海外FXトレードを行う上で何よりも一番重要なのが、その海外FX業者が”信頼性が高いか?”だ。
『利益を出金しようと思ったら出金できなかった』
『不正なストップ狩りに頻繁に合うようになった』
『不当な理由でFX口座が凍結されてしまった。サポートからも返信なし…』
たとえ鬼のようにスプレッドが狭くても、はたまたボーナスキャンペーンがどれだけ豪華でも、信頼性を加味してしっかり業者選びを吟味しないと上記のような事態になってしまうこともある。
そこで本エントリーでは、信頼できる海外FX業者の見極め方を5つのポイントに分けて解説したうえで、本当に信頼できる海外FX業者をピックアップしている。
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目次
信頼できる海外FX業者の見極め方4つのポイント
信頼性が高い海外FX業者の選び方は大きくわけて4つだ。
- 金融ライセンスを所持しているか
- FX事業者として運営歴は5年以上あるか
- 追証なしのゼロカットシステムを導入しているか
- 世界的なFXの掲示板サイトForexPeaceArmyでSCAM認定されていないか
条件を満たしていえば満たしているほど、信頼性が高いと判断してよい。
金融ライセンスを所持しているか
まっとうなFXブローカーは必ず世界のどこかの金融ライセンスに登録している。
金融ライセンスを保有できるということは、資本金や財務体系、セキュリティなど一定の審査基準をクリアした上で『FXブローカー』として活動をしていいと認められているということ。
【例】ニュージーランド金融市場庁(FMA)の金融ライセンス発行基準
- コンプライアンスや規制・リスク管理を担当する専門部署
- 100万ドル以上もしくは平均収益の10%以上の正味固定資産
- リスクやディーリングポリシーに関する情報
- 顧客資金の分別ルールと顧客口座情報の適切な記録保持
- ヘッジ内部リスクの基準と顧客の証拠金レベルの取扱い・適正
- 新規顧客に対する適切な基準
基本的には金融ライセンスに登録していれば、一定の信頼性があると思っていいだろう。
どこのライセンスも保持していないガチの無登録業者は危険
逆に、どこの国や金融機関にも無登録の海外FX業者は非常に危険だ。
海外FXブローカーで金融ライセンスを持っていないということは
- 金融ライセンスを保持できないほど低レベルの会社体力
- 金融ライセンスの登録料をケチっている
- 詐欺をする気満々
のどれかに当てはまる。
例え見た目がキレイで信頼できそうなホームページを持っていても、どれだけ豊富なボーナスキャンペーンを行っていても、ライセンス無登録の海外FX業者で取引するべきではない。
公式ページのどこにも金融ライセンスを所持している説明が見当たらない場合は危険だ。
金融ライセンス無登録の海外FX業者でトレードすることはリスクしかないので、絶対にやめよう。
金融ライセンスには取得難易度・信頼性の違いがあるが、現在の日本市場ではそれほど参考にならない
金融ライセンスは国や金融機関に応じて、取得難易度・信頼性が違う。
特に欧州・英国の金融ライセンスは顧客資金保護の基準が高く設定されており、その分取得難易度が高く、信頼性が高いといわれている。
欧州・英国の金融ライセンス例
英国(UK)の金融ライセンス(FCA)
→信託保全(仮に海外FX業者が倒産しても顧客資金を第三者が返済する制度)が義務化
キプロスの金融ライセンス(Cysec)
→ICF【投資家補償基金】への加入が義務化
しかし、最近では英国や欧州各国金融機関の顧客プロモーションへの締め付けが強くなり、日本人トレーダーの口座開設を認めない流れが強くなっている。
この流れから、XMやiFOREX、HFM(旧HotForex)などはキプロスや英国ライセンスを所持していたが、規制が厳しくないセーシェルや、セントビンセントでライセンスを取得しなおし、日本人顧客はその配下で管理する流れを取っている。
海外FX業者の金融ライセンス事情
取得難易度が高く信頼性の高い金融ライセンスを取得することはできる(英国FCA・キプロスなど)
↓
それらの金融ライセンスの配下では日本人トレーダーの受け入れができない
↓
仕方なく規制が厳しくない国や金融機関のライセンスを取得
なので最近は、金融ライセンス自体の取得難易度で信頼性を読み取るのは難しくなっているのが実情。
金融ライセンスを所持しているかどうかを確認した上で別の基準で安全性や信頼性を判断しよう。
【補足】どの海外FX業者も日本の金融庁のライセンスは所持していない
『海外FX業者は金融庁から警告を出されている=危険』なのか管理人が解説でも解説している通り、日本の金融庁ライセンスを取得するには最大25倍のレバレッジ規制に従わないといけない。
