FXDDは2002年にアメリカ・ニューヨークで創業された老舗の海外FXブローカー。
海外FX業者の中でも日本市場進出の先駆け的存在であり、最も早く日本語サポートを開始している。
2010年の国内FXレバレッジ規制の際には、かなりの日本人トレーダーがFXDDで口座を開設したほどだ。
海外FXに多少なり精通していれば、耳にしたことがある”超”有名ブローカーといえよう。
ここまで聞くと優良業者っぽくあるが、管理人はFXDDの利用をオススメしていない。
- ゼロカットシステムの約束を反故にして追証請求した過去
- ライセンス無登録での運営
- 顧客資産が分別管理のみ
上記のように、FXDDは海外FX業者として”信頼性が著しく低い“のだ。
身近な友人がFXDDを利用しようとしていれば「やめておけ」と止めるだろう。
本記事ではFXDDについて管理人が知り得る限りの情報を記載している。
FXDDの利用を考えている方は、本記事を参考にFXDDを利用するかどうか決めてほしい。
(※)管理人オススメの海外FX業者
管理人のオススメ海外FX業者が知りたい方は『海外FX業者おすすめ比較ランキング!日本人トレーダーに人気の13社を徹底解説』を参考にしてほしい。
初心者にもわかりやすく、タイプ・目的別に1番オススメできる業者を紹介している。
FXDDの評判は最悪?ゼロカットシステム(追証なし)の約束を反故にした
管理人がFXDDを絶対的にオススメできない原因となったのが「ゼロカットシステムの反故」だ。
ゼロカットシステムとは「相場の変動によってマイナスになった口座残高をゼロに戻してくれる」という海外FXの神システム。
もっと噛み砕くと”トレーダーの追証をナシにして(海外FX業者が肩代わりして)、投資金以上の損失を防ぐ”ための制度だ。
(参考:海外FXの”追証なし”の「ゼロカットシステム」とは?デメリットやリスクにも言及した。)
ゼロカットシステムは海外FXを語る上で絶対に外せないサービスで、ほとんどの海外FX業者で採用されている。
当然FXDDでもゼロカットシステムは採用されていた。
誰もが安心してFXDDを利用していたわけだが、そんな折FXDDの信頼性を地に堕としたのが2015年のスイスフランショックだ。
FXDDはスイスフランショックでトレーダーに多額の追証を負わせた
スイスフランショックでは、国内外問わず多数のFXトレーダーに追証が発生した。
国内FXだけでいうと個人・法人合わせて約34億円もの追証が発生している。
(参考:一般社団法人 金融先物取引業協会『モニタリング関連資料』)
この事態を受けて、ゼロカットシステムを採用していた海外FX業者ではゼロカットが執行され、顧客のマイナス残高は0に戻された。
管理人もこの時ほどゼロカットシステムを神だと思ったことはない。
しかしFXDDはゼロカットシステムを執行しなかったのだ。
FXDDがゼロカットシステムを執行しなかった言い分が以下。
「今回はサービスの範囲を超えておりますため、顧客同意書上、弊社サービスのご利用にはマイナス額をご入金いただく必要がございます。」
わかりやすく言うと「ゼロカットシステムは同意書にも書いてない”好意のサービス”でしかない。今回のスイスフランショックでは追証が発生しすぎたから、流石にゼロカットのサービスは適用してあげれない。追証払って。」とのことだ。
控えめに言って”クソダメすぎる対応“と言える。
確かに同意書には書いていないので、いつでもナシにできるサービスだったと言われればこちらは何もできない。
だが公式HPに堂々と記載していたサービスを自社の都合で勝手に反故にし、顧客に責任を負わせるとは言語道断。
管理人は全くもってFXDDを信用することはできなくなった。
FXDDの利用を考えている人は”FXDDは自社がやばくなったら顧客を裏切る・いつでも追証が発生する“というリスクの中で取引しなければならないことを肝に命じてほしい。
(※)FXDDではゼロカットシステムが完全廃止にこの一件以降FXDDではゼロカットシステムが廃止となっている。
一度反故にしておいて、その後ものうのうとゼロカットありと言われても信用できるわけはないので当然ではあるが…。
今後もFXDDを利用する方は、口座残高がマイナスになったら確実に追証請求されることになるので注意しよう。
FXDD以外の海外FX業者はゼロカットを執行していた
スイスフランショックの際、FXDDを除く海外FX業者はゼロカットシステムを実行していた。
この事実もFXDDのダメっぷりを浮き彫りにすることに一役買っている。
※XMのスイスフランショックへの対応。しっかりとゼロカットを執行して顧客を守った。
※Axioryもスイスフランショックでマイナス残高になったトレーダーにゼロカットシステムを執行している。
