海外FXの”強制ロスカット水準”とは?証拠金維持率やロスカットルールを完全解説!

海外FXの"強制ロスカット水準"とは?証拠金維持率やロスカットルールを完全解説!
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本ページでは海外FX業者・取引口座を選ぶ上で重要なロスカット水準について徹底解説している。

突然だが、あなたがFX取引をするならどちらの口座を選ぶだろうか。

  • 思惑とは逆に100pipsの値動きがあっても強制決済されない口座
  • 思惑とは逆に50pipsの値動きで強制決済されてしまう口座

おそらく多くの方が前者の口座を選択するだろう。

FX含む証拠金取引はいくら含み損が発生しても、ポジションが決済されない限りは損失が発生しない

つまり強制決済のハードルが緩いほど負けにくい口座、もっというと勝ちやすい口座になるのだ。

この「負けにくさ」を判断する上で、ロスカット水準は非常に重要な要素になってくる。

このページを読み終わる頃には、ロスカット水準を加味して海外FX業者を選ぶ目が養われているだろう。

FX取引におけるロスカットルールとは

FX取引の証拠金維持率とロスカットルール

国内外問わず全てのFX業者はロスカット(強制決済)のルールを定めている。

ロスカットルールとは「口座の証拠金維持率が〇〇%を下回ると強制決済する」という取り決めのこと。

この○○%のロスカット水準はFX業者によって異なる。
(詳しくは後半の『海外FX業者のロスカット水準・最大レバレッジ比較』で解説しているが例えば、XMだとロスカット水準は20%だし、Tradeviewの場合はロスカット水準は100%だ。)

トレーダーの意向とは関係なく、ほとんどの場合ロスカットルールの下でポジションが強制決済されることになる。

※”ほとんどの場合”と表現した理由

相場が急変したり、市場の流動性が著しく低い時にはロスカットが作動しないこともあるからだ。
海外FXなら仮にロスカットが作動せずに含み損が口座残高を上回って決済された場合でも、ゼロカットシステムでマイナス残高が帳消しになる。

参考:海外FXの”追証なし”の「ゼロカットシステム」とは?デメリットやリスクにも言及した。

ロスカット水準=強制ロスカットが執行される証拠金維持率

強制ロスカットの基準になる証拠金維持率を、管理人は「ロスカット水準(もしくはロスカットレベル)」と呼んでいる。

例えば「証拠金維持率20%以下で強制決済」の場合、ロスカット水準は20%となる。

証拠金維持率とは

証拠金維持率とは「有効証拠金÷必要証拠金×100」で計算される数値のこと。必要証拠金に対する口座資産の割合を示す。

ほとんどのFX業者では取引プラットフォーム上(MT4など)で証拠金維持率は確認できる。

例えば、MT4アプリだと証拠金維持率の確認方法は以下の通り。

証拠金維持率はMT4アプリ上でも可能

(MT4アプリ下部メニュー『トレードタブ』より確認できる)

以下に証拠金維持率の計算方法の詳細も載せておく。
ご自身で証拠金維持率の計算をしたいならば参考にしてほしい。

証拠金維持率の計算方法について詳しくはこちら
  • 有効証拠金(評価損益を加味した口座試算)
    =口座残高±評価損益(含み益or含み損)
  • 必要証拠金(ポジションを持つのに必要な証拠金)
    =エントリー枚数÷口座のレバレッジサイズ

証拠金維持率の計算例

  • 口座残高5万円
  • 1ドル100円の時に2万5,000通貨でロングでエントリー
  • 口座のレバレッジサイズ500倍(必要証拠金5,000円)

