海外FXのゼロカットとは?悪用はやばい?追証なしのデメリット・メリットを解説

海外FXの"追証なし"の「ゼロカットシステム」とは?デメリットやリスクにも言及した。
本ページはプロモーションが含まれています

 

「FXで借金を背負ってしまって、もうどうしようもなくなった」
「FXの口座残高が‐3,000万円になってしまった・・・」

一度はこのような悲惨なニュースを目にしたことがあるはずだ。

なぜFXで借金を背負ってしまうのだろうか?

借金をしてでもFX投資をしてしまうという一種のギャンブル中毒による借金の場合を除いて、FXで借金を背負うほとんどのケースは、追証(おいしょう)と呼ばれるFX会社からの追加入金請求が原因だ

しかし海外FXではFXで投資金以上の借金を背負う心配は一つもない。

それは海外FX独自のトレーダー救済制度「追証なしのゼロカットシステム」があるから、である。

今回は海外FXの追証なしという素晴らしきシステムについて解説していく。

追証なしのおすすめ海外FX業者を知りたいあなたへ

当サイトで管理人がおすすめしている海外FX業者はすべて追証請求がない

その中でも特におすすめな4つの業者がこちら。

海外FX業者名 おすすめポイント
XM ロゴXM

  • 新規口座開設ボーナス13,000円
  • 入出金手数料無料
  • 最大レバレッジ1,000倍
XMの公式サイト
titanfxのロゴ_120_60TitanFX

  • ブレード口座は業界屈指の低スプレッド
  • 豊富な通貨ペア
  • スキャルピング可能
TitanFXの公式サイト
axioryのロゴAXIORY
  • 信託保全を採用
  • 最大レバレッジ2,000倍
  • 99.99%の約定力
AXIORYの公式サイト
exness ロゴExness
  • 無制限レバレッジ
  • 低スプレッド環境
Exnessの公式サイト

他にも、追証なしの海外FX業者でおすすめを知りたいなら以下のページを参考にしていただければ幸いだ。

海外FX業者のゼロカットシステムとは?

海外FXのゼロカットシステムとは、追証をトレーダーの代わりに業者が補填するシステムのこと。

国内FXなら追証が発生すれば、トレーダーが損失を支払わなければいけない。

しかしゼロカットシステムは、業者側がマイナス分を補填することでトレーダーが借金を背負う必要がなくなる仕組みとなっている。

例えば、口座残高がマイナス-100万円になっても、-1000万円になっても、-1億円になっても、全て口座残高をリセットしてくれる。

追証請求における国内FXと海外FXの違い

ゼロカットシステムが執行されるタイミング

ゼロカットが執行されるまでの流れは以下。

  1. 含み益でマイナス分を相殺
  2. ボーナス分でマイナス分を相殺
  3. 次回の追加入金時に残ったマイナス分の損失を0にしてくれる

どの海外FX業者も追加入金後にゼロカット執行になる場合がほとんどだ(※)。
(※)追加入金せずとも、業者が自動的にマイナス残高をゼロに戻してくれる場合がある。

【例1】ボーナス残高なし・保有中のポジションなしの場合

  • 損失確定後の口座残高:-10万円
  • 保有中ポジションの含み益:0円
  • ボーナス残高:0円

この状態で10万円を追加入金すると、まずはマイナス分の10万円がゼロにリセットされる。
その後に入金した10万円が口座に反映される形となる。

最終的な口座残高は10万円。

【例2】ボーナス残高なし、保有中のポジションで20万円の含み益がある場合

  • 損失確定後の口座残高:-30万円
  • 保有中のポジションの含み益:+20万円
  • ボーナス残高:0円
  • 含み益・ボーナス残高を差し引いた後の口座残高:−10万円

この状態で30万円追加入金すると、まず残っている−10万円がゼロにリセットされる。
その後に追加入金の30万円が口座に反映されるため、最終的な口座残高は30万円となる。

※保有中のポジションの含み益は0になる。

ただし追加入金と言っても、決してマイナスの金額以上を入金する必要はないので安心してほしい。

例えば−10万円のマイナス残高だからといって、最低でも10万円以上の追加入金をしないと残高をゼロに戻してもらえないわけではない。
3万円や5万円の追加入金でも、10万円のマイナスはゼロに戻り、その後3万円や5万円が反映される。

