XMのドル円スプレッドは、スタンダード口座/マイクロ口座で2.7pips、ゼロ口座では0.2pips、KIWAMI極口座では1.6pipsとなっている。
XMユーザーの口コミ・評判をみていると「XMはスプレッドが広すぎる」と呟いている人が多い。
確かにスタンダード口座のスプレッドは他海外FXの業者と比べると、決して狭いとは言えないだろう。
しかしXMにはスプレッドの広さをカバーする安全性や約定力の高さがあるため、日本国内でもっともユーザーが多い海外FXの業者として君臨している。
さらにXMのKIWAMI極口座は、そんなスプレッドの広さというデメリットをカバーしつつ低スプレッド+手数料無料+約定力の高さで、低コストで十分な取引を行うことができるぞ。
本記事を読んで、XMのスプレッドに対する固定観念を打ち破っていただければ幸いだ。
目次
XMのスプレッドの特徴
まず海外FX初心者の方に知っておいてほしいのは、XMのスプレッドは国内FX業者よりも広いということ。
後述しているが、国内FX業者で超低スプレッドを提供しているGMOやDMMFXと比べると、主要通貨ペアで1.0pips近く広くなっている。
スプレッドとは?
海外FXのスプレッドとは、エントリー時の通貨ペアの買値と売値の差のこと。
単位はpipsが用いられる。
価格差が実質の取引コストとして、ポジションをエントリーする際に支払わなければいけない。
つまり通貨ペアの価格差が少ない(スプレッドが狭い)ほど発生するコストが小さくなり、トレーダーによっては有利に取引できるぞ。
XMは変動スプレッド制を採用している
FXのスプレッドには固定スプレッドと変動制スプレッドの2種類があり、XMは変動制スプレッドを採用している。
変動制スプレッド | 固定制スプレッド | |
---|---|---|
メリット | 時間帯によって低スプレッドで取引できる | 原則いつでも同じスプレッドで取引できる |
デメリット | 時間帯によってスプレッドが拡大する | 平常時のスプレッドが広め |
国内FX業者は固定スプレッドを採用しており、XMのように海外FX業者は変動制スプレッドを採用している(※一部海外FX業者でも固定スプレッドを採用している)。
一見すると原則一定の固定スプレッドの方が取引の戦略を立てやすそうだが、取引コストがかさむ可能性が高い。
変動コストを考慮しつつも、状況によってはかなり狭いスプレッドで取引できるXMの方が有利になるケースが多いだろう。
ただしスプレッドが広がった状態で取引すれば、その分発生する取引コストが大きくなるので注意が必要だ。
ZERO口座のスプレッドは狭い部類に入る
前提としてXMのZERO口座では、スプレッドとは別に取引手数料が発生するということに留意しておいてほしい。
手数料は1lot(10万通貨)の片道取引に500円、取引1回(往復取引)で1000円。
pips換算すると1.0pipsに相当する。
ポジションをクローズした際に口座残高から取引手数料が差し引かれる仕様だ。
ブレード口座 | ナノ/テラ口座 |
||
---|---|---|---|
手数料 | 7ドル (0.70pips) ※1ロット(10万通貨) 往復あたり | 10ドル (1.00pips) ※1lot(10万通貨) 往復あたり | 6ドル (0.60pips) ※1lot(10万通貨) 往復あたり |
ドル円 | 1.03pips (0.33pips) | 1.20pips (0.20pips) | 1.0pips (0.40pips) |
ユーロ円 | 1.44pips (0.74pips) | 1.20pips (0.20pips) | 1.1pips (0.50pips) |
ポンド円 | 2.15pips (1.45pips) | 2.20pips (1.20pips) | 1.8pips (1.20pips) |
豪ドル円 | 1.82pips (1.12pips) | 2.50pips (1.50pips) | 1.4pips (0.80pips) |
ユーロドル | 0.90pips (0.20pips) | 1.20pips (0.20pips) | 0.6pips (0.00pips) |
ポンドドル | 1.27pips (0.57pips) | 1.90pips (0.90pips) | 1.5pips (0.90pips) |
表を見ればわかるように、XMのZERO口座のスプレッドは競合他社と比較しても狭い部類。TitanFXと比較しても、遜色ないレベルだ。
XMの利用を考えているスキャルピングトレーダーはZERO口座を利用しよう。
マイクロ口座・スタンダード口座の実質コストは表示スプレッドよりも安くなる