上記の前提条件のもと、3パターンで実際に証拠金維持率を計算してみよう。

なお今回はわかりやすくするために、エントリー時に差し引かれるスプレッドは加味していない

【①エントリー時の証拠金維持率】
  • 有効証拠金:5万円
  • 必要証拠金:5,000円

証拠金維持率=5万円÷5,000円×100%=1,000%

【②1ドル99円に100pips下落した際の証拠金維持率】

※100pips×2万5000通貨で2万5,000円の含み損が発生している

  • 有効証拠金:2万5,000円
    口座残高5万円ー含み損2万5,000円
  • 必要証拠金5,000円

証拠金維持率=2万5,000円÷5,000円×100%=500%

【③1ドル101円に100pips騰貴した際の証拠金維持率】

※100pips×2万5000通貨で2万5,000円の含み益が発生している。

  • 有効証拠金:7万5,000円
    口座残高5万円+含み益2万5,000円
  • 必要証拠金5,000円

証拠金維持率=7万5,000円÷5,000円×100%=1,500%

 icon-hand-o-right ※補足「ロスカット水準」と「マージンコール」は異なる

「証拠金維持率〇〇以下」の取り決めがあるものにマージンコールがあるが、これはロスカット水準とは異なる。

マージンコールとは「もう少し含み損が増えたら強制ロスカットになりますよー」という警告のこと。
別名「ロスカットアラート」とも呼ばれる。

マージンコールとロスカット水準は全く別物なので、混同しないように注意しよう。

FX取引で重要になる「ロスカットまでの許容pips(含み損)」の考え方

ロスカット水準は取引環境に直結してくる。

ロスカット水準の証拠金維持率によって「どのくらいの含み損まで耐えられるか」が異なってくるからだ。

私は「ロスカットまで耐えられる含み損をpips換算したもの」をロスカットまでの許容pipsと呼んでいる。

ロスカットされるということは、当該の取引における損失が確定してしまうことと同義。

許容pipsが大きければ大きいほど、相場が逆行しても損失が確定しづらくなる。

以下のチャートを見てみてほしい。

ロスカット水準とポジション保持期間の関係

  • A口座:ロスカットルールのもと、ドル円112.187円でロスカット
  • B口座:ロスカットルールのもと、ドル円111.912円でロスカット

A口座ではなくB口座で取引していれば、損失が確定することなく逆に相場反転を経てプラスに転じているのがわかるだろう。

ロスカットまでの許容pipsが大きい環境ほど”負けにくく勝ちやすい”のだ。

FX取引において、ロスカットまでの許容pipsが大きな業者・口座を利用するにこしたことはない

強制ロスカットまでの許容pips(含み損)を決める3つの要素

FX取引で「許容pipsがどれだけ大きくなるか(どれだけの含み損に耐えられるか)」を決める要素は3つだ。

  1. 強制ロスカット水準
  2. 口座のレバレッジサイズ
  3. 取引lot数(エントリー枚数)

結論から言うと以下の通り。

  • ロスカット水準が低いほど、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる
  • 口座のレバレッジサイズが大きいほど、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる
  • 取引lot数が小さいほど、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる

①強制ロスカット水準

ロスカット水準が低いほど許容pipsが大きい

強制ロスカットの証拠金維持率が低い方が、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる。

以下「入金額1万円、取引lot数0.5lot(5万通貨)、口座のレバレッジサイズ:500倍(必要証拠金1万円)」という条件の下で、ロスカット水準を変えながら許容pipsの推移をみていく。

※ドル円(100円)でロングポジションエントリー、スプレッドは無視している

ロスカット水準80%の場合

  • ロスカットまでの許容pips:4pips
  • 許容できる含み損:2,000円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

1万円÷1万円×100%=100%

■証拠金維持率80%になる有効証拠金額

1万円×80%=8,000円

■ロスカットまで許容できる含み損

1万円ー8,000円=2,000円

■ロスカットまで許容できるpips数

2,000円÷5万通貨=4pips

ロスカット水準50%の場合

  • ロスカットまでの許容pips:10pips
  • 許容できる含み損:5,000円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

1万円÷1万円×100%=100%

■証拠金維持率50%になる有効証拠金額

1万円×50%=5,000円

■ロスカットまで許容できる含み損

1万円ー5,000円=2,000円

■ロスカットまで許容できるpips数

5,000円÷5万通貨=10pips

ロスカット水準20%の場合

  • ロスカットまでの許容pips:16pips
  • 許容できる含み損:8,000円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