ゼロカットシステムの事例

海外FX業者のゼロカットシステムに対応した事例を確認してみよう。

XMのゼロカット対応例

xm-zerocut

XM社スイスフランショックでのゼロカット対応
引用元: 重要なお知らせ – CHFに関する更新

近年で最も追証請求が出たスイスフランショックでは上記のお知らせを流して、XM社の盤石性を示した。
XM社は2009年から運営を開始した信頼のおける海外FXブローカーの一つだが、今まで全ての取引に対してゼロカットを実行している。

各海外FX業者については、下記のページで一覧になっているのでチェックしてみてほしい。

海外FX業者おすすめランキング13選!

ゼロカットシステムとロスカットシステムの違い

ゼロカットに似ているシステムでロスカットがある。

国内FXでも採用されているロスカットシステムと、ゼロカットシステムの違いを下記表でチェックしよう。

システム名称 ロスカット ゼロカット
内容 最低限の資金が残るように
強制的にポジションが決済される
強制的にポジションが決済され
証拠金残高が0になる
※マイナス分は業者側が補填
適用条件 証拠金維持率0%〜50%以下
証拠金残高がマイナスになるに適用
証拠金維持率0%以下
証拠金残高がマイナスになったに適用
採用状況 国内FX・海外FX
※国内FXでは証拠金維持率
50%〜100%以下に設定されていることが多い
海外FX
特徴 損失拡大リスクからトレーダーを守るシステム 追証リスクからトレーダーを守るシステム

どちらも、FX取引における損失リスクからトレーダーを守るためのシステムだ。

有効証拠金が一定水準以下に減少すると自動的にポジションを決済し、最低限の資金を守るロスカットシステム。
一方ゼロカットシステムは、トレーダーの追証を業者が補填する内容となっている。

ロスカットは国内FXも採用しているが、ゼロカットは海外FXのみという違いもあるぞ。

海外FXでゼロカットシステムがある理由

海外FX業者のほとんどは「NDD(ノーディーリングデスク)方式」だ。
間にディーラーを挟まずに顧客の注文をそのままインターバンク市場で発注するので、収益元はトレード時に発生する手数料(スプレッド)である。

顧客がトレードすればするほど、多くの手数料が入るので海外FX業者も儲かる仕組みだ。
つまり海外FX業者は顧客にガッツリ儲けてもらい、取引量を増やしてもらいたい。

ただし、トレーダーがハイレバレッジトレードを行う上で、追証請求の不安は常に付きまとう。
追証にビビってしまって、取引量が増えなければ海外FX業者も儲からない。

そこで登場したのが追証なしのゼロカットシステムだ。
追証をゼロのサービスは、海外FX業者が顧客のマイナス残高分を肩代わりすることになるので、海外FX業者側に負担がかかるのは間違いない。

かし、顧客のマイナス損失を全て肩代わりし、追証なしで安心してアグレッシブにトレードしてもらい取引量をガンガン増やしてもらったほうがメリットが大きいと結論づけたのだ。

追証ゼロサービスをしたほうが海外FX業者のメリットが大きい

追証ゼロは、完全に「トレーダーの資金保護のための制度」と言える。

追証ゼロを採用している海外FX業者が倒産しても顧客資金は保護されている。

ここで心配なのが、顧客のマイナス口座分を全て肩代わりして本当に大丈夫なの?倒産しないの?という部分である。
多くの海外FX業者では、なるべく追証が起きないようにするために、為替にインパクトを与えそうな出来事に関しては、事前に最大レバレッジに制限をかけるなどしてリスクヘッジしている。(例えばXMの場合、ギリシャの国民選挙が行われる前日~当日まで最大レバレッジを100倍にするなどしてリスクコントロールしている。)

それでも予想だにしていない為替変動があり多額の損害金が発生した場合は、倒産のリスクは少なからずあると言える。

仮に海外FX業者が倒産してしまったとしても、顧客資金は保護されているので安心してほしい。
倒産のリスクに備えて、ゼロカットシステムを採用しているブローカーは、信託保全や分別管理を徹底している。