マイクロ口座・スタンダード口座の平均スプレッドは以下の通り。
項目 | |
---|---|
手数料 | なし |
ドル円 | 2.70pips |
ユーロ円 | 3.70pips |
ポンド円 | 4.40pips |
豪ドル円 | 4.00pips |
ユーロドル | 2.10pips |
ポンドドル | 2.50pips |
上述したZERO口座に比べると平均して0.5~1.0pips前後の開きがあり、そこまで狭いとは言えない。
しかしXMのマイクロ口座・スタンダード口座は、キャッシュバックの意味合いを持つ「XMロイヤルティプログラム」の対象だ。
取引量ごとにXMPというポイントが貯まる制度。
貯まったXMPは「XMP÷3ドル」でボーナスに換金できる。
※ZERO口座はロイヤルティプログラム対象外
貯まるポイントは口座開設からの期間に応じたステータスによって異なり、最大で20XMP/lotになる。
(※1lot=10万通貨)
- Executive(10XMP/lot) = 初回取引完了後
- Gold(13XMP/lot) = Executiveレベルスタートから30日後
- Diamond(16XMP/lot) = Executiveレベルスタートから60日後
- Elite(20XMP/lot) = Executiveレベルスタートから100日後
このXMPを「ボーナスに換金する」という前提なら、XMのスプレッドは事実上狭くなるのだ。
【Elite(20XMP/lot)の場合 】
1lotあたり20XMPを獲得
→20XMPは約6,7ドル相当なので、1lotあたり約6,7ドルのボーナス換金の権利獲得
→6.7ドル/lotは0.67pipsに相当
→ボーナス換金を加味すると、約0.67pipsスプレッドが狭い状態で取引しているのと同じになる
口座開設からの期間に応じたスプレッドの圧縮値は以下の通り。
グレード | スプレッド圧縮目安 |
---|---|
EXCUTIVE (口座開設から~29日) | 約0.34pips |
GOLD (口座開設から30日以上) | 約0.43pips |
DIAMOND (口座開設から60日以上) | 約0.53pips |
ELITE (口座開設から100日以上) | 約0.67pips |
MT4やMT5に表示されるスプレッドよりも実質安いコストで取引できるのが特徴だ。
XMのポイント制度「ロイヤルティプログラム」については、有効活用方法含めて下記のページで詳しく解説している。
KIWAMI極口座は業界最狭レベルの低スプレッド
XMのKIWAMI極口座は海外FX業界トップレベルに狭いスプレッドを提供している。
XM KIWAMI極口座 | TitanFX ブレード口座 (取引手数料往復7ドル) |
AXIORY ナノ/テラ口座 (取引手数料往復6ドル) |
|
---|---|---|---|
USDJPY | 1.6pips | 1.03pips (0.33pips) |
1.0pips (0.40pips) |
EURJPY | 3.0pips | 1.44pips (0.74pips) |
1.1pips (0.50pips) |
GBPUSD | 1.6pips | 1.27pips (0.57pips) |
1.5pips (0.90pips) |
EURUSD | 1.3pips | 0.90pips (0.20pips) |
0.6pips (0.00pips) |
GBPJPY | 3.7pips | 2.15pips (1.45pips) |
1.8pips (1.20pips) |
KIWAMi極口座は他社のロースプレッド口座に匹敵する低いスプレッドを提供している。
さらに他社のロースプレッド口座はスプレッドに加えて取引手数料が掛かるが、KIWAMI極口座を利用すればよりお得に取引が可能。
スプレッドは取引回数が多いほどコストとして掛かってしまうため、さまざまな通貨ペアで1日に何度も取引を行う人はKIWAMI極口座がおすすめだ。
XMのスプレッドの単位と計算方法
XMのスプレッドの単位と計算方法を紹介していく。
スプレッドの単位
XMのように海外FX業者のスプレッドの単位は「pips」を用いる。
XM | 国内FX業者 | |
---|---|---|
単位 | pips | 銭 |
0.01円 | 1pips | 1銭 |
0.1円 | 10pips | 10銭 |
1円 | 100pips | 100銭 |
上記の表のように、XMは「pips」国内FX業者は「銭」を用いている。
基本的に、円が関係する通貨ペアは「銭」を用いることが特徴だ。
