「XMのスプレッドが広くて、取引する気が失せる」
管理人も初めてXMの存在を知った時、同じことを思った。
国内FXからの移籍組にとっては、とても許容できるものではないように思えるだろう。
しかし管理人は、現にXMのスプレッドを甘んじて受け入れ、今もメイン口座として付き合っている。
XMには4種類の口座タイプがあるが、まずXMのKIWAMI極口座は他の海外FX業者と比べて競争力があるほど狭い。
また豪華なボーナスに対応しているスタンダード口座・マイクロ口座でも、キャッシュバックを加味すれば公式HP記載のスプレッドよりも最大で0.67pips分取引コストが安くなる。
本記事を読んで、XMのスプレッドに対する固定観念を打ち破っていただければ幸いだ。
また全100種類以上の通貨ペア、商品CFD、資源CFD、インデックスのスプレッドを掲載しているので、取引前に確認してみてほしい。
XMの口コミ・評判が気になる方は関連記事もチェックしてほしい。
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本ページの記載事項一覧
XMのスプレッドの特徴
まず海外FX初心者の方に知っておいてほしいのは、XMのスプレッドは国内FX業者よりも広いということ。
後述しているが、国内FX業者で超低スプレッドを提供しているGMOやDMMFXと比べると、主要通貨ペアで1.0pips近く広くなっている。
XMは変動スプレッド制を採用している
FXのスプレッドには固定スプレッドと変動制スプレッドの2種類があり、XMは変動制スプレッドを採用している。
変動制スプレッド | 固定制スプレッド | |
---|---|---|
メリット | 時間帯によって低スプレッドで取引できる | 原則いつでも同じスプレッドで取引できる |
デメリット | 時間帯によってスプレッドが拡大する | 平常時のスプレッドが広め |
国内FX業者は固定スプレッドを採用しており、XMのように海外FX業者は変動制スプレッドを採用している(※一部海外FX業者でも固定スプレッドを採用している)。
一見すると原則一定の固定スプレッドの方が取引の戦略を立てやすそうだが、取引コストがかさむ可能性が高い。
変動コストを考慮しつつも、状況によってはかなり狭いスプレッドで取引できるXMの方が有利になるケースが多いだろう。
ZERO口座のスプレッドは狭い部類に入る
前提としてXMのZERO口座では、スプレッドとは別に取引手数料が発生するということに留意しておいてほしい。
手数料は1lot(10万通貨)の片道取引に500円、取引1回(往復取引)で1000円。
pips換算すると1.0pipsに相当する。
ポジションをクローズした際に口座残高から取引手数料が差し引かれる仕様だ。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
|
---|---|---|---|---|
手数料 | 700円 (0.70pips) ※1lot(10万通貨) あたり | 1,000円 (1.00pips) ※1lot(10万通貨) あたり | なし | なし |
ドル円 | 1.03pips (0.33pips) | 1.10pips (0.10pips) | 1.50pips | 2.00pips |
ユーロ円 | 1.44pips (0.74pips) | 1.60pips (0.60pips) | 1.70pips | 2.00pips |
ポンド円 | 2.15pips (1.45pips) | 2.10pips (1.10pips) | 2.70pips | 7.00pips |
豪ドル円 | 1.82pips (1.12pips) | 2.00pips (1.00pips) | 2.10pips | 5.00pips |
ユーロドル | 0.90pips (0.20pips) | 1.10pips (0.10pips) | 1.30pips | 2.00pips |
ポンドドル | 1.27pips (0.57pips) | 1.60pips (0.60pips) | 1.90pips | 3.00pips |
豪ドル米ドル | 1.22pips (0.52pips) | 1.40pips (0.40pips) | 2.10pips | 4.00pips |
表を見ればわかるように、XMのZERO口座のスプレッドは競合他社と比較しても狭い部類。TitanFXと比較しても、遜色ないレベルだ。
XMの利用を考えているスキャルピングトレーダーはZERO口座を利用しよう。
マイクロ口座・スタンダード口座の実質コストは表示スプレッドよりも安くなる
マイクロ口座・スタンダード口座の平均スプレッドは以下の通り。
項目 | ![]() |
---|---|
手数料 | なし |
ドル円 | 2.00pips |
ユーロ円 | 2.70pips |
ポンド円 | 5.40pips |
豪ドル円 | 4.80pips |
ユーロドル | 1.90pips |
ポンドドル | 2.60pips |
豪ドル米ドル | 2.50pips |
上述したZERO口座に比べると平均して0.5~1.0pips前後の開きがあり、そこまで狭いとは言えない。