1万円÷1万円×100%=100%

■証拠金維持率20%になる有効証拠金額

1万円×20%=2,000円

■ロスカットまで許容できる含み損

1万円ー2,000円=8,000円

■ロスカットまで許容できるpips数

8,000円÷5万通貨=16pips

②口座のレバレッジサイズ

口座レバレッジが大きいほど許容pipsが大きい

必要証拠金を決める口座のレバレッジサイズも、ロスカットまでの許容pipsに影響を及ぼす。

具体的には口座のレバレッジサイズが大きいほど必要証拠金が少なくなるので、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる。

以下では「入金額5万円、取引lot数0.5lot(5万通貨)、ロスカット水準50%」という条件の下で、口座のレバレッジサイズを変えながら許容pipsの推移をみていく。

※ドル円(100円)でロングポジションエントリー、スプレッドは無視している

口座のレバレッジサイズ100倍の場合

前提として必要証拠金は「5万通貨÷100倍」で5万円になる。

  • ロスカットまでの許容pips:50pips
  • 許容できる含み損:25,000円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

口座資金5万円÷5万円×100%=100%

■ロスカット水準(証拠金維持率50%)になる有効証拠金額

5万円×50%=25,000円

■ロスカットまで許容できる含み損

5万円ー5,000円=25,000円

■ロスカットまで許容できるpips数

25,000円÷5万通貨=50pips

口座のレバレッジサイズ500倍の場合

前提として必要証拠金は「5万通貨÷500倍」で1万円になる。

  • ロスカットまでの許容pips:90pips
  • 許容できる含み損:4万5,000円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

5万円÷1万円×100%=500%

■ロスカット水準(証拠金維持率50%)になる有効証拠金額

1万円×50%=5,000円

■ロスカットまで許容できる含み損

5万円ー5,000円=4万5,000円

■ロスカットまで許容できるpips数

4万5,000円÷5万通貨=90pips

口座のレバレッジサイズ1000倍の場合

前提として必要証拠金は「5万通貨÷1000倍」で1,000円になる。

  • ロスカットまでの許容pips:99pips
  • 許容できる含み損:4万9,500円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

5万円÷1,000円×100%=1000%

■ロスカット水準(証拠金維持率50%)になる有効証拠金額

1,000円×50%=500円

■ロスカットまで許容できる含み損

5万円ー500円=4万9,500円

■ロスカットまで許容できるpips数

4万9,500円÷5万通貨=99pips

③取引lot数(エントリー枚数)

取引lot数が少ないほど許容pipsが大きい

当然ながら、取引lot数が少なければ少ないほど、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる。

以下「入金額5万円、口座のレバレッジサイズ200倍、ロスカット水準50%」という条件の下で、取引lot数を変えながら許容pipsの推移をみていく。

※ドル円(100円)でロングポジションエントリー、スプレッドは無視している

0.1lot(1万通貨)取引する場合

前提として必要証拠金は「1万通貨÷200倍」で5,000円になる。

  • ロスカットまでの許容pips:475pips
  • 許容できる含み損:4万7,500円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

5万円÷5,000円×100%=1000%

■証拠金維持率50%になる有効証拠金額

5,000円×50%=2,500円

■ロスカットまで許容できる含み損

5万円ー2,500円=4万7,500円

■ロスカットまで許容できるpips数

4万7,500円÷1万通貨=475pips

0.5lot(5万通貨)取引する場合

前提として必要証拠金は「5万通貨÷200倍」で2万5,000円になる。

  • ロスカットまでの許容pips:75pips
  • 許容できる含み損:3万7,500円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