スプレッドの計算方法
XMのスプレッドを日本円に換算する計算式は以下の通りだ。
上記のように、スプレッドの金額は取引する通貨量によって異なる。
たとえばドル円スプレッド1.6pipsの際に50万通貨(5ロット)でエントリーする場合は「50万×0.0001×100円(為替レート)×1.6」で1,600円だ。
pipsの計算方法については、下記のページでも詳しく解説しているので参考にしてほしい。
XMのスプレッドが広い理由
XMはスプレッドが広いという悪い評判がある。
なぜXMはスプレッドが広いのか、その理由を解説していく。
豪華なボーナスを提供しているから
XMは豪華なボーナスキャンペーンを提供している。
XMのボーナスの種類 | 内容 |
---|---|
口座開設ボーナス | 取引で使える未入金13,000円分のボーナス |
入金ボーナス | 入金100%ボーナス(最大500ドル分) 入金20%ボーナス(最大10,000ドル分) |
取引ボーナス (ロイヤルティプログラム) |
1Lotの取引で最大6.7 ドル ポイントは現金やボーナスに交換可能 |
友人紹介プログラム | 紹介した友人が口座開設し条件を満たすごとに現金最大35ドル |
口座開設ボーナス13,000円に加えて入金のたびにもらえる入金ボーナスも、XMの魅力だ。
XMは、そんな豪華なボーナスをトレーダーに提供する代わりにスプレッドによる手数料を業者の利益として獲得している。
豪華なボーナスと狭いスプレッドを提供すれば、業者側の損益幅が大きく損失に傾く。
XMのスプレッドが広いのは、豪華なボーナスを提供する裏返しと言えるぞ。
最大1,000倍のハイレバレッジを提供しているから
XMは、最大1,000倍のハイレバレッジを提供している。
少額の資金でもレバレッジを効かせれば、ダイナミックなトレードが可能。
大きな利益が期待できる一方で、XMはバランスを取るためにスプレッドを広く設定しているワケだ。
固定スプレッド制を採用する国内FXは日本の金融庁の規制により最大25倍のレバレッジ制限がある。
スプレッドが広い分、最大1,000倍のレバレッジを効かせることができる。
低スプレッドと豪華なボーナス/ハイレバレッジは両立しにくい
XMは、評判・口コミ通り確かにスプレッドが広い傾向にある。
しかし一方で、豪華な口座開設&入金ボーナスと最大1,000倍のハイレバレッジを提供している。
XMにも低スプレッド環境のゼロ口座を提供しているが、残念ながらボーナス対象外。
スプレッドとボーナス/ハイレバレッジは両立しにくいため、トレードスタイルに合わせてXMの利用を検討してほしい。
- XMはスキャルピングトレードには向いていない
- 豪華なボーナス・ハイレバレッジでダイナミックな取引がしたい人に向いている
低スプレッド環境でスキャルピングトレードに挑戦したい方は、下記記事からおすすめ海外FX業者をチェックしてほしい。
【口座別】XMの平均スプレッド一覧
冒頭でも述べたが、XMには【マイクロ口座】【スタンダード口座】【ZERO口座】【KIWAMI極口座】の4口座が用意されている。
XMの口座タイプ比較
項目 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | ZERO口座 | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|---|
ボーナス | 100%入金ボーナス 15,000円口座開設ボーナス XMPロイヤリティプログラム | 15,000円口座開設ボーナス | ||
注文方式 | STP | ECN | STP | |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 | 1000倍 |
1lot単位 | 1,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最大取引量 (1ショットあたり) | 100,000通貨 (100lot) | 5,000,000通貨 (50lot) | 5,000,000通貨 (50lot) | 5,000,000通貨 (50lot) |
最小取引単位 | MT4:10通貨 (0.01lot) MT5:100通貨 (0.1lot) | 1,000通貨 (0.001lot) | 1,000通貨 (0.01lot) | 1,000通貨 (0.01lot) |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
取引手数料 | なし | なし | 1.0pips/取引 | なし |
