本音。
ゼロ口座は入金ボーナスに非対応で基本的には自己資本のみでの勝負となるため、888倍の最大レバレッジにして資金効率がもっと高ければより使いやすくなっただろう。
都度手数料を計算して取引コストを考えなければならない
ゼロ口座はECN方式なために、スプレッドと別で取引手数料が徴収される。
注文後にMT4・MT5のターミナル画面に表示されるものの、実際に取引コストを把握しなければならないのは取引前だ。
つまり都度取引のたびに取引コストを計算しなければならない。
慣れればどうってことはないが、慣れるまでは多少計算が面倒に感じてしまうだろう。
FX通貨ペア以外の取引に対応していない
ZERO口座はFX通貨ペア以外の金融商品取引に対応していない。
- 商品CFD(ココアや小麦、コーンなど)
- エネルギーCFD(原油や天然ガスなど)
- 株価指数・インデックス(ナスダック、日経225など)
- 貴金属(金・銀など)
- 仮想通貨(ビットコイン、リップルなど)
上記のような金融商品を取引したい場合は、マイクロ口座かスタンダードを開設するか、ECNにこだわりがあるなら他業者のECN口座を開設する必要がある。
XMのZERO口座を7つの項目で競合他社と比較検証
ここでは当サイトの海外FX業者のスプレッドランキングで上位に名を連ねる「Tradeview」「TitanFX」「Axiory」と比較しながら、XMのZERO口座の実力を解き明かしていく。
いずれの口座もZERO口座同様にスプレッドが激狭の代わりに取引手数料が発生する口座だ。
まずは比較結果一覧から。
項目 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
①取引コスト (ドル円) | 平均1.1pips | 平均0.6pips | 平均0.9pips | 平均1.03pips |
②最大レバレッジ (ロスカット水準) | 500倍 (20%以下) | 200倍 (100%以下) | 400倍 (20%以下) | 500倍 (20%以下) |
③ボーナス | 3000円 口座開設ボーナス | なし | なし | なし |
④約定力 | 速い | 速い | 速い | 速い |
⑤取引可能商品 | 59種類 | 104種類 | 78種類 | 83種類 |
⑥取引プラットフォーム | MT4・MT5 | MT4・MT5 cTrader | MT4・MT5 cTrader | MT4・MT5 cTrader |
⑦初回最低入金額 | 1万円 | 10万円 | 2万円 | 2万円 |
冒頭でも言った通りXMのゼロ口座は、やはりスプレッドがネック。
それ以外では【ボーナスあり・最低入金額1万円・最大レバレッジ500倍】と他業者よりも扱いやすいことがメリットだ。
※今回比較対象にした海外FX業者については、下記のページでそれぞれ詳しく解説している。
①取引コスト(スプレッド・手数料)で比較
通貨ペア | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
手数料 | 往復1000円/lot (※1.0pips) | 往復500円/lot (※0.50pips) | 往復600円/lot (※0.60pips) | 往復700円/lot (※0.70pips) |
全通貨 平均スプレッド | 1.80pips (0.80pips) | 1.05pips (0.55pips) | 1.26pips (0.66pips) | 1.52pips (0.82pips) |
ドル円 | 1.10pips (0.10pips) | 0.60pips (0.10pips) | 0.90pips (0.30pips) | 1.03pips (0.33pips) |
ユーロドル | 1.10pips (0.10pips) | 0.60pips (0.10pips) | 0.80pips (0.20pips) | 0.90pips (0.20pips) |
ユーロ円 | 1.60pips (0.60pips) | 0.80pips (0.30pips) | 1.20pips (0.60pips) | 1.44pips (0.74pips) |
ポンド円 | 2.10pips (1.10pips) | 1.60pips (1.10pips) | 1.90pips (1.30pips) | 2.15pips (1.45pips) |
ポンドドル | 1.40pips (0.40pips) | 0.90pips (0.40pips) | 1.00pips (0.40pips) | 1.27pips (0.57pips) |
オージー円 | 2.00pips (1.00pips) | 1.20pips (0.70pips) | 1.50pips (0.90pips) | 1.82pips (1.12pips) |