5万円÷2万5,000円×100%=200%

■証拠金維持率50%になる有効証拠金額

2万5,000円×50%=1万2,500円

■ロスカットまで許容できる含み損

5万円ー1万2500円=3万7,500円

■ロスカットまで許容できるpips数

3万7,500円÷5万通貨=75pips

1lot(10万通貨)取引する場合

前提として必要証拠金は「10万通貨÷200倍」で5万円になる。

  • ロスカットまでの許容pips:25pips
  • 許容できる含み損:2万5,000円
計算過程詳細:

■エントリー時の証拠金維持率

5万円÷5万円×100%=100%

■証拠金維持率50%になる有効証拠金額

5万円×50%=2万5,000円

■ロスカットまで許容できる含み損

5万円ー2万5,000円=2万5,000円

■ロスカットまで許容できるpips数

2万5,000円÷10万通貨=25pips

許容pipsまとめ

  • ロスカット水準が低いほど、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる
  • 口座のレバレッジサイズが大きいほど、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる
  • 取引lot数が小さいほど、強制ロスカットまでの許容pipsが大きくなる

強制ロスカットまでの許容pips(含み損)計算方法と5つのケーススタディー

強制ロスカットまでの許容pipsは、いかなる場合でも次の5ステップに従えば自身で算出できる

 icon-hand-o-right 強制ロスカットまでの許容pips算出方法
  1. 口座レバレッジ・口座残高・ロスカット水準を確認する
  2. 取引lot数に応じて必要証拠金を計算する
  3. ロスカット水準に達する際の有効証拠金を計算する
  4. 「口座残高ーロスカット時の有効証拠金」で許容できる含み損を計算する
  5. 「含み損÷取引lot数」で含み損をpips換算する

以下「口座残高10万円、ドル円100円の時に0.25lot(2万5000通貨エントリー)」で、計算方法を紹介している。

※今回もエントリー時に差し引かれるスプレッドは加味していない

XM

 

【計算結果】

  • ロスカットまでの許容pips:約397.7pips
  • 許容できる含み損:約9万9,437円

①口座レバレッジ・口座残高・ロスカット水準を確認する

  • 口座レバレッジ1,000倍
  • 口座残高10万円
  • ロスカット水準20%

②取引lot数に応じて必要証拠金を計算する

取引lot数は0,25lot(2万5,000通貨)

→2万5000通貨÷1,000倍=約2,500円

③ロスカット水準に達する際の有効証拠金を計算する

証拠金維持率20%以下でロスカット

→約2,500円×20%=500円

④許容できる含み損を計算する

10万円ー500円=9万9,500円

⑤「含み損÷取引lot数」で含み損をpips換算する

9万9,500円÷2万5,000通貨=380pips

iFOREX

iForexのロスカット水準

【計算結果】

  • ロスカットまでの許容pips:400pips
  • 許容できる含み損:10万円

①口座レバレッジ・口座残高・ロスカット水準を確認する

  • 口座レバレッジ400倍
  • 口座残高10万円
  • ロスカット水準0%

②取引lot数に応じて必要証拠金を計算する

取引lot数は0,25lot(2万5,000通貨)

→2万5000通貨÷400倍=6,250円

③ロスカット水準に達する際の有効証拠金を計算する

証拠金維持率0%以下でロスカット

→ロスカット水準に達する際の有効証拠金は0円

④許容できる含み損を計算する

10万円ー0円=10万円

⑤「含み損÷取引lot数」で含み損をpips換算する

10万円÷2万5,000通貨=400pips

TitanFX(口座レバレッジ500倍、証拠金維持率20%以下でロスカット)

TitanFXのロスカット水準

【計算結果】

  • ロスカットまでの許容pips:396pips
  • 許容できる含み損:9万9,000円

①口座レバレッジ・口座残高・ロスカット水準を確認する

  • 口座レバレッジ500倍
  • 口座残高10万円
  • ロスカット水準20%

②取引lot数に応じて必要証拠金を計算する

取引lot数は0,25lot(2万5,000通貨)