スプレッド | ドル円平均 2.7pips | ドル円平均 2.7pips | ドル円平均 0.2pips | ドル円平均 1.6pips |
FX通貨ペア | 55種類 | 55種類 | 54種類 | 55種類 |
CFD取引ペア | 32種類 | 32種類 | 29種類 | 32種類 |
貴金属取引ペア | 4種類 | 4種類 | 5種類 | 4種類 |
最大保有 ポジション数 | 200ポジション ※同一アカウント内で保有している全口座のトータルポジション数 |
- ボーナス非対応だが、手数料を加味してもスプレッドが狭いZERO口座
- ボーナスを貰いつつレバレッジ1,000倍で低スプレッド×手数料なしで取引できるKIWAMI極口座
- ボーナスがもらえるが、スプレッドがやや広めのマイクロ口座・スタンダード口座
(マイクロ口座とスタンダード口座のスプレッドは同じ)
スプレッドとボーナスに着目すると、上記の3つに分けることができるぞ。
【通貨ペア・商品別】XMのスプレッド一覧
XMのドル円での平均スプレッドとリアルタイムスプレッドの差は以下の通り。
- 平均スプレッド
→2.0pips - リアルタイムスプレッド
→1.6pips~1.7pipsを推移
平均スプレッドよりも0.4pips程度狭いスプレッドを表示していた。
またスプレッドの見方もあわせて解説しているので参考にしてほしい。
■XMで取引できる商品一覧
メジャー通貨ペア | 対応 | 対応 |
マイナー通貨ペア | 対応 | 対応 |
エキゾチック通貨ペア | 対応 | 対応 |
貴金属 | 対応 | 対応 |
インデックス(株価指数) | 対応 | 非対応 |
先物CFD | 対応 | 非対応 |
仮想通貨 | 対応 | 非対応 |
メジャー通貨ペアのスプレッド
【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsがスプレッドになる。(17→1.7pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
【ZERO口座のリアルタイムスプレッド】
メジャー通貨ペアの平均スプレッド
通貨ペア | マイクロ・スタンダード口座 | ゼロ口座 | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 往復1.0pips | 無料 |
EUR/USD | 2.1pips | 0.2pips | 1.3pips |
USD/JPY | 2.7pips | 0.2pips | 1.6pips |
GBP/USD | 2.5pips | 0.9pips | 1.6pips |
USD/CHF | 3.0pips | 1.2pips | 2.2pips |
USD/CAD | 3.1pips | 1.3pips | 2.2pips |
(※)ゼロ口座のスプレッドは「取引手数料+スプレッド」の値を記入
マイナー通貨ペアのスプレッド
【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsがスプレッドになる。(34→3.4pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
【ZERO口座のリアルタイムスプレッド】
マイナー通貨ペアの平均スプレッド
通貨ペア | マイクロ・スタンダード口座 | ゼロ口座 | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 往復1.0pips | 無料 |
AUD/CAD | 4.2pips | 1.8pips | 3.3pips |
AUD/CHF | 4.1pips | 1.3pips | 2.4pips |
AUD/JPY | 4.0pips | 1.5pips | 2.9pips |
CAD/CHF | 4.7pips | 1.7pips | 2.6pips |
CAD/JPY | 4.5pips | 2.0pips | 3.5pips |
CHF/JPY | 4.8pips | 2.0pips | 3.5pips |
EUR/CAD | 3.9pips | 1.8pips | 2.9pips |
EUR/CHF | 3.8pips | 2.1pips | 3.2pips |
EUR/GBP | 2.5pips | 0.7pips | 2.2pips |
EUR/JPY | 3.7pips | 1.2pips | 3.0pips |
GBP/CAD | 6.2pips | 3.2pips | 4.3pips |