顧客保護の精神に基づいた素晴らしい対応と言える。
FXDDのようなゼロカット反故とは真逆だ。
今後FXを続けていく中で、スイスフランショックのような有事の際にマイナス残高になる可能性は誰にでもあるだろう。
何百万・何千万という追証を事前に防ぎたいのであれば、過去の有事でゼロカットを執行してくれた信頼できる業者を選ぶことをオススメしたい。
(※)管理人オススメの海外FX業者
管理人のオススメ海外FX業者が知りたい方は『海外FX業者おすすめランキング14選!日本人トレーダーが使う人気の会社を徹底比較』を参考にしてほしい。
FXDDの8つの弱み・デメリット
上述した「ゼロカットの約束を反故にした」というだけでも、FXDDは利用しないほうが良いのは明らかだ。
その上、他にもFXDDには見過ごせないデメリットがある。
- 金融ライセンスの認可を受けていない
- 口座維持費がかかる
- 同月の2回目以降の銀行出金で手数料がかかる
- スプレッドがスタンダード口座・プレミアム口座問わず広い
- ロスカット水準が証拠金維持率50%以下と辛め
- 最低入金額が高い
- 入金の反映処理が遅い
- 顧客資産が分別管理のみ
金融ライセンスの認可を受けていない
FXDDは驚くべきことに現在金融ライセンスを1つも所持していない可能性がある(※)。
管理人も公式HPを血眼になって探したが、どこにも金融ライセンスの記載を見つけられなかった。
「金融ライセンス=運転免許証」のようなものなので、ライセンス未所持の業者はかなり危険だ。
無免許運転の車に自分から乗りにいくようなもの…というと危険度がわかるだろう。
過去の話だが、FXDDは合計3つのライセンスを保持していた。
- MFSA(マルタ金融庁)
- CFTC(米国商品先物取引委員会)
- NFA(全米先物協会)
これらはすべて公式HPに記載されていたので、認可を受けていたのは間違いない。
しかし今では公式HPにこれらのライセンス認可を受けていることは一切記載されていないのだ。
海外FX業者の”運転免許証”たるライセンスをすべて失ってなお、無免許運転を続けているFXDDには空いた口が塞がらない。
(※)「可能性がある」と表現した理由
現在FXDDは北大西洋にあるバミューダ諸島で運営されている。
公式HPにはバミューダ金融庁に登録されているという文言はあるものの、どこにもライセンス番号等を記載していない。
普通ライセンスを持っている業者はライセンス番号まで記載しているものだが、これは明らかにおかしい。
ライセンスを持っていれば堂々と公式HPに記載するだろうし、ライセンス番号を記載していない以上“持っていない前提”で考えておいたほうが良いだろう。
口座維持費がかかる
FXDDでは1月1日・4月1日・7月1日・10月1日時点で、直近3ヶ月(90日間)トレード履歴がないと30$(3,000円)の口座維持費がかかってしまう。
ただし口座残高がない(0円)場合は維持費は引かれない。
残高が30$以下の場合は、残高はマイナスではなく0円ピッタリになるように引かれる。
毎月必ずトレードするのであれば問題ないが、副業でFXをしている方なら3ヶ月取引しないこともザラにあるだろう。
FXDDで3ヶ月以上取引する予定がないなら、すべての口座資金を出金しておかなければならないのは面倒にも程がある。
同月の2回目以降の銀行出金で手数料がかかる
FXDDでは同月で2回目の出金以降に、毎回40$(4,000円相当)の手数料がかかってしまう。
(月の初回出金では手数料無料)
そのため海外送金で絶対にかかるリフティングチャージ約4,000円と合わせると、1回の出金につき合計8,000円もの手数料がかかることになる。
また出金回数に関わらず、出金額が100$(1万円)以下の場合は25$(2,500円相当)の手数料がかかるのも痛いポイント。
こちらは銀行送金のみならずクレジットカード出金でもかかるので注意だ。
FXDDではこまめな出金や少額の出金をしてしまうと、かなり手数料で損してしまう。
できるだけ1回でまとまった金額を出金しなければならない。
bitwalletを使えば出金手数料は抑えられる
ただしFXDDはbitwalletに対応しているので、bitwalletを利用すれば出金手数料を抑えられる。
【bitwalletでかかる出金手数料】
・FXDD→bitwallet:無料
・bitwallet→銀行口座:一律777円
bitwalletで出金する場合は、いくら出金しても一律777円しかかからない。
銀行出金で手数料をムダにしたくなければ、事前にbitwalletのアカウントを開設しておこう。
口座開設は無料で、30分もあれば余裕で開設できる。