しかしXMのマイクロ口座・スタンダード口座は、キャッシュバックの意味合いを持つ「XMロイヤルティプログラム」の対象だ。
取引量ごとにXMPというポイントが貯まる制度。
貯まったXMPは「XMP÷3ドル」でボーナスに換金できる。
※ZERO口座はロイヤルティプログラム対象外
貯まるポイントは口座開設からの期間に応じたステータスによって異なり、最大で20XMP/lotになる。
(※1lot=10万通貨)
- Executive(10XMP/lot) = 初回取引完了後
- Gold(13XMP/lot) = Executiveレベルスタートから30日後
- Diamond(16XMP/lot) = Executiveレベルスタートから60日後
- Elite(20XMP/lot) = Executiveレベルスタートから100日後
このXMPを「ボーナスに換金する」という前提なら、XMのスプレッドは事実上狭くなるのだ。
【Elite(20XMP/lot)の場合 】
1lotあたり20XMPを獲得
→20XMPは約6,7ドル相当なので、1lotあたり約6,7ドルのボーナス換金の権利獲得
→6.7ドル/lotは0.67pipsに相当
→ボーナス換金を加味すると、約0.67pipsスプレッドが狭い状態で取引しているのと同じになる
口座開設からの期間に応じたスプレッドの圧縮値は以下の通り。
グレード | スプレッド圧縮目安 |
---|---|
EXCUTIVE (口座開設から~29日) | 約0.34pips |
GOLD (口座開設から30日以上) | 約0.43pips |
DIAMOND (口座開設から60日以上) | 約0.53pips |
ELITE (口座開設から100日以上) | 約0.67pips |
キャッシュバックを加味して計算し直すと、XMのマイクロ口座・スタンダード口座のスプレッドは次のようになる。
マイクロ口座・スタンダード口座のスプレッド
(キャッシュバック加味)
項目 | ![]() |
---|---|
手数料 | なし |
ドル円 | 1.33~1.66pips |
ユーロ円 | 2.03~2.36pips |
ポンド円 | 4.73~5.06pips |
豪ドル円 | 4.13~4.46pips |
ユーロドル | 1.23~1.56pips |
ポンドドル | 1.93~2.26pips |
豪ドル米ドル | 1.83~2.16pips |
MT4やMT5に表示されるスプレッドよりも実質安いコストで取引できるのが特徴だ。
XMのポイント制度「ロイヤルティプログラム」については、有効活用方法含めて下記のページで詳しく解説している。
KIWAMI極口座は業界最狭レベルの低スプレッド
XMのKIWAMI極口座は海外FX業界トップレベルに狭いスプレッドを提供している。
XM KIWAMI極口座 | HFM ゼロ口座 | Exness ロースプレッド口座 | |
---|---|---|---|
USDJPY | 0.6 | 0.7 | 0.7 |
EURJPY | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
GBPUSD | 0.6 | 0.9 | 0.8 |
EURUSD | 0.6 | 0.7 | 0.7 |
AUDUSD | 0.9 | 1.3 | 1.0 |
GBPJPY | 1.5 | 1.8 | 1.2 |
極口座は他社のロースプレッド口座よりも低いスプレッドを提供している。
さらに他社のロースプレッド口座はスプレッドに加えて取引手数料が掛かるが、極口座を利用すればよりお得に取引が可能。
スプレッドは取引回数が多いほどコストとして掛かってしまうため、さまざまな通貨ペアで1日に何度も取引を行う人は極口座がおすすめだ。
XMのスプレッドの単位と計算方法
XMのスプレッドの単位と計算方法を紹介していく。
スプレッドの単位
XMのように海外FX業者のスプレッドの単位は「pips」を用いる。
XM | 国内FX業者 | |
---|---|---|
単位 | pips | 銭 |
0.01円 | 1pips | 1銭 |
0.1円 | 10pips | 10銭 |
1円 | 100pips | 100銭 |
上記の表のように、XMは「pips」国内FX業者は「銭」を用いている。
基本的に、円が関係する通貨ペアは「銭」を用いることが特徴だ。
スプレッドの計算方法
XMのスプレッドを日本円に換算する計算式は以下の通りだ。
上記のように、スプレッドの金額は取引する通貨量によって異なる。
たとえばドル円スプレッド1.6pipsの際に50万通貨(5ロット)でエントリーする場合は「50万×0.0001×100円(為替レート)×1.6」で1,600円だ。
pipsの計算方法については、下記のページでも詳しく解説しているので参考にしてほしい。
XMの主要通貨ペア平均スプレッド一覧【競合他社との比較アリ】
冒頭でも述べたが、XMには【マイクロ口座】【スタンダード口座】【ZERO口座】の3口座が用意されている。
XMの口座タイプ比較