GBP/CHF | 5.1pips | 3.0pips | 3.9pips |
GBP/JPY | 4.4pips | 1.2pips | 3.7pips |
(※)ゼロ口座のスプレッドは「取引手数料+スプレッド」の値を記入
エキゾチック通貨ペアのスプレッド
【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsがスプレッドになる。(233→23.3pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
【ZERO口座のリアルタイムスプレッド】
「エキゾチック通貨ペアのスプレッド、めっちゃ広くない?」と感じた人もいるだろうが、これはXMに限った話ではない。
取引量が少ない通貨ペアは、流動性を担保するためにスプレッドが広がってしまうもの。
たとえば上述した低スプレッド業者TitanFXでも、USDZARの平均スプレッドは36.69pipsである。
エキゾチック通貨ペアの平均スプレッド
通貨ペア | マイクロ・スタンダード口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 往復1.0pips |
CHF/SGD | 25.0pips | 17.0pips |
EUR/DKK | 23.0pips | 8.0pips |
EUR/HKD | 33.0pips | 11.0pips |
EUR/HUF | 30.0pips | 19.0pips |
EUR/NOK | 69.7pips | 30.4pips |
EUR/PLN | 47.0pips | 28.0pips |
EUR/RUB | 450.0pips | 281.0pips |
EUR/SEK | 50.0pips | 23.0pips |
EUR/SGD | 16.3pips | 10.0pips |
EUR/TRY | 20.0pips | 24.0pips |
EUR/ZAR | 150.0pips | 107.0pips |
GBP/DKK | 49.0pips | 21.0pips |
GBP/NOK | 80.0pips | 62.0pips |
GBP/SEK | 90.0pips | 48.0pips |
GBP/SGD | 20.0pips | 14.0pips |
NZD/SGD | 20.0pips | 6.0pips |
SGD/JPY | 20.0pips | 6.7pips |
USD/CNH | 2.7pips | - |
USD/DKK | 30.0pips | 8.9pips |
USD/HKD | 2.8pips | 1.5pips |
USD/HUF | 25.0pips | 15.0pips |
USD/MXN | 110.0pips | 51.0pips |
USD/NOK | 55.0pips | 31.0pips |
USD/PLN | 35.0pips | 25.0pips |
USD/RUB | 420.0pips | 291.0pips |
USD/SEK | 49.0pips | 25.9pips |
USD/SGD | 20.0pips | 7.5pips |
USD/TRY | 18.0pips | 16.0pips |
USD/ZAR | 14.0pips | 10.0pips |
(※)ゼロ口座のスプレッドは「取引手数料+スプレッド」の値を記入
貴金属のスプレッド
スプレッドはFX通貨ペア同様に【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsになる。(GOLD=37→3.7pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
【ZERO口座のリアルタイムスプレッド】
貴金属の平均スプレッド
銘柄 | スタンダード/マイクロ 平均スプレッド | ゼロ | KIWAMI極 |
---|---|---|---|
GOLD | 4.0pips | 2.1pips | 2.4pips |
SILVER | 0.4pips | 0.2pips | 0.3pips |
XAUEUR | 5.6pips | 3.8pips | 4.7pips |
インデックス(株価指数)のスプレッド
※先物CFDが取引できるのはマイクロ口座かスタンダード口座のみ。
スプレッドは【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】指数ポイントになる。
例えばUS30Cash(ダウ)の場合、400→40指数ポイント。