スプレッドがスタンダード口座・プレミアム口座問わず広い
FXDDはスタンダード口座(STP)・プレミアム口座(ECN)問わず、かなりスプレッドが広い。
スプレッドに重点を置いて業者選びしているのなら、まったくオススメできないレベルだ。
【FXDDのスタンダード口座(STP)と他業者のSTP口座との比較】
通貨ペア | FXDD | TitanFX | Axiory | XM |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 2.3pips | 1.33pips | 1.5pips | 1.6pips |
AUD/JPY | 3.5pips | 2.12pips | 2.1pips | 3.0pips |
EUR/JPY | 3.0pips | 1.74pips | 1.7pips | 2.6pips |
GBP/JPY | 3.8pips | 2.45pips | 2.7pips | 3.5pips |
EUR/USD | 1.8pips | 1.20pips | 1.3pips | 1.6pips |
GBP/USD | 2.6pips | 1.57pips | 1.9pips | 2.3pips |
AUD/USD | 1.8pips | 1.52pips | 2.1pips | 1.8pips |
【FXDDのプレミアム口座(ECN)と他業者のECN口座との比較】
FXDD | TitanFX | Axiory | XM | |
---|---|---|---|---|
取引手数料 | 往復0.598pips~0.998pips | 往復0.7pips | 往復0.6pips | 往復1.0pips |
USD/JPY | 1.898pips (1.3pips) | 1.03pips (0.33pips) | 1.10pips (0.50pips) | 1.10pips (0.10pips) |
AUD/JPY | 2.398pips (1.4pips) | 1.82pips (1.12pips) | 1.50pips (0.90pips) | 1.80pips (0.80pips) |
EUR/JPY | 2.398pips (1.8pips) | 1.44pips (0.74pips) | 1.30pips (0.70pips) | 1.60pips (0.60pips) |
GBP/JPY | 7.898pips (7.3pips) | 2.15pips (1.45pips) | 2.30pips (1.70pips) | 2.10pips (1.10pips) |
EUR/USD | 1.598pips (1.0pips) | 0.90pips (0.20pips) | 0.90pips (0.3pips) | 1.10pips (0.10pips) |
GBP/USD | 1.998pips (1.4pips) | 1.27pips (0.57pips) | 1.50pips (0.90pips) | 1.40pips (0.40pips) |
AUD/USD | 1.298pips (0.7pips) | 1.22pips (0.52pips) | 1.20pips (0.60pips) | 1.30pips (0.30pips) |
【※】ECN口座のスプレッド表示方法について
ECNでは業者のマークアップなしの”生のスプレッド”が表示される代わりに、別で業者に支払う取引手数料がかかる。
上の表では「生のスプレッド+取引手数料の値」を記載した。生のスプレッドの値については()内に記載している。
なおFXDDのプレミアム口座の取引手数料は通貨ペアによって変動する。
EUR/USD,GBP/USD,USD/JPY,USD/CHF,AUD/USD,EUR/JPY,GBP/JPYは往復0.598pips。
それ以外の通貨ペアは往復0.998pips。
見ての通り、スプレッドに力を入れている業者と比べるとあまりに広いスプレッドなのがわかるだろう。
このスプレッド水準ではスキャルピングはもちろん、デイトレでも大きなネックになってしまう。
正直FXDDは一昔前の海外FX業者のスプレッド水準で、今の海外FX業者のスプレッド水準と比べると使い物にならない。
スプレッドの低い業者を探しているなら以下の記事を参考にしてほしい。
ロスカット水準が証拠金維持率50%以下と辛め
FXDDのロスカット水準(※)は証拠金維持率50%以下。
2018年8月1日以前は証拠金維持率100%以下だったことを考えると、ある程度改善してはいる。
しかし他の海外FX業者のほとんどが証拠金維持率20~30%に設定していることを考えるとまだ若干辛い。