これは海外FX業者が、追証なしサービスのせいで倒産するというリスクを顧客資金の保護のために取っているといえる。

追証なしの海外FXのゼロカットシステムのデメリット

ゼロカットシステムそのものにはデメリットやリスクは一切ない
トレーダーのリスクを限定してくれる素晴らしいサービスだ。

しかし”ゼロカットシステムを採用している海外FX業者が、すべて安心して利用できるかと言われるとそうではない。

以下ではゼロカットシステムを採用している海外FX業者を利用する際の注意点を記載している。

ゼロカットシステムの約束を反故にする業者もある

過去の事例として、ゼロカットシステムがあることを公式HPで明言しておきながら、ゼロカットシステムを執行しなかった業者がある。

その代表例がFXDD

FXDDは2015年のスイスフランショックの際に、カバーしきれないほど多額の追証が発生したという理由でゼロカットを執行せず追証請求したのだ。

一応ゼロカットシステム利用規約等には書かれていない、海外FX業者の善意のサービスではある。
しかし実際に多数のトレーダーに追証が発生してから、ゼロカットを反故にするのはかなりマズイ対応だった。

こうしたゼロカットの約束を”そもそもなかったことにする”業者も存在するため、業者を選ぶ際は過去のゼロカット執行例等もきちんと調べておくことをオススメする。

(※)FXDDのゼロカット反故の件に関しては以下のレビューで詳しく解説しているため、興味がある方は一読してほしい。

業者によってゼロカットが執行されるタイミングが違う

ゼロカットシステムは、業者によって執行されるタイミングが異なる。

追証が発生してすぐにゼロカットシステムは執行されないため、誤って追証を支払わないようにしよう。

主要海外FX業者のゼロカットシステムの執行タイミングは以下。

海外FX業者名 ゼロカットシステムの
執行タイミング
XM ロゴXM 追加入金を行った際にゼロカット処理
FXGT ロゴFXGT 1時間を目安に自動的にゼロカット処理
axioryのロゴAXIORY 24時間以内に自動的にゼロカット処理
bigbossのロゴ_120_60Bigboss 4時間以内に自動補填処理、
それでもマイナスが残る場合に自動的にゼロカット処理
titanfxのロゴ_120_60TitanFX 各営業日のロールオーバー後(冬時間午前7時・夏時間午前6時)に
自動的にゼロカット処理

業者によって、自動的にゼロカット処理が行われたり、追加入金時に処理が行われるケースがあるぞ。

「マイナスになったのにゼロカットが執行されない」と混乱する前に、利用する海外FX業者のゼロカットルールを事前にチェックしよう。

ゼロカットシステムを悪用すると規約違反になる

ゼロカットシステムは、トレーダーの安全を守るためのシステムだが悪用は禁物。

ゼロカット狙いで大きな取引を重ねたり、ゼロカット狙いの両建て取引は規約違反に当てはまるので注意しよう。

どの業者も回数制限は設けていないが、基本的にはゼロカットシステムが執行されないように取引するのがベストだ。

海外FXのゼロカットシステムのメリット

海外FXのゼロカットシステムにはデメリットを凌駕するメリットがある。

追証がないので借金のリスクがない

海外FXのゼロカットシステムのメリットとして、追証=借金のリスクがないことが挙げられる。

ゼロカットシステムがないと、取引によって発生した追証は当然トレーダー自身が支払わなければならない。

しかしゼロカットシステムがあれば、追証は業者が負担してくれる。

借金のリスクを加味せず、安心して取引ができるぞ。

ハイレバレッジ取引に挑戦しやすい

ゼロカットシステムがあれば追証リスクがないため、ハイレバレッジ取引に挑戦しやすくなる。

海外FXは、ハイレバレッジ取引や大きな価格変動の影響で、国内FXに比べて追証が発生するリスクが高い。

そのため、大胆な取引に挑戦するのが躊躇われるケースが考えられる。

しかしゼロカットシステムを採用していれば、追証を気にせずハイレバレッジで取引が可能だ。

ハイレバ取引で、少ない資金やボーナスを活用して大きく利益を狙おう。

国内FX業者にゼロカットシステムがない理由

結論から言うと「金融商品取引法によって禁じられているから」だ。

日本の金融庁もとにある国内FXは、法律によりトレーダーの損失を補填する行為が禁じられている。

そのため、海外FXのように自由な取引環境を提供することができない。

ゼロカットシステムが使えるおすすめの海外FX業者

最後に、ゼロカットシステムを採用する4つの海外FX業者を紹介する。

4つの業者はどれも日本人トレーダーから利用されることの多い、安全性の高いブローカーだ。

XM

XM公式サイト画像

取引形態NDD
約定力99.98%
金融ライセンスFSA (セーシェル金融庁)
FSC (モーリシャス金融庁)
最大レバレッジ1,000倍
(ゼロ口座のみ500倍)
ロスカット水準20%