項目 | ![]() マイクロ口座 | ![]() スタンダード口座 | ![]() ZERO口座 | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|---|
ボーナス | 100%入金ボーナス 3000円未入金ボーナス XMPロイヤリティプログラム | 3000円未入金ボーナス | ||
注文方式 | STP | ECN | OTC | |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 | 1000倍 |
1lot単位 | 1,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最大取引量 (1ショットあたり) | 100,000通貨 (100lot) | 5,000,000通貨 (50lot) | 5,000,000通貨 (50lot) | 5,000,000通貨 (50lot) |
最小取引単位 | MT4:10通貨 (0.01lot) MT5:100通貨 (0.1lot) | 1,000通貨 (0.001lot) | 1,000通貨 (0.01lot) | 1,000通貨 (0.01lot) |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
取引手数料 | なし | なし | 1.0pips/取引 | なし |
スプレッド | ドル円平均 1.6pips | ドル円平均 1.6pips | ドル円平均 0.1pips | ドル円平均 0.6pips |
FX通貨ペア | 55種類 | 55種類 | 54種類 | 55種類 |
CFD取引ペア | 32種類 | 32種類 | なし | 32種類 |
貴金属取引ペア | 4種類 | 4種類 | 2種類 | 4種類 |
最大保有 ポジション数 | 200ポジション ※同一アカウント内で保有している全口座のトータルポジション数 |
- ボーナス非対応だが、手数料を加味してもスプレッドが狭いZERO口座
- ボーナスがもらえるが、スプレッドがやや広めのマイクロ口座・スタンダード口座
(マイクロ口座とスタンダード口座のスプレッドは同じ)
スプレッドとボーナスに着目すると、上記の2つに分けることができる。
以下では平均スプレッド※の数値で、各口座のスペックを見ていこう。
※後に記載するリアルタイムスプレッドを見ればわかるが、XMが採用しているのは変動スプレッド制。
刻一刻と変化するスプレッドを公平に比較するために、各海外FX業者がHPで公開しているスプレッドの平均値で比較することにした。
【通貨ペア・商品別】XMのスプレッド一覧
下記ではXMで取引できる全通貨ペア・CFDのリアルタイムスプレッドを撮影して掲載している。
日本時間で2019年6月21日の22時頃に10秒間撮影したが、XMが公表している平均スプレッドよりは狭い印象だった。
たとえばドル円での平均スプレッドとリアルタイムスプレッドの差は以下の通り。
- 平均スプレッド
→2.0pips - リアルタイムスプレッド
→1.6pips~1.7pipsを推移
平均スプレッドよりも0.4pips程度狭いスプレッドを表示していた。
またスプレッドの見方もあわせて解説しているので参考にしてほしい。
■XMで取引できる商品一覧
![]() | ![]() |
|
---|---|---|
メジャー通貨ペア | 対応 | 対応 |
マイナー通貨ペア | 対応 | 対応 |
エキゾチック通貨ペア | 対応 | 対応 |
貴金属 | 対応 | 対応 |
インデックス(株価指数) | 対応 | 非対応 |
先物CFD | 対応 | 非対応 |
仮想通貨 | 対応 | 非対応 |
メジャー通貨ペアのスプレッド
【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsがスプレッドになる。(17→1.7pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
【ZERO口座のリアルタイムスプレッド】

別途1.0pipsの手数料がが発生
メジャー通貨ペアの平均スプレッド
通貨ペア | マイクロ・スタンダード口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 往復1.0pips |
EUR/USD | 1.6pips | 1.1pips |
USD/JPY | 1.6pips | 1.1pips |
GBP/USD | 2.3pips | 1.4pips |
USD/CHF | 2.4pips | 1.5pips |
USD/CAD | 2.1pips | 1.6pips |
AUD/USD | 1.8pips | 1.3pips |
NZD/USD | 3.0pips | 1.8pips |
(※)ゼロ口座のスプレッドは「取引手数料+スプレッド」の値を記入
マイナー通貨ペアのスプレッド
【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsがスプレッドになる。(34→3.4pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