海外FXの一番のメリットであるハイレバレッジを提供できなくなるので、海外FXブローカーは、日本の金融ライセンスを取得していない。
“海外FX業者は日本の金融ライセンスを不所持=危険”というわけではないので誤解なきよう。
(というより、日本の金融庁ライセンスを取得した時点で国内FX業者扱いになるため海外FX業者ではなくなる)
FX事業者として運営歴は5年以上あるか
長い間しっかり海外FXブローカーとして営業し続けているかは信頼性を判断するうえで非常に重要だ。
インターネットが発達した現代では悪評が出回るスピードも段違いに早い。
長く運営を続けているということはそれだけの期間、悪評も少なく顧客に愛され続けている証だ。
運営期間の判断目安
1年未満…信頼性ゼロに等しい。
1年~3年…新興ブローカー。運営歴の信頼性はまだまだない。
4年~10年…中堅ブローカー。一定の信頼性あり。
10年以上…老舗ブローカー。信頼性はかなり高い。
目安として、運営歴5年以上であれば、一定の信頼はできるだろう。
ちなみに以下は当サイトに掲載している海外FX業者一覧だ。
海外FX業者名 | 運営歴 |
---|---|
28年目 | |
20年目 | |
15年目 | |
13年目 | |
10年目 |
当サイトでは中堅以上のブローカーしか掲載していないのがわかっていただけると思う。
※SCAM(悪徳業者・詐欺業者)は、顧客資金を集めるだけ集めて1年以内に故意に倒産し、資金を持ち逃げするケースが多い。
運営歴1年未満の海外FX業者には細心の注意を払うようにしよう。
追証なしのゼロカットシステムを導入しているか
海外FXの信頼性を確認する際にポイントとなるのは、追証なしのゼロカットシステム導入の有無だ。
追証なしのゼロカットシステムとは
相場が大変動してロスカットが間に合わず口座残高がマイナスに転じたとしても、業者側で残高をゼロにしてくれるサービス。
トレーダーは、投資金以上の借金を背負う心配がない。
もっと詳しくゼロカットシステムの仕組みが知りたい方は以下の記事を参考にしてほしい。
追証なしのゼロカットシステムが導入されていると、絶対にFX取引で借金を背負う心配がないという安心感をもってトレードすることができる。
ちなみに、当サイトで紹介している海外FX業者は全て追証なしのゼロカットシステムを導入しているため安心してほしい。
世界的なFXの掲示板サイトForexPeaceArmyでSCAM認定されていないか
ForexPeaceArmyとは、世界的なFX業者の口コミ掲示板サイトだ。
世界中のトレーダーから海外で活動しているFXブローカーの口コミがある。
http://www.forexpeacearmy.com/forex-reviewsで、業者名を検索してみてほしい。
ここでSCAM認定(=詐欺認定)されていたら、その海外FX業者はかなり信頼性が低いと判断してよいだろう。
言うまでもないが当然、当サイトで掲載している海外FX業者は1つもSCAN認定はされていない。
管理人が選ぶ信頼性が高い海外FX業者
最後に4つのポイントを加味して、管理人が最も信頼がおける海外FX業者を3つ紹介して本エントリーを終わりにしたい。
- iFOREX
- XM
- TitanFX
iFOREX→最も信頼性が高い老舗ブローカー
- 金融ライセンス→英領バージン諸島の金融サービス委員会(BVIFSC)を保有
- 運営歴→28年目の老舗ブローカー
- ゼロカットシステム→導入
- ForexPaceArmy→SCAM認定なし
iFOREXは高い水準で4つの基準を満たすブローカーだ。
高額出金の実績も多く、最も信頼できる海外FX業者と言えるだろう。
XM→抜群の経営基盤と運営歴
- 金融ライセンス→セーシェル金融庁ライセンスを保有
- 運営歴→15年目のブローカー
- ゼロカットシステム→導入
- ForexPaceArmy→SCAM認定なし
XMは日本人トレーダーの口座開設者数No.1の海外FXブローカー。
日本では海外FX=XMというくらい有名だ。
資本金3億6000万ドルのマンモス企業で、9年目の運営歴で多くのトレーダーを抱えているにも関わらず、出金拒否などの報告はない。
iFOREXに並び、XMも信頼性は抜群に高い。
TitanFX→トップクラスの狭いスプレッド
- 金融ライセンス→バヌアツ共和国のライセンスを所持
- 運営歴→10年
- ゼロカットシステム→導入
- ForexPeaceArmy→SCAM認定なし
TitanFXは海外FXの中でも最高クラスにトップクラスに狭いスプレッドを誇る業者。
管理人もスキャルピングのメイン口座として利用している。
レバレッジ1,000倍×追証なしなため、リスクを抑えて資金効率よくアクティブにハイレバトレードできる。