本記事では、海外FX業者LANDFXのレバレッジルールについてまとめている。
結論から言うと、LANDFXは最大レバレッジはなんと無制限。
かなりハイレバトレードに適した業者となっている。
口座残高や保有ロットでレバレッジ制限はあるものの、他業者と比べると基準がゆるく、証拠金(口座残高)が999ドル以下(約14万円以下)ならレバレッジ無制限、1,000ドル~4,999ドル(約14万円~約70万円)でも最大2000倍という、超ハイレバレッジでの取引が可能だ。
本記事では上記含めてLANDFXのレバレッジルールについて解説しているので、参考にしてほしい。
LANDFXはレバレッジ無制限で取引できる
冒頭でも述べたように、LANDFXの最大レバレッジは無制限。
海外FX業者の平均的な最大レバレッジが1,000倍程度であることを考えると、LANDFXではいかにハイレバレッジでトレードできるかが分かる。
当然だが、国内業者の最大レバレッジ25倍とは比較すらできないほどのハイレバレッジと言える。
なんと言ってもレバレッジが無制限なのだから、レバレッジの高さで言えばLANDFXは無双状態だ。
【例】口座残高が999ドル(約14万円)以下のとき、ドル円140円で10万通貨(1ロット)のポジションをエントリーする場合の必要証拠金
- LANDFX(最大レバレッジ無制限):1円
- 国内FX(最大レバレッジ25倍):560,000円
同じポジション量をエントリーする場合、LANDFXはレバレッジ無制限なので、極端に言えば、たった1円の証拠金でもエントリー可能だ。
LANDFXなら、少額投資でも段違いに資金効率よくアクティブなトレードができる。
(※)ECN口座は最大レバレッジ1,000倍
LANDFXではスタンダード口座・プライム口座・ECN口座の3種類の口座タイプが用意されている。
このうちスタンダード口座・プライム口座は最大レバレッジが無制限だが、ECN口座は最大1,000倍。
LANDFXのECN口座はレバレッジ以外のスペック的にもやや魅力が薄いため、ECN口座の開設はそこまでオススメしない。
LANDFXの最大レバレッジ無制限のメリット
最大レバレッジが無制限のFXの業者はごくわずか。
そんな無制限レバレッジのメリットを紹介する。
メリット1:1倍~無制限でトレーダーの裁量で実効レバレッジを設定できる
前提知識として覚えておいてほしいのが、口座レバレッジが無制限でも、必ず無制限にポジションを持つ必要はないということ。
レバレッジには口座レバレッジと実効レバレッジという2つの考え方がある。
【口座レバレッジと実効レバレッジの違い】
■口座レバレッジ
利用している口座でかけれるレバレッジの最大値
■実効レバレッジ
実際の運用レバレッジのこと。
「ポジション保有額÷有効証拠金」で割り出す。
(例)必要証拠金5万円で50万円分のポジションを持つ場合
「50万円(ポジション保有額)÷5万円(有効証拠金)=10」
実効レバレッジは10倍となる。
口座レバレッジが無制限であっても、必要証拠金に対してポジション量をコントロールすれば1倍~無制限に、どのレバレッジ倍率でも取引できる。
そのため口座レバレッジは最大に設定しておくほうが、実効レバレッジを決める裁量が大きくなるためオススメだ。
メリット2:ロスカットされづらい
口座レバレッジが高いと、強制ロスカットされにくくなる。
口座残高・エントリーポジション量が同じという前提であれば、口座レバレッジが高いほうが必要証拠金が少なくなり、証拠金維持率が高くなる。
結果、強制ロスカットされにくくなるという仕組みだ。
以下で具体例をあげて説明するが、その前にお伝えしておきたいことがある。
LANDFXでは、スタンダード口座・プライム口座はロスカット水準が証拠金維持率0%。つまり、資金が完全になくなるまでロスカットされないということだ。もっと簡単に言えば、「ロスカットされずに耐えられる含み損=資金全額」となる。
ただ、これでは「口座レバレッジが高いとロスカットされにくくなる」ことの説明がしづらい。そこで、今回の計算例ではECN口座を使わせて頂く。ECN口座はロスカット水準が証拠金維持率30%となっているので、説明しやすいからだ。
では、レバレッジが高くなるとロスカットされにくくなる例を見ていこう。
【例】
●前提条件
→口座タイプ:ECN口座
→投資金:10万円
→ドル円:140円
→エントリー枚数:5万通貨
→ロスカット水準:証拠金維持率30%以下
→スプレッド:加味していない