【ZERO口座のリアルタイムスプレッド】

別途1.0pipsの手数料が発生
マイナー通貨ペアの平均スプレッド
通貨ペア | マイクロ・スタンダード口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 往復1.0pips |
AUD/CAD | 3.2pips | 2.3pips |
AUD/CHF | 3.5pips | 1.6pips |
AUD/JPY | 3.0pips | 1.8pips |
AUD/NZD | 4.5pips | 2.1pips |
CAD/CHF | 3.7pips | 2.4pips |
CAD/JPY | 3.4pips | 2.1pips |
CHF/JPY | 3.4pips | 2.5pips |
EUR/AUD | 4.0pips | 2.0pips |
EUR/CAD | 3.6pips | 2.5pips |
EUR/CHF | 2.9pips | 1.8pips |
EUR/GBP | 2.0pips | 1.8pips |
EUR/JPY | 2.6pips | 1.6pips |
EUR/NZD | 6.7pips | 3.2pips |
GBP/AUD | 3.9pips | 3.0pips |
GBP/CAD | 5.2pips | 3.2pips |
GBP/CHF | 4.0pips | 2.6pips |
GBP/JPY | 3.5pips | 2.1pips |
GBP/NZD | 8.0pips | 5.0pips |
NZD/CAD | 5.0pips | 2.9pips |
NZD/CHF | 5.0pips | 2.8pips |
NZD/JPY | 5.0pips | 2.2pips |
(※)ゼロ口座のスプレッドは「取引手数料+スプレッド」の値を記入
エキゾチック通貨ペアのスプレッド
【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsがスプレッドになる。(233→23.3pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
【ZERO口座のリアルタイムスプレッド】

別途1.0pipsの手数料が発生
「エキゾチック通貨ペアのスプレッド、めっちゃ広くない?」と感じた人もいるだろうが、これはXMに限った話ではない。
取引量が少ない通貨ペアは、流動性を担保するためにスプレッドが広がってしまうもの。
たとえば上述した低スプレッド業者TitanFXでも、USDZARの平均スプレッドは36.69pipsである。
エキゾチック通貨ペアの平均スプレッド
通貨ペア | マイクロ・スタンダード口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 往復1.0pips |
CHF/SGD | 25.0pips | 17.0pips |
EUR/DKK | 23.0pips | 8.0pips |
EUR/HKD | 33.0pips | 11.0pips |
EUR/HUF | 30.0pips | 19.0pips |
EUR/NOK | 69.7pips | 30.4pips |
EUR/PLN | 47.0pips | 28.0pips |
EUR/RUB | 450.0pips | 281.0pips |
EUR/SEK | 50.0pips | 23.0pips |
EUR/SGD | 16.3pips | 10.0pips |
EUR/TRY | 20.0pips | 24.0pips |
EUR/ZAR | 150.0pips | 107.0pips |
GBP/DKK | 49.0pips | 21.0pips |
GBP/NOK | 80.0pips | 62.0pips |
GBP/SEK | 90.0pips | 48.0pips |
GBP/SGD | 20.0pips | 14.0pips |
NZD/SGD | 20.0pips | 6.0pips |
SGD/JPY | 20.0pips | 6.7pips |
USD/CNH | 2.7pips | - |
USD/DKK | 30.0pips | 8.9pips |
USD/HKD | 2.8pips | 1.5pips |
USD/HUF | 25.0pips | 15.0pips |
USD/MXN | 110.0pips | 51.0pips |
USD/NOK | 55.0pips | 31.0pips |
USD/PLN | 35.0pips | 25.0pips |
USD/RUB | 420.0pips | 291.0pips |
USD/SEK | 49.0pips | 25.9pips |
USD/SGD | 20.0pips | 7.5pips |
USD/TRY | 18.0pips | 16.0pips |
USD/ZAR | 14.0pips | 10.0pips |
(※)ゼロ口座のスプレッドは「取引手数料+スプレッド」の値を記入
貴金属のスプレッド