オージードル | 1.40pips (0.40pips) | 0.80pips (0.30pips) | 1.00pips (0.40pips) | 1.22pips (0.52pips) |
ニュージーランド円 | 2.20pips (1.20pips) | 1.60pips (1.10pips) | 1.80pips (1.20pips) | 2.32pips (1.62pips) |
ニュージーランドドル | 2.00pips (1.00pips) | 1.10pips (0.60pips) | 1.30pips (0.70pips) | 1.56pips (0.86pips) |
カナダ円 | 2.10pips (1.10pips) | 1.30pips (0.80pips) | 1.30pips (0.70pips) | 1.80pips (1.10pips) |
上段:取引手数料込みの実質スプレッド。
下段:()カッコ内がスプレッド。
取引コストでの比較ではXMのZERO口座は惨敗。
表をみればわかるように取引コストは今回比較した海外FX業者の中で1番高い。
あなたがもし「何よりもスプレッドを重視して新規口座を探している」というのなら、XMのZERO口座は4番手だということになる。
取引コストで後手を踏む以上、数分間で何十回もエントリーを繰り返すようなガチガチのスキャルピングトレーダーにはゴリ推しできない。
純粋にスプレッドで選ぶなら以下の記事を参考にしてほしい。
またXMのZERO口座の全通貨ペアのスプレッドについては、下記のページで詳しく解説している。
②最大レバレッジ・ロスカット水準で比較
通貨ペア | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 400倍 | 500倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20%以下 | 証拠金維持率100%以下 | 証拠金維持率20%以下 | 証拠金維持率20%以下 |
この項目では「Tradeviewには勝利、AxioryやTitanFXとは同程度」という結果になった。
資金効率の面では他業者の低スプレッド口座に劣っていないので、及第点だといえる。
※ちなみにXMのZERO口座でも、マイクロ口座・スタンダード口座同様に追証なしのゼロカットシステムが採用されている。
仮に口座残高がマイナスになった場合でも追証という名の借金を背負うことはない。
③ボーナス対応で比較
通貨ペア | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
口座開設ボーナス | 3000円 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
入金ボーナス | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
その他ポイント・特典 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
他の低スプレッド業者が軒並みボーナス非対応の中、ZERO口座だけはXMが初めての人限定で3000円の口座開設ボーナスに対応している。
XMの利用経験がない人は3000円分ノーリスクで取引できるので、口座を開設しない理由は見当たらない。
ただすでにXMのマイクロ口座orスタンダード口座を開設している人は、口座開設ボーナスを受け取れないので気をつけてほしい。
※「XMはボーナスが豪華」という話を聞いたことがある人もいるだろうが、ZERO口座だけは例外である。
- 100%入金ボーナス
- XMPロイヤルティプログラム
ZERO口座ではこの2つのボーナス特典の恩恵を受けられないので、ボーナス目当ての人はマイクロ口座orスタンダード口座を検討しよう。
④約定力で比較
管理人の所感としては、約定力に関しては高い水準で横一線だ。
今回言及している4口座とも全て使ったことがあるが、どれもスリッページや約定拒否に悩まされたことはほとんどない。
平常取引※においてはクリック注文や指値・逆指値注文とほぼ同時に約定されるイメージだ。サクサク取引していくには申し分ない環境だと言える。
※ここでは「平常取引=経済指標発表や政府要人の重要発言がないタイミングでの取引」と定義している。
どこの海外FX業者でも言えることだが、上記のタイミングでは取引の流動性が著しく下がるので約定に時間がかかる場合がある。
ZERO口座のサクサク約定を味わうなら、大きな動きがあった直後の取引は避けるようにしよう。
⑤取引可能な商品のバリエーションで比較