【2万円入金してドル円(100円/ドル)でフルレバ8万通貨エントリーした場合】
●ロスカット水準20%の業者
許容できる含み損:約-18,000円
許容できる逆行pips:約22pips
●ロスカット水準50%の業者
許容できる含み損:約-15,000円
許容できる逆行pips:約19pips
※ちなみにロスカット水準100%以下でフルレバエントリーすると、ポジった瞬間にスプレッドが引かれて証拠金維持率100%を割ってしまう。
つまり証拠金維持率100%以下だと、そもそもフルレバエントリーはできない。
ロスカット水準が高いほど耐えれる含み損・逆行pipsが少なくなってしまう。
特に少額入金でハイレバ一発狙いの人だとロスカット水準の高さはネックになりがち。
FXDDの証拠金維持率50%も格別高すぎるわけではないが、せめて30%以下まで下げてほしいものだ。
(※)ロスカット水準とは
業者ごとに定められている”強制ロスカットライン”がロスカット水準だ。
ロスカット水準は証拠金維持率に基づいて設定される。
証拠金維持率は「有効証拠金(口座残高-含み損)÷必要証拠金×100(%)」で求められる。
証拠金維持率がロスカット水準に達すると、トレーダーの意志に関係なくロスカットされるので注意が必要だ。
当然ロスカット水準が低いほど、ロスカットまで許容pipsが増えるのでロスカットされづらくなる。
最低入金額が高い
FXDDの最低入金額はスタンダード口座で250$(25,000円相当)、プレミアム口座で1,000$(10万円相当)と高めの設定になっている。
まずは少額の入金をして小ロットの運用をしたい方にとってはハードルが高い。
最低入金額を気にするのであれば、最低入金額10,000円以下の業者を選ぶのがオススメだ。
海外FX業者名 | 最低入金額 |
---|---|
FBS | 1$(100円相当) |
XM | 5$(500円相当) |
HotForex | 5$(500円相当) |
LANDFX | 100$(1万円相当) |
iFOREX | 100$(1万円相当) |
入金の反映処理が遅い
FXDDは入金処理がとにかく遅い。
クレジットカードや国内銀行送金だと即時~30分以内に口座に反映されるのがスタンダードだ。
しかしFXDDの場合、即日で反映される入金方法が1つもない。
入金方法 | 口座への反映時間 |
---|---|
クレジットカード | 1営業日 |
国内銀行送金 | 1営業日 |
mybitwallet | 1営業日 |
海外銀行送金 | 3~5営業日 |
クレジットカードや国内銀行送金でも最低1営業日かかってしまう。
「今スグ取引したい!」というわけでなければ問題ないが、FXDDで即日トレードはできないことに注意してほしい。
顧客資産が分別管理のみ
FXDDの顧客資産管理は分別管理(※)のみだ。
そのため仮にFXDDが倒産した場合、顧客資産をFXDDの債権返済に使われてしまう可能性も否定できない。
ゼロカットの約束を反故にした会社なので、可能性は十分にあるだろう。
まぁ裏を返せばゼロカットを反故にしてでも自社の利益を優先するほどなので、今後もしぶとく生き延びるとは思うが…。
ライセンス未所持と合わせて、FXDDの業者としての信頼性は”0点”だ。
(※)分別管理とは
分別管理は”業者の運営資金と顧客資産を別々の口座で管理すること“を指す。
ただしどちらの口座も管理しているのは”業者”なので、やろうと思えば自由に顧客資産を使える。
運営資金と顧客資産を同一口座で管理されるよりは”多少マシ”レベルの管理方法だ。
FXDDの6つの強み・メリット
FXDDについて辛辣な意見を述べてきたが、他の業者と比べても優れている部分もあるので、参考程度に紹介しておきたい。
- 日本語サポートが手厚い
- 最大レバレッジ500倍
- 稀に期間限定のボーナスキャンペーンを実施している
- 通貨ペアの取扱が54種類と多彩。CFD銘柄や仮想通貨まで取引できる。
- MT4だけでなくMT5も使える
- 入出金方法が4種類用意されていて豊富
日本語サポートが手厚い
1番FXDDが他業者と比べて優れているのは日本語サポートだろう。
真っ先に日本市場へ進出し、日本語サポートを開始しているだけのことはある。
FXDDの絶頂期2010年~2011年頃は総勢20名ほどの日本人スタッフがいたほどだ。
今でも変わらず日本語サポートの質はかなり高い。
- 電話
- コールバック
- Eメール
- ライブチャット
この4つすべてが日本語対応されている。
また問い合わせできる時間帯も平日24時間という充実っぷりだ。