スプレッドはFX通貨ペア同様に【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsになる。(GOLD=37→3.7pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
【ZERO口座のリアルタイムスプレッド】

別途1.0pipsの手数料が発生
貴金属の平均スプレッド
銘柄 | 平均スプレッド |
---|---|
GOLD | 3.5pips |
SILVER | 3.6pips |
インデックス(株価指数)のスプレッド
※先物CFDが取引できるのはマイクロ口座かスタンダード口座のみ。
スプレッドは【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】指数ポイントになる。
例えばUS30Cash(ダウ)の場合、400→40指数ポイント。
FX通貨ペアで言うところのスプレッドでいうと4.0pipsだ。
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
インデックスの最小スプレッド
銘柄 | 最小スプレッド |
---|---|
AUS200Cash | 30.0pips |
CHI50Cash | 1.6pips |
EU50Cash | 21.0pips |
FRA40Cash | 18.0pips |
GER30Cash | 20.0pips |
GRE20Cash | 30.0pips |
HK50Cash | 1.4pips |
IT40Cash | 1.3pips |
JP225Cash | 1.2pips |
NETH25Cash | 6.0pips |
POL20Cash | 0.3pips |
SINGCash | 6.0pips |
SPAIN35Cash | 0.7pips |
SWI20Cash | 50.0pips |
UK100Cash | 15.0pips |
US100Cash | 20.0pips |
US30Cash | 20.0pips |
US500Cash | 7.0pips |
先物CFD(エネルギー・食品などの商品CFD)のスプレッド
※先物CFDが取引できるのはマイクロ口座かスタンダード口座のみ。
スプレッドはFX通貨ペア同様に【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsになる。(OIL-APR18=5→0.5pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
先物CFDの最小スプレッド
銘柄 | 最小スプレッド |
---|---|
PALL | 40.0pips |
PLAT | 30.0pips |
BRENT | 0.5pips |
GSOIL | 15.0pips |
NGAS | 3.0pips |
OIL | 0.5pips |
OILMn | 0.5pips |
CHI50 | 1.8pips |
EU50 | 30.0pips |
FRA40 | 30.0pips |
GER30 | 40.0pips |
JP225 | 2.4pips |
SING | 9.5pips |
SWI20 | 60.0pips |
UK100 | 30.0pips |
US100 | 45.0pips |
US30 | 60.0pips |
US500 | 11.0pips |
USDX | 5.0pips |
仮想通貨(ビットコイン)のスプレッド
※仮想通貨が取引できるのはマイクロ口座かスタンダード口座のみ。プラットフォームはMT5のみ対応。2018年3月11日現在は取扱停止している。
スプレッドは【「スプレッド」表記の数値】×【0.001】pipsになる。(BTCUSD=72800→72.8pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
仮想通貨の最小スプレッド
銘柄 | 最小スプレッド |
---|---|
BTC/USD | 60 |
BCH/USD | 5 |
ETH/USD | 3.6 |
LTC/USD | 0.6 |
XRP/USD | 0.0038 |
XMのスプレッドをリアルタイムで確認する方法
まだXMで会員登録していない場合でも、公式HPでリアルタイムのスプレッドを確認できる。
以下が日本時間朝8時頃に表示されているスプレッドだ。
スプレッドの数値は15分毎に更新され、約1時間前のデータを確認できるようになっている。
XMのスプレッドの注意点
上述してきたXMのリアルタイムスプレッドは、正直に言うと「安定して狭くなりやすい時間帯」で撮影したものだ。
撮影時刻である平日の深夜(22時~翌2時)は「ゴールデンタイム(※)」と呼ばれる取引が活発で注文がバンバン通る時間帯。
(※)ニューヨーク市場とロンドン市場の開場が重なる時間帯
逆に取引量が少なかったり、取引の流動性が損なわれる(売り注文と買い注文の量が大きく乖離している)時間帯は、スプレッドが広がるので注意しよう。
(※最初に記載した「平均スプレッド」は、スプレッドの広がりを織り込んだ数値になっている)