XMは、日本での口座開設者数がもっとも多い海外FX業者だ。

安全性・信頼性が高く、安心して取引が行える環境を提供している。

スプレッドはそこまで狭くないが、最大レバレッジ1,000倍を活かしたダイナミックな取引が可能。

またボーナスが豊富で、口座開設するだけで13,000円分のクレジットを受け取れる。

ボーナスを使って、まずはXMを無料体験してみよう。

XM(XM Trading)の管理人レビューはこちら

\新規口座開設で13,000円ゲット/

XMの無料口座開設ボーナスを受け取る

TitanFX

TitanFX公式サイト画像

取引形態NDD
約定力99.8%
金融ライセンスVFSC (バヌアツ金融サービス委員会)
最大レバレッジ500倍
(マイクロ口座のみ1,000倍)
ロスカット水準20%

TitanFXは、業界トップクラスの低スプレッド環境を誇る海外FX業者。

特にブレード口座は、ECN方式を採用する他業者と比べても最狭水準だ。

また1ロットあたりの往復手数料も7ドルに設定されており、他社と比べて低い。

ブレード口座は最大レバレッジ500倍でレバレッジは物足りないが、スキャルピングでコツコツ利益を上げるなら十分だろう。

スキャルピングトレーダーは、迷わずTitanFXを試してほしい。

Titan FXの管理人レビューはこちら

日本人サポート体制あり!高水準のスプレッド

TitanFXの無料口座開設はこちら

AXIORY

AXIORY公式サイト画像

取引形態NDD
約定力99.99%
金融ライセンスIFSC (ベリーズ金融庁)
最大レバレッジ1,000倍
(マックス口座のみ2,000倍)
ロスカット水準20%
(マックス口座のみ0%)

AXIORYは、顧客資金を保証する信託保全を採用する海外FX業者。

万が一AXIORYが倒産しても、入金した資金や利益が第三者機関より返金される制度を採用している。

業界でトップクラスの安全性で、初めての海外FXでも安心の環境を提供しているぞ。

ゼロカットシステムに加えて、最大レバレッジも2,000倍と高く、追証リスクなしでダイナミックなトレードが可能だ。

AXIORYの管理人レビューはこちら

スキャルピング特化型!バランス◎のFX業者

AXIORYの無料口座開設はこちら

Exness

Exness公式サイト画像

取引形態NDD
約定力非公開
金融ライセンスFSA (セーシェル金融庁)
最大レバレッジ無制限
ロスカット水準0%

Exnessは、最大無制限レバレッジを提供する海外FX業者だ。

ゼロカットシステムを採用しているため、どれだけ大きいレバレッジを効かせても追証リスクがない安心感がある。

ただしゼロカットの多用は禁物なので、Exnessのハイレバレッジを使いこなすのは中〜上級トレーダーじゃないと難しい。

1,000倍~2,000倍の海外FXのレバレッジにも物足りなさを感じたら、乗り換え先としてよりハイレバレッジを提供するExnessを検討するのがおすすめだぞ。

Exnessの管理人レビューはこちら

驚異のレバレッジ無制限!通貨ペア数100種類以上

exnessの無料口座開設はこちら

海外FXのゼロカットシステムで追証のリスクを回避できる

海外FXのゼロカットシステムは、トレーダーを追証リスクから守るために設けられたシステムだ。

しかし、ただトレーダーにとって上手い話なわけではない。

業者にとっては、トレーダーの取引回数が増えれば増えるほど利益が出る。

そのため、ゼロカットシステムにより安心して取引を重ねられる環境を構築することは業者にとっても上手い話というわけだ。

「ゼロカットシステムって怪しい…」そんなことを感じていた人も、あくまでトレーダーと業者がウィンウィンの関係で成り立っているシステムであることが理解してもらえたのではないかと思う。

この記事を読んで、ゼロカットシステムを採用した海外FX業者で安心して利益を狙って取引を重ねてほしい。