FX通貨ペアで言うところのスプレッドでいうと4.0pipsだ。
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
インデックスの最小スプレッド
銘柄 | 最小スプレッド |
---|---|
AUS200Cash | 50.0pips |
CHI50Cash | 2.2pips |
EU50Cash | 26.0pips |
FRA40Cash | 18.0pips |
GER30Cash | 20.0pips |
GRE20Cash | 30.0pips |
HK50Cash | 1.6pips |
IT40Cash | 1.3pips |
JP225Cash | 1.2pips |
NETH25Cash | 6.0pips |
POL20Cash | 0.3pips |
SINGCash | 6.0pips |
SPAIN35Cash | 0.7pips |
SWI20Cash | 50.0pips |
UK100Cash | 15.0pips |
US100Cash | 20.0pips |
US30Cash | 20.0pips |
US500Cash | 7.0pips |
先物CFD(エネルギー・食品などの商品CFD)のスプレッド
※先物CFDが取引できるのはマイクロ口座かスタンダード口座のみ。
スプレッドはFX通貨ペア同様に【「スプレッド」表記の数値】×【0.1】pipsになる。(OIL-APR18=5→0.5pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
先物CFDの最小スプレッド
銘柄 | 最小スプレッド |
---|---|
PALL | 56.0pips |
PLAT | 44.0pips |
BRENT | 0.5pips |
GSOIL | 15.0pips |
NGAS | 3.5pips |
OIL | 0.5pips |
OILMn | 0.5pips |
CHI50 | 22.0pips |
EU50 | 30.0pips |
FRA40 | 30.0pips |
GER30 | 40.0pips |
JP225 | 2.4pips |
SING | 9.0pips |
SWI20 | 60.0pips |
UK100 | 50.0pips |
US100 | 55.0pips |
US30 | 80.0pips |
US500 | 12.0pips |
USDX | 5.0pips |
仮想通貨(ビットコイン)のスプレッド
※仮想通貨が取引できるのはマイクロ口座かスタンダード口座のみ。プラットフォームはMT5のみ対応。2018年3月11日現在は取扱停止している。
スプレッドは【「スプレッド」表記の数値】×【0.001】pipsになる。(BTCUSD=72800→72.8pips)
【マイクロ口座・スタンダード口座のリアルタイムスプレッド】
仮想通貨の最小スプレッド
銘柄 | スタンダード/マイクロ 最低スプレッド | KIWAMI極 |
---|---|---|
BTC/USD | 94.00 | 73.00 |
BCH/USD | 4.20 | 2.90 |
ETH/USD | 7.0 | 5.0 |
LTC/USD | 1.98 | 1.38 |
XRP/USD | 0.00370 | 0.00260 |
XMのスプレッドをリアルタイムで確認する方法
XMのスプレッドは、リアルタイムで確認することが可能だ。
取引しているデバイスごとに、スプレッドを確認する方法を解説する。
スマホアプリでスプレッドを表示する方法
スマホアプリでスプレッドを表示したいなら、利用しているMT4またはMT5アプリを開こう。
XMの取引プラットフォームにログインしたら、「気配値」から通貨ペアを詳細モードで確認するとスプレッドが表示される。
スプレッドはポイントという単位で表示されるため、「×0.01」するとpipsに換算することができるぞ。
PCでスプレッドを表示する方法
PCでスプレッドを表示するなら、利用するプラットフォームの「気配表示」を右クリックしよう。
すると「スプレッド」が表示されるので、クリックするとスプレッドが表示される。
スマホアプリと同様に、スプレッドの単位はポイントで表示されるぞ。
公式HPでスプレッドを表示する方法
まだXMで会員登録していない場合でも、公式HPでリアルタイムのスプレッドを確認できる。
以下が日本時間朝8時頃に表示されているスプレッドだ。
スプレッドの数値は15分毎に更新され、約1時間前のデータを確認できるようになっている。
XMと他社のスプレッドを比較