項目 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
通貨ペア | 57種類 | 37種類 | 61種類 | 63種類 |
資源・貴金属 | 2種類 | 5種類 | 6種類 | 9種類 |
インデックス | なし | 7種類 | 11種類 | 11種類 |
企業一般株 | なし | 38種類 | なし | 種類 |
米国ETF | なし | 27種類 | なし | 種類 |
合計 | 59種類 | 104種類 | 78種類 | 83種類 |
表を見ればわかるように、ZERO口座は取引できる商品が少ないのに加えて現物・先物含むCFD商品に対応していない。
もちろん「FX通貨の取引にしか興味がない」という人にとっては”どこ吹く風”だろうが、取引の選択肢が狭まるのはデメリットだと言える。
【ZERO口座で取引できないものはマイクロ口座・スタンダード口座で補完できる】
XMのマイクロ口座やスタンダード口座は、海外FXの中ではTOPクラスと言っていいほど通貨ペア以外を手広くフォローしている。
XMでは無料で複数の口座を開設できるので、通貨ペア以外の取引は他の口座で補完できる。
⑥取引プラットホーム対応で比較
種類 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
MT4 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
cTrader | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
全てMT4に対応している点では同じだが、ZERO口座はcTraderに対応してないのが少し残念だ。
【cTraderとは】
MT4よりも短期売買・スキャルピング取引に特化した取引プラットホーム。
- 一括決済やダブルアップ注文もワンクリックで対応している
- 動作が早くワンクリック注文連打でもタイムラグなしで処理される
など、手動での裁量スキャがメインのトレーダーには手が余るほどのハイスペックな仕様になっている。
cTraderが気になる人はAxiroyまたはTradeviewでの口座開設も考慮にいれてみてほしい。
※取引プラットホームと関連して「XMのZERO口座はMT4×無料VPSで自動売買との相性が抜群」と主張している人もいるが、管理人はそうは思わない。
たしかにXMでは条件を満たせば無料でVPSサーバを貸してもらえる。
しかし上述したスプレッドの差を加味すると、サーバー業者から有料でVPSを借りた方が得になるケースが多い。
たとえば海外のサーバー業者Beeks社なら、容量1,300MBのVPSサーバーを月々4,750円でVPSをレンタルできる。
4,750円といえば平均10万通貨で取引した時の4.75pips相当。
- XM:ドル円平均1.40pips(手数料込み)
- Tradeview:ドル円平均0.60pips(手数料込み)
上記になるので、ドル円で毎月6回以上取引するならサーバー代加味してもTradeviewで取引した方がお得になる。
必ずしも無料VPSがあるからといって「XMのZERO口座がEAスキャに最適」なわけではないということを念頭に置いておこう。
⑦初回最低入金額で比較
項目 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
初回最低入金額 | 1万円 | 10万円 | 2万円 | 2万円 |
他の低スプレッド口座と比べて1番初回入金額が安いのがXMのZERO口座。
他の口座では最低でも2万円入金しないとダメなところを、ZERO口座なら1万円から取引スタートできる。
もちろん潤沢な取引資金を持っている人には関係ないことだが、取引スタートのハードルが低いのはメリットだ。
XMのZERO口座がオススメな方
ここまでの内容を踏まえて、XMのZERO口座がおすすめな方を紹介する。
- XMでもスキャルピングトレードをしたい方
- 自分の注文を入れた価格でサクサク約定させたい方
- ECNのお試し用口座として利用したい方
XMでもスキャルピングトレードをしたい方
正直なところ、本気で取引コストにこだわるならTitanFXのブレード口座やGEMFOREXのノースプレッド口座のほうが優秀だ。
ガチガチのスキャルピングトレーダーにはそちらをオススメしたい。
しかし「XMで複数口座を管理するのが面倒」というような理由でXM1本でスキャルピングしたいなら、XM内で最も取引コストを抑えられるZERO口座はオススメだ。
自分の注文を入れた価格でサクサク約定させたい方
ZERO口座はECN方式を採用しているため、取引には業者の思惑が一切入らない透明性の高い取引環境となっている。