(米国冬時間:日本時間の月曜午前7時~土曜午前6時55分、米国夏時間:日本時間の月曜午前6時~土曜午前5時55分)
日本語サポートに関しては文句なしで海外FX最高峰と言える。
最大レバレッジ500倍
FXDDの最大レバレッジは500倍。
国内FXの20分の1の証拠金で、国内FXのレバ25倍と同等のポジションを持つことができる。
数万円ほどの少額しかFXに使えないトレーダーにとって資金効率が良いのは嬉しいポイントだ。
稀に期間限定のボーナスキャンペーンを実施している
FXDDでは恒常のボーナスキャンペーンはないが、稀に期間限定ボーナスを開催している。
●FXDDのボーナスキャンペーン一例
【10% 夏の入金ボーナスキャンペーン】
新規・既存問わず、FXDDの口座を持つすべての方が対象。
入金額の10%がトレーディングボーナスとして付与される。
(例)10万円入金したら、10万円の10%である1万円がボーナスとして付与される。
そこまで大層なボーナスではないが、FXDDのボーナスは出金できるのがメリットだ。
出金条件はボーナスが口座に反映されてから出金依頼までの間に、規定量の取引をこなすこと。
口座によって規定量の算出方法が異なるので以下を確認してほしい。
●スタンダード口座
→出金したいボーナス額÷1,000=Nロット
(例)1万円のボーナスを全額出金したい場合
10,000円÷1,000=10ロット
ボーナス付与から出金申請までに10ロットの取引をすれば1万円出金OK
●プレミアム口座
→出金したいボーナス額÷300=Nロット
(例)3万円のボーナスを全額出金したい場合
30,000円÷300=100ロット
ボーナス付与から出金申請までに100ロットの取引をしていれば3万円出金OK
とはいえ、開催頻度やボーナス内容的に胸を張ってオススメできるレベルではない。
ボーナス目当てで口座を選ぶのならば、もっと太っ腹な業者はたくさんある。
海外FX業者のボーナス情報について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてほしい。
通貨ペアの取扱が54種類と多彩。CFD銘柄や仮想通貨まで取引できる。
FXDDで取り扱っている通貨ペアの数は54種類。
USD/JPY、EUR/USDといったメジャー通貨ペアはもちろん、新興国のマイナー通貨ペアまで取り揃えられている。
またCFD銘柄や仮想通貨の取引ができるのも魅力だ。
1度口座開設してしまえば、FXと同様の口座でCFDや仮想通貨も取引できる。
新しくCFDや仮想通貨用に口座開設する必要はない。
MT4だけでなくMT5も使える
FXDDではMT4だけでなくMT5も使うことができる。
MT5はまだまだインジケーター・EAの種類ではMT4に劣るものの、
- 動作スピードがMT4より優秀
- 時間足表示がMT4より多く、チャート分析がより正確にできる
EAやインジケーターをあまり使わず、裁量取引メインの方にはMT4よりもオススメの性能をしている。
(システムトレードメインならMT4のままで良い)
まだまだMT5に対応しているブローカーは少ないので、MT5が使える点はFXDDのメリットだ。
入出金方法が4種類用意されていて豊富
FXDDには4種類の入出金方法が用意されている。
- クレジットカード(VISA,MasterCard)
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- bitwallet(ビットウォレット)
誰でも自分がやりやすい方法で入金できるのは嬉しいポイントだ。
特にbitwalletに対応しているのは大きい。
先述したがbitwalletを使えば海外FXのネックなポイントだった出金手数料を大きく下げることができる。
入金スピードが遅いことや銀行送金の出金手数料さえ改善されれば、FXDDの入出金方法は海外FX業者の中でもかなり利便性が高くなるだろう。
FXDDに対するトリセツ管理人の総評
つらつらとFXDDに関する情報を記載してきたが、管理人のFXDDの利用はオススメしないというスタンスは一貫して変わらない。
確かに日本語対応の手厚さや豊富な通貨ペア、MT5が使える点など、多少の強みはある。
しかしその他のデメリットがあまりにヒドい。
- ゼロカットシステムの約束を反故にして追証請求した過去
- ライセンス無登録での運営
- 広すぎるスプレッド
- 口座維持費
- 高すぎる出金手数料
- 顧客資産が分別管理のみ
このデメリットを補ってあまりあるほどのメリットは感じられない。
というより、ここまで強烈なデメリットが揃っていたらどんなメリットがあっても使う気にならない。
今は無登録業者でもあるので、利用は完全に自己責任でお願いしたい。