●レバレッジ100倍
5万通貨ポジション保有するための必要証拠金は70,000円。
ロスカット水準が30%なので、口座残高が21,000円になったら強制ロスカットラインに達する。
ポジション保有した瞬間から強制ロスカットまで耐えれらるpips数は158pips(79,000円÷50,000通貨)。
●レバレッジ500倍
5万通貨ポジション保有するための必要証拠金は14,000円。
ロスカット水準が30%なので、口座残高が4,200円になったら強制ロスカットラインに達する。
ポジション保有した瞬間から強制ロスカットまで耐えられるpips数は約191.6pips(95,800円÷50,000通貨)。
●レバレッジ1000倍(ECN口座の最大レバレッジ)
5万通貨ポジション保有するための必要証拠金は7,000円。
ロスカット水準が30%なので、口座残高が2,100円になったら強制ロスカットラインに達する。
ポジション保有した瞬間から強制ロスカットまで耐えられるpips数は約195.8pips(97,900円÷50,000通貨)。
LANDFXは追証なしのゼロカットシステムを採用している
LANDFXは追証なしのゼロカットシステムを採用している。
口座残高がマイナスになっても、マイナス分をゼロに戻してくれる。
最大損失は口座に入っているお金までと限定されているため、アクティブにハイレバトレード可能だ。
LANDFXのレバレッジルールについて
LANDFXのレバレッジルールは、5点。
- 口座レバレッジは1倍~2000倍・無制限まで12種類から選択可能
- FX通貨ペアとCFD銘柄で最大レバレッジが異なる
- 口座残高に応じて最大レバレッジが制限される
- 保有ロット数に応じてレバレッジは制限されない
- 経済指標発表直前・週末は最大レバレッジ2000倍に制限される
口座レバレッジは1倍~2,000倍・無制限まで12種類から選択可能
LANDFXでは口座開設時に口座レバレッジを1倍~2,000倍・無制限に至るまで、12種類の中から選択できる。
- 1:1(レバレッジ等倍)
- 10:1(レバレッジ10倍)
- 25:1(レバレッジ25倍)
- 50:1(レバレッジ50倍)
- 100:1(レバレッジ100倍)
- 200:1(レバレッジ200倍)
- 300:1(レバレッジ300倍)
- 400:1(レバレッジ400倍)
- 500:1(レバレッジ500倍)
- 1,000:1(レバレッジ1,000倍)
- 2,000:1(レバレッジ2,000倍)
- 無制限
海外FX初心者の方は「どのレバレッジを設定すれば良いかわからない…」と悩むかもしれないが、オススメは最大レバレッジ無制限の一択だ。
理由は上述した2点。
- 実効レバレッジを1倍~無制限で自由に決められる
- 口座レバレッジが高いほうがロスカットされにくくなる
無制限レバレッジを選択しておけば、事実上、完全に自由なレバレッジで取引できることになる。特別な理由がない限りは、無制限を選ぼう。
FX通貨ペアとCFD銘柄で最大レバレッジが異なる
LANDFXでは、FX通貨ペア・貴金属の最大レバレッジは無制限だが、CFD銘柄・エネルギーの最大レバレッジは200倍までとなっている(株価指数のDE30のみ最大レバレッジ10倍)。
なお補足だが、FX通貨ペアのうち、マイナー・エキゾチックに関しては、流動性の低さゆえに変動レバレッジ制となっており、相場状況に応じて最大レバレッジが変動する。LANDFXに確認したものの、具体的なレバレッジ値は固定されていないとの回答だった。この点だけはご了承頂きたい。
マイナー・エキゾチック通貨ペアで取引する方は稀だと思うので、大きな影響はないと考えられるが、念のため補足させて頂いた次第だ。
株価指数CFDのレバレッジ
銘柄 | レバレッジ |
---|---|
XAGUSD | 200倍 |
XAUUSD | 200倍 |
XAUUSD_m | 200倍 |
XPDUSD | 200倍 |
XPTUSD | 200倍 |
貴金属CFDのレバレッジ
銘柄 | レバレッジ |
---|---|
BRENTi | 100倍 |
CRUDEi | 100倍 |
NGASi | 100倍 |
貴金属は、レバレッジのリニューアル前は200倍に制限されていたが、リニューアル後は無制限となった。
エネルギーCFDのレバレッジ
口座残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