XMと国内FX業者と他海外FX業者のスプレッドを比較していく。
XMと国内FX業者を比較
海外FX初心者の方に知っておいてほしいのは、XMのスプレッドは国内FX業者よりも広いということ。
国内FX業者で超低スプレッドを提供しているGMOやDMMFXと比べると、主要通貨ペアで1.0pips近く広くなっている。
(※)XMに限らず海外FX業者は国内FX業者よりスプレッドが広い
そもそも論だが、XMに限らず海外FX業者は国内FX業者よりもスプレッドが広い。
あくまでも国内業者と比べてという話であって、他の海外FX業者の中ではXMのスプレッドは並程度だ。
XMと海外FX業者を比較
XMと他海外FX業者の主要通貨ペアの平均スプレッドを比較してみてた。
FX業者・口座タイプ | USDJPY | EURUSD | GBPUSD | EURJPY | GBPJPY |
---|---|---|---|---|---|
XM スタンダード/マイクロ口座 | 2.7pips | 2.1pips | 2.5pips | 3.7pips | 4.4pips |
IS6FX スタンダード口座 | 2.1pips | 2.0pips | 2.2pips | 3.5pips | 3.7pips |
FXGT スタンダード+口座 | 1.3pips | 1.1pips | 1.3pips | 1.6pips | 1.9pips |
iFOREX | 1.0pips | 0.7pips | 1.1pips | 1.5pips | 3.0pips |
HFM セント口座 | 1.8pips | 1.4pips | 1.9pips | 1.6pips | 2.2pips |
海外FX業者の他社と比較してみると、「XMのスプレッドが広すぎる」とまでは言えないということが分かるだろう。
iFOREXのスプレッドの狭さと比較するとXMのスプレッドの広さは目立つが、他社と比べるとそこまで特質して広いというわけではない。
XMのスプレッドの広さが気になるなら、KIWAMI極口座の開設がおすすめだ。
XMのスプレッドの注意点
XMのスプレッドの注意点は4つある。
スプレッドが広がりやすいタイミングや広がることで考えられるデメリットを解説していく。
重要な経済指標が発表されるタイミングはスプレッドが広がる
XMの重要な経済指標の発表タイミングでスプレッドが広がりやすい。
具体的には以下のような指標が発表されたり、決定がなされたタイミングだ。
- 非農業者部門雇用統計(アメリカ)
- ADP雇用統計(アメリカ)
- ISM景況指数(アメリカ)
- 米FOMC政策金利発表(アメリカ)
- GDP成長率(アメリカ)
- 消費者物価指数(CPI)(アメリカ)
- 新築住宅販売件数・中古住宅販売件数(アメリカ)
- 日銀金融政策決定会合(日本)
- 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表(EU)
- その他各国の政策金利発表・GDP・雇用統計
為替レートが大きく変動して取引の流動性が損なわれるので、スプレッドが広がりやすい傾向がある。
例えば、おおかた「アメリカの景気が悪くなる」と予想がされている中、ドルを積極的に買いたいと思う投資家や金融機関は少ない。
一方でドルを今のうちに売っておきたいと考えるトレーダーは増えることになる。
FX市場が供給過多になってしまい、注文がマッチングしずらくなるため、スプレッドが広がってしまうのだ。
(当然約定スピードも落ちる)
経済指標の発表時間は以下のカレンダーが見やすくまとめられているのでチェックしてほしい。
→Yahoo!JAPAN ファイナンス「経済指標カレンダー」
日本時間で早朝5時~7時はスプレッドが広がる
XMのスプレッドは、日本時間の早朝のタイミングで広がりやすい。
日本時間で朝7時までの時間帯は、全為替市場の50%以上を占めるニューヨーク市場・ロンドン市場・日本市場がクローズ状態。
取引量が著しく減るので、スプレッドが広がる傾向にある。
例えば「ドル円を100円で買いたい」と注文を出しても、そのレート付近で反対注文がないケースが起こり得る。
この時注文を成立させるために、仕方なく「ドル円を120円で売りたい」という金融機関とのマッチングが起こり、スプレッドが広がってしまうのだ。
逆に夜19時から21時にかけてスプレッドはどんどんタイトになっていき、夜21時~2時の間はどの通貨ペアでもスプレッドが平均値よりも縮小する傾向がある。
スプレッドが広がるとロスカットされやすくなる
XMはどの口座タイプもロスカット水準20%に設定されている。
ロスカット水準20%とは、証拠金維持率が20%を下回ると含み損を抱えポジションが強制決済される数値を指す。