マッチングもオークション形式なために、自分が指定した価格の反対注文があれば即時マッチングする。
陸オートが発生することはなく、スリッページも注文の多い時間帯であれば極めて起こりにくい。
(※)ただし日本時間7~8時など著しく市場の流動性が低い時間帯は、逆に注文が通りづらいので注意。
自分の注文した価格でサクサク約定するので、安心してトレードすることが可能だ。
ECNのお試し用口座として利用したい方
海外FXのECN口座の中で口座開設ボーナスがあるのはXMのZERO口座のみ。
「今までECN口座を使ったことがない」
「ECN口座の使い心地を試したい」
「ECN口座の取引手数料の計算に慣れておきたい」
といった理由であれば、3,000円ボーナスを利用してECN口座の使い心地に慣れておくのはアリだ。
その後本気で取引コストを抑えて取引したいなら、よりスペックの良い他業者のECN口座に乗り換えれば良い。
XMのZERO口座に対するトリセツ管理人的総括
7項目で比較してきたが、XMのZERO口座は競合他社の低スプレッド口座に比べて「著しく劣ってはないものの、これといって突出したものはない」ということがわかったはずだ。
- ドル円平均0.6pipsと取引コストがべらぼうに安い
(Tradeview) - スキャルピング特化のcTraderに対応している
(Axiory、Tradeview) - FX通貨ペア以外も取引できる
(Axiory、Tradeview、TitanFX)
など他の低スプレッド口座には特色がある一方で、XMのZERO口座のスペックは小さくまとまっている。
「本気でスキャルピング・短期売買するための口座を探している」という人は、あえてXMのZERO口座を選ぶ必要はないだろう。
(参考:海外FXでスキャルピングにおすすめの業者を6つの基準で6つ厳選。安全な業者を紹介)
唯一褒められるところがあるとすれば”とっつきやすさ“。
初回入金は低スプレッド口座の中で最安値の1万円からでOKで、XMが初めてなら3,000円の未入金ボーナスまでついてくる。
またすでにXMの他口座を開設しているなら「追加口座開設&口座間資金移動」で、スグに取引を始められる。
どちらにせよ「海外FXで本腰入れてスキャルピングする前のウォーミングアップをしたい」という人であれば、利用してみてもいいだろう。
XMのZERO口座を利用する方法・手順
最後に、XMのZERO口座を利用する方法・手順を紹介していく。
すでにXMの口座を開設しているか否かで方法が変わるので、それぞれチェックしよう。
- ①まだXMで1つも口座を開設していない場合
- ②すでにXMで口座を開設している場合
①まだXMで1つも口座を開設していない場合
まだXMで口座を作ってない人は下記のページを順次参考に口座を開設して取引を始めてみてほしい。
②すでにXMで口座を開設している場合
すでにXMで取引している人なら追加口座開設&資金移動で10分もあればZERO口座を利用できる。
XMのZERO口座を追加開設する方法
まずXMマイページのサイドバーにある「追加口座を開設する」をクリック。
追加するZERO口座の詳細を入力すれば申請完了だ。
パスワード以外は選択式なので、1分もあれば全項目埋まる。パスワードは半角数字・小文字・大文字が全て少なくとも1つ以上必要なので気をつけてほしい。
たとえば「2018Torisetsu」なら全て入っているのでOKだ。
XMのZERO口座に資金移動する方法
マイページに戻って「資金振替」を選択。
表示される画面に、先程追加開設した口座情報と入金額を入力すれば手続き完了だ。
入金額は500円以上との記載があるが、ZERO口座の場合は上述の通り1万円以上になるので気をつけてほしい。
XMのサポート営業時間(平日24時間)内なら、即座に資金移動が反映される。
XMのZERO口座の詳細
- 最大レバレッジ
- 500倍
- 追証について
- ゼロカットシステム対応、追証なし
- 平均スプレッド
- ◎ ドル円0.1pips,ユーロドル0.1pips,ユーロ円0.6pips
- 約定スピード
- ◎ 非常に速い。滑りなし。
- 取引ツール
- MetaTrader 4
- 取引手数料
- 1lot(10万通貨)あたり1,000円
- ボーナス
- 適用外
- 口座通貨
- JPY,USD,EUR
- 商品
- FX:57種類
- 最低入金額
- 20,00円($200)
- 両建て取引
- 同一口座内での両建て取引は可能。他口座・他業者との両建て取引は禁止。
- 最低取引量
- 0.1LOT(10,000通貨)
- マージンコール水準
- 証拠金維持率50%以下
- ロスカット水準
- 証拠金維持率20%以下
- 1ポジションの最大保有数
- 500LOT(5000万通貨)
- 最大保有数
- 制限なし