$500~$49,999 (残高500万円未満) | 500倍 |
$50,000~$99,999 (残高1,000万円未満) | 200倍 |
残高1,000万円以上 | 100倍 |
口座残高に応じて最大レバレッジが制限される
LANDFXでは口座残高に応じて、最大レバレッジが制限される。最大ロット数と合わせて下表でお伝えしておく。
業者名 | ~残高200万円 | ~残高500万円 | ~残高1000万円 | ~残高2000万円 |
---|---|---|---|---|
LANDFX | 500倍 | 500倍 | 200倍 | 100倍 |
XM | 888倍 | 200倍 | 100倍 | 100倍 |
Axiory | 400倍 | 400倍 | 300倍 | 300倍 |
BIGBOSS | 999倍 | 555倍 | 200倍 | 100倍 |
表を見ると分かるが、口座残高が999ドル(約14万円)未満であればレバレッジ無制限でのトレードが可能だ。それ以上の口座残高になると、レバレッジ倍率が引き下げられてしまう。
レバレッジ無制限で取引を続けたい場合は、出金して口座残高が14万円以下になるよう調整しよう。
ただしLANDFXでは出金してしまうと、保有しているボーナスがすべて消滅してしまうので注意。
また、口座残高によってレバレッジ制限されると言っても、口座残高1,000ドル~4,999ドル(約14万円~約70万円)なら、最大レバレッジ2,000倍で取引できる。これでも十分なハイレバレッジと言えるだろう。
口座残高が約70万円に達するまでは、最大レバレッジ2,000倍の恩恵を受けられるので、これで十分なレバレッジだと感じられる方は、無理してまで出金して口座残高を調整する必要はないかもしれない。
レバレッジ制限されつつボーナスをすべて使い切ってから出金するか、ボーナス消滅を厭わず出金するかはトレーダー次第であるため、事前に決めておくのをオススメする。
口座残高によるレバレッジ制限は他業者でも存在する
口座残高によってレバレッジ制限されるのはLANDFXだけではない。
他の海外業者でも同じく制限される。
保有ロット | 最大レバレッジ |
---|---|
50ロット (500万通貨) | 200倍 |
100ロット (1000万通貨) | 100倍 |
100ロットかつ1,000万$以上の口座残高 | 50倍 |
いずれの口座残高においても、LANDFXのレバレッジが圧倒していることが分かる。LANDFXのレバレッジ規制は、他業者と比べるとかなり緩いと言えるだろう。
保有ロット数に応じてレバレッジは制限されない
LANDFXでは以前、口座残高だけでなく、保有ロット数に応じてもレバレッジ制限がかけられていた。
しかし2022年のレバレッジルールリニューアル後は、保有ロット数によるレバレッジ制限は撤廃された。
ただし、最大ロット数は30ロット、シンボル(アカウント)あたりの最大ロット数は100ロットとなっており、ロット数の上限はあるので注意しよう。
経済指標発表直前・週末は最大レバレッジ200倍に制限される
重要な経済指標発表時は、直前15分~直後5分間は、最大レバレッジが200倍に制限される。
また、外国為替市場が閉まる3時間前から市場開始2時間後までも同様に、最大レバレッジは200倍に制限されるので注意しよう。
LANDFXの口座レバレッジの確認と変更方法
LANDFXでは現在の口座レバレッジの確認と変更がマイページから簡単にできる。
それぞれ解説していく。
口座レバレッジの確認方法
LANDFXのマイページへログインし、マイアカウントのレバレッジ欄(上画像を参照)に記載してあるため確認しよう。
口座レバレッジの変更方法
レバレッジ変更をする場合は、マイページ画面右にある「レバレッジ変更」をクリック。
上画像のようなレバレッジ変更画面へ遷移するので、その後「希望レバレッジ」を選択して「次へ」をクリックすれば完了だ。
以上でLANDFXの最大レバレッジに関する解説は終わりとなる。
LANDFXでは他業者と同じように口座残高によってレバレッジ制限がかかるものの、その基準はゆるい。口座残高が999ドル(約14万円)未満ならレバレッジ無制限、口座残高が1,000ドル~4,999ドル(約14万円~約70万円)未満なら、最大レバレッジ2000倍での超ハイレバレッジトレードが可能だ。
LANDFXの口座開設を検討している方は、この機会に口座開設してLANDFXの無制限レバレッジでのダイナミックなトレードを体験してみてほしい。