スプレッドが広がると含み損が発生するリスクが高くなり、予期せぬタイミングでロスカットが生じやすくなる。
ロスカット水準に達する前に損切りして、強制ロスカットを回避しよう。
XMでスプレッドが広すぎて勝てない時の対策
有名海外FX業者のXMだが、スプレッドが広がりやすい場合もあるため、稼ぐのが難しいと思うユーザーも一定数いるようだ。
もしもXMのスプレッドの広さが原因で勝てない時は、以下の対策を検討しよう。
それぞれの対策法について、解説する。
スプレッドが狭いKIWAMI極口座でトレードを行う
XMのスプレッドが広くて利益が出せない場合は、KIWAMI極口座がおすすめ。
上記口座は低スプレッドかつ取引手数料無料であるため、XMの口座タイプの中でも取引コストが低めになっている。
以下はKIWAMI極口座の主な特徴だ。
- 低スプレッドと手数料無料で、コストを最小限に抑えられる
- 15,000円の新規口座開設ボーナス
もし運用している口座のスプレッドが広い場合は、KIWAMI極口座への切り替えが良いだろう。
XMポイントを利用する
XMでは取引をするごとに、「XMポイント」が貯まるロイヤリティプログラムという制度があるぞ。
ロイヤリティプログラムでは取引の数を重ねれば会員ランクが上がって、受け取れるXMポイントも増やせる。
XMポイントはボーナスや現金に換金できるので、スプレッドの広さなどによって発生する取引コストを抑えることが可能だ。
取引コストを抑えたい人は、XMボーナスを積極的に活用するのがおすすめ。
ただしXMポイントを獲得できるのは「スタンダート口座」と「マイクロ口座」のみなので注意しよう。
デイトレードやスイングトレードを使う
もしもスプレッドが広すぎる場合は、トレードスタイルをデイトレードやスイングトレードに変えてみよう。
基本的にスプレッドが広めのXMだと、短期間での相場変動は期待できないため、大きな利益を出すのは難しい。
中長期目線で実施するトレードなら、例えスプレッドは広くなったとしても変動幅が見込めるので勝ちやすくなっている。
スプレッドが広くて利益が少なく感じた時は、デイトレードやスイングトレードを検討しよう。
デモトレードで練習する
XMのスプレッドが広くて勝てない場合は、まずデモ口座でトレードの練習をしてみるのも良いだろう。
デモ口座なら自己資金を使わずにトレードができるので、ノーリスクで取引の練習ができる。
実際のレートで取引ができるため、デモトレードでスプレッドが広がるタイミングも把握しておこう。
XMのスプレッドに関するよくある質問
最後にXMのスプレッドに関するよくある質問を紹介する。
- XMの最小スプレッドは?
- XMのドル円の平均スプレッドは?
- いつがXMのスプレッドが広い時間ですか?
- XMのMT4とMT5でスプレッドが変わる?
XMの最小スプレッドは?
XMの最小スプレッドは、2024年11月時点でドル円スプレッド・ゼロ口座の0.2pips。
しかしゼロ口座は、取引手数料が往復1.0pipsと高いのが難点。
スタンダード口座よりもスプレッドが狭く設定されているKIWAMI極口座なら、取引手数料なしで取引が可能だ。
最小スプレッドは1.6pipsとなっている。
いつがXMのスプレッドが広い時間ですか?
日本時間で朝5時から7時までの時間帯は、全為替市場の50%以上を占めるニューヨーク市場・ロンドン市場・日本市場がクローズ状態。
そのためスプレッドが広い時間帯となっている。
取引をするなら、平日の深夜(22時~翌2時)の「ゴールデンタイム」がおすすめだ。
XMのMT4とMT5でスプレッドが変わる?
どのプラットフォームや環境で取引しようが、XMのスプレッドは変わらない。
- MT4かMT5か
- ブラウザ版かデスクトップ版かスマホアプリか
上記に関わらず、基本的にXMのスプレッドは同じだ。
取引サーバーが異なる場合は通信速度に差がでるので、表示されるスプレッドが異なる場合があるが、スプレッドの値に大きく差が出ることはない。
XMのスプレッドまとめ
以上がXMのスプレッドに関する管理人の所感及び、全通貨ペア・全商品のスプレッドだ。
繰り返しになるが「ボーナスはいらない、スプレッドにこだわりたい」という人は、KIWAMI極口座を開設するのがベター。
またマイクロ口座・スタンダード口座を利用する場合でも、ロイヤルティプログラムを加味すれば表示スプレッドよりも実質コストは安くなる。
スプレッドがネックでXMでの口座開設に足踏みしていた人も、これを機に一歩踏み出していただければ幸いだ。
海外FX業者のスプレッドは下記のページで徹底比較している。