- 重要な経済指標が発表されるタイミング
- 日本時間で朝6時~朝7時
重要な経済指標が発表されるタイミングはスプレッドが広がる
具体的には以下のような指標が発表されたり、決定がなされたタイミングだ。
- 非農業者部門雇用統計(アメリカ)
- ADP雇用統計(アメリカ)
- ISM景況指数(アメリカ)
- 米FOMC政策金利発表(アメリカ)
- GDP成長率(アメリカ)
- 消費者物価指数(CPI)(アメリカ)
- 新築住宅販売件数・中古住宅販売件数(アメリカ)
- 日銀金融政策決定会合(日本)
- 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表(EU)
- その他各国の政策金利発表・GDP・雇用統計
為替レートが大きく変動して取引の流動性が損なわれるので、スプレッドが広がりやすい傾向がある。
例えば、おおかた「アメリカの景気が悪くなる」と予想がされている中、ドルを積極的に買いたいと思う投資家や金融機関は少ない。
一方でドルを今のうちに売っておきたいと考えるトレーダーは増えることになる。
FX市場が供給過多になってしまい、注文がマッチングしずらくなるため、スプレッドが広がってしまうのだ。
(当然約定スピードも落ちる)
経済指標の発表時間は以下のカレンダーが見やすくまとめられているのでチェックしてほしい。
→Yahoo!JAPAN ファイナンス「経済指標カレンダー」
日本時間で早朝5時~7時はスプレッドが広がる
日本時間で朝7時までの時間帯は、全為替市場の50%以上を占めるニューヨーク市場・ロンドン市場・日本市場がクローズ状態。
取引量が著しく減るので、スプレッドが広がる傾向にある。
例えば「ドル円を100円で買いたい」と注文を出しても、そのレート付近で反対注文がないケースが起こり得る。
この時注文を成立させるために、仕方なく「ドル円を120円で売りたい」という金融機関とのマッチングが起こり、スプレッドが広がってしまうのだ。
逆に夜19時から21時にかけてスプレッドはどんどんタイトになっていき、夜21時~2時の間はどの通貨ペアでもスプレッドが平均値よりも縮小する傾向がある。
実際にスプレッドは最大でどのくらい広がるのか
XMのスプレッドは市場原理によって定まるので、一概に「どのくらいまで広がるか」はわからない。
ただ管理人の経験則に基づくと、上述したリアルタイムスプレッドの1.5倍~2倍程度に広がることが多いイメージだ。
たとえばゴールデンタイムに1.6pips~1.7pipsを推移しているドル円は、早朝や経済指標発表時に、だいたい2.4pips~3.4pipsくらいにまで広がる恐れがある。
スプレッドの支払いが気になる人は、スプレッドが広がる時間帯での取引は避けて平日深夜に取引するようにしよう。
XMのスプレッドに関するQ&A
最後にXMのスプレッドに関するよくあるQ&Aを紹介する。
XMでスプレッドを表示するには?
XMのスプレッドは、スマホでも確認できる。
表示する手順は以下の通り。
- XMTradingアプリを起動し、「気配値」をタップ
- 「気配値」よりスプレッドを確認したい銘柄をタップ
- チャート画面が表示されたら、上部の「売り」と「買い」の間にスプレッドが表示される
XMの最小スプレッドは?
XMの最小スプレッドは、ゼロ口座の0.1pips。
しかしゼロ口座は手数料が高いので、もろもろ加味するとKIWAMI極口座の0.6pipsが最小スプレッドと考えるのがいいだろう。
業界でも最小水準なので、初めての海外FX取引に向いているぞ。
XMのドル円の平均スプレッドは?
XMの米ドル円(USD/JPY)の平均スプレッドは、スタンダード・マイクロ口座で1.6pips、KIWAMI極口座で0.6pips、ゼロ口座で0.1pipsとなっている。
海外FX業者の中でも平均的な数値だ。
いつがXMのスプレッドが広い時間ですか?
日本時間で朝5時から7時までの時間帯は、全為替市場の50%以上を占めるニューヨーク市場・ロンドン市場・日本市場がクローズ状態。
そのためスプレッドが広い時間帯となっている。
取引をするなら、平日の深夜(22時~翌2時)の「ゴールデンタイム」がおすすめだ。
XMのMT4とMT5でスプレッドが変わる?
どのプラットフォームや環境で取引しようが、XMのスプレッドは変わらない。
- MT4かMT5か
- ブラウザ版かデスクトップ版かスマホアプリか
上記に関わらず、基本的にXMのスプレッドは同じだ。
取引サーバーが異なる場合は通信速度に差がでるので、表示されるスプレッドが異なる場合があるが、スプレッドの値に大きく差が出ることはない。
XMのスプレッドまとめ
以上がXMのスプレッドに関する管理人の所感及び、全通貨ペア・全商品のスプレッドだ。
繰り返しになるが「ボーナスはいらない、スプレッドにこだわりたい」という人は、KIWAMI極口座を開設するのがベター。
またマイクロ口座・スタンダード口座を利用する場合でも、ロイヤルティプログラムを加味すれば表示スプレッドよりも実質コストは安くなる。
スプレッドがネックでXMでの口座開設に足踏みしていた人も、これを機に一歩踏み出していただければ幸いだ。
海外FX業者のスプレッドは下記ののページで徹底比較している。