→2万5000通貨÷500倍=5,000円

③ロスカット水準に達する際の有効証拠金を計算する

証拠金維持率20%以下でロスカット

→5,000円×20%=1,000円

④許容できる含み損を計算する

10万円ー1,000円=9万9,000円

⑤「含み損÷取引lot数」で含み損をpips換算する

9万9,000円÷2万5,000通貨=396pips

 FBS(口座レバレッジ3000倍、証拠金維持率20%以下でロスカット)

FBSのロスカット水準

【計算結果】

  • ロスカットまでの許容pips:約399.3pips
  • 許容できる含み損:約9万9,833円

①口座レバレッジ・口座残高・ロスカット水準を確認する

  • 口座レバレッジ3,000倍
  • 口座残高10万円
  • ロスカット水準20%

②取引lot数に応じて必要証拠金を計算する

取引lot数は0,25lot(2万5,000通貨)

→2万5000通貨÷3,000倍=約833円

③ロスカット水準に達する際の有効証拠金を計算する

証拠金維持率20%以下でロスカット

→約833円×20%=約166円

④許容できる含み損を計算する

10万円ー約166円=約9万9,833円

⑤「含み損÷取引lot数」で含み損をpips換算する

約9万9,833円÷2万5,000通貨=約399.3pips

楽天証券(口座レバレッジ25倍、証拠金維持率50%以下でロスカット)

楽天証券のロスカット水準

【計算結果】

  • ロスカットまでの許容pips:200pips
  • 許容できる含み損:5万円

①口座レバレッジ・口座残高・ロスカット水準を確認する

  • 口座レバレッジ25倍
  • 口座残高10万円
  • ロスカット水準50%

②取引lot数に応じて必要証拠金を計算する

取引lot数は0,25lot(2万5,000通貨)

→2万5000通貨÷25倍=10万円

③ロスカット水準に達する際の有効証拠金を計算する

証拠金維持率20%以下でロスカット

→10万円×50%=5万円

④許容できる含み損を計算する

10万円ー5万円=5万円

⑤「含み損÷取引lot数」で含み損をpips換算する

5万円÷2万5,000通貨=200pips

【注意】

計算結果をみればわかるように、最大レバレッジ25倍の国内業者は海外FX業者と比べてロスカットまでの許容pipsが著しく小さい
(楽天証券の許容pipsは海外FX業者iFOREXの半分になっている。)

より大きな含み損に耐えられるという観点からも、海外FXのハイレバ取引環境が優れていることが伺える。
国内業者楽天証券では証拠金維持率100%未満で新規注文できない

また楽天証券をはじめとした国内の証券会社では「証拠金維持率が100%未満の時に新規エントリーできない」という取り決めもある。

証拠金維持率に縛られずに自由に取引したい人にとって、国内FXのレバレッジ制限は窮屈に感じざるをえない。

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海外FX業者のロスカット水準・最大レバレッジ比較

以下有名どころの海外FX業者のロスカット水準や最大レバレッジを比較してまとめてある。

ロスカットまでの許容pipsで海外FX業者を選びたい人は参考にしてみてほしい。

業者名ロスカット水準最大レバレッジロスカットまでの許容pips目安(※1)
xmのロゴ_120_60証拠金維持率20%以下最大1,000倍47.8pips
iforex証拠金維持率0%以下最大400倍50.0pips
titanfxのロゴ_120_60証拠金維持率20%以下最大1,000倍46.0pips
AXIORYのロゴ_120_60証拠金維持率0%以下最大2,000倍45.0pips
miltonmarketsのロゴ_120_60証拠金維持率100%以下最大500倍25.0pips
Tradeviewのロゴ_120_60証拠金維持率100%以下最大200倍0pips(※2)
FBSのロゴ証拠金維持率20%以下最大3000倍49.3pips
(※1)ロスカットまでの逆行pipsは【口座資金10万円、ドル円(100円/ドル)20万通貨(2lot)エントリー】した場合で計算している。
(※2)Tradeviewの場合、エントリーを試みた瞬間に「口座資金=必要証拠金(=有効証拠金0円)」になるため、そもそもエントリーできない