IFCMarketsの評判!10つの強みと5つの弱みからガチレビュー

IFCMarketsの評判!10つの強みと5つの弱みからガチレビュー
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IFCMarketsは2006年に世界的金融グループのIFCM Groupの子会社として運営を開始したベテラン海外FXブローカー。

海外FX業者では珍しく、口座資金に対して配当(利息)が付くという特徴を持ち、にわかに以前から注目を集めていた。

本記事ではそんなIFCMarketsについて、強み・弱みという切り口からガチのレビューをしている。

IFCMarketsの口座開設を考えている方は本記事を一読してから考えてみてほしい。

トレーダーにとって魅力的なトレードが可能な海外FX業者は以下記事にもまとめている。
管理人が忖度なしに本音でレビューしているので、ぜひ参考にしてほしい。

海外FX業者おすすめ比較ランキング!日本人トレーダーに人気の13社を徹底解説

管理人から見たIFCMarketsの評価

IFCMarketsを考察してわかった強み・弱みは以下の通りだ。

IFCMarketsの強み

  1. フリーマージンに最大年7.0%の利息が付く
  2. 運営元が世界的金融グループ
  3. 最大レバレッジ400倍×追証なし
  4. ロスカット水準が証拠金維持率10%以下
  5. 適切な注文処理による高約定力
  6. 選べる3種類の取引プラットフォーム
  7. 合計600種類以上の金融商品の取扱
  8. AIGグループの全額補償あり
  9. マイクロ口座の初回入金額が100円から
  10. クレカ・bitwallet入出金に対応

IFCMarketsの弱み

  1. 固定スプレッド制のスプレッドが広すぎる
  2. ボーナスキャンペーン一切なし
  3. スタンダード口座の初回入金が10万円から
  4. マイクロ口座の上限が50万円まで
  5. 日本語サポートが充実していない

結論から言うとIFCMarketsは「サブ口座として配当を狙いつつ、レバ400倍でデイトレ・スイングトレードをしたい」人にオススメだ。

配当の幅は年間1.0~7.0%まで幅があるが、仮に年間7.0%が適用されると、口座の100万円が1年後に107万円になる。
これは存外おいしい資産運用と言えるだろう。

ただし年間7.0%の配当を得るには月間70ロットの取引をしなければならない。
配当狙いなら小ロットでスキャを繰り返すよりも、大ロットでのデイトレ・スウィングのほうが効率が良い。

また、IFCMarketsが他業者と決定的に差別化できているポイントは配当が受け取れることしかない。

確かに約定力や業者の信頼性も高いが、それは他にも優秀なブローカーは存在する。
総合的なスペックで見ればIFCMarketsより優れている業者はたくさんあるのが現状だ。

もし配当に興味がなければ、その他の業者を選ぶことをオススメする。

(※)管理人のオススメ海外FX業者を知りたい方へ

管理人がガチでオススメする優良海外FX業者を知りたい方は『海外FX業者おすすめ比較ランキング!日本人トレーダーに人気の13社を徹底解説』を参考にしてほしい。

トレーダーのトレードスタイルや目的別にオススメの業者を紹介している。

IFCMarketsの口座タイプの選び方

IFCMarketsを利用する上で迷うのが口座タイプの選択。

IFCMarketsではスタンダード口座とマイクロ口座の2つの口座タイプが用意されている。

それを踏まえた上で以下の表を見てほしい。

 マイクロ口座
(ビギナー口座)
スタンダード口座
取引プラットフォームNetTradeXMT4MT5NetTradeXMT4MT5
スプレッド制変動スプレッド固定スプレッド固定スプレッド変動スプレッド変動スプレッド固定スプレッド固定スプレッド変動スプレッド
最低スプレッド
(USD/JPY)
0.5pips1.8pips1.8pips0.5pips0.5pips1.8pips1.8pips0.5pips
口座通貨USD, EUR, JPY
最大レバレッジ400倍200倍
追証なし
(ゼロカットシステム)
ロスカット水準証拠金維持率10%以下
口座上限50万円なし
最小取引単位0.01lot
(100通貨)
0.1lot
(10,000通貨)
初回最低入金額100円10万円

見ての通り、IFCMarketsの口座タイプの選択は、単純にスタンダード口座かマイクロ口座を選べばOKというわけではない。
どの取引プラットフォームを利用するかで、スプレッドが大きく変わってくるのだ

IFCMarketsの口座タイプの選び方は全部で8通り

全部で8通りの選び方があるので億劫に感じてしまうかもしれないが、実はそんなに選ぶのは難しくない。

IFCMarketsで利用価値がある口座タイプは4つだけだ。

【IFCMarketsで利用価値のある口座タイプ4つ】

  • マイクロ口座のNetTradeX 変動スプレッド制
  • マイクロ口座のMT5 変動スプレッド制
  • スタンダード口座のNetTradeX 変動スプレッド制
  • スタンダード口座のMT5 変動スプレッド制

IFCMarketsで利用価値のある口座タイプ4つ

要するに「変動スプレッド制の口座タイプ」のみ利用価値があるわけだ。

詳しくは後述するが、固定スプレッド制だとスプレッドが広すぎてまったく利用価値がない

利用価値のある口座タイプ4つの比較

上述した利用価値のある口座タイプ4つの特徴をそれぞれ比較してみた。

●マイクロ口座のNetTradeX 変動スプレッド制

最大レバレッジ400倍、ロスカット水準10%、追証なし。
最低スプレッド:ドル円0.5pips、ユーロドル1.8pips。
最低入金額100円、口座上限50万円。
スペックはとっつきやすいがNetTradeXを使用するため上級者向け。

●マイクロ口座のMT5 変動スプレッド制

最大レバレッジ400倍、ロスカット水準10%、追証なし。
最低スプレッド:ドル円0.5pips、ユーロドル1.8pips。
最低入金額100円、口座上限50万円。
MT5対応のため裁量取引メインのトレーダー向け。

●スタンダード口座のNetTradeX 変動スプレッド制

最大レバレッジ200倍、ロスカット水準10%、追証なし。
最低スプレッド:ドル円0.5pips、ユーロドル1.8pips。
最低入金額10万円、口座上限金額なし。
最大レバ100~150倍で運用したい上級トレーダー向け。

●スタンダード口座のMT5 変動スプレッド制

最大レバレッジ200倍、ロスカット水準10%、追証なし。
最低スプレッド:ドル円0.5pips、ユーロドル1.8pips。
最低入金額10万円、口座上限金額なし。
最大レバ100~150倍で運用したい裁量取引メインのトレーダー向け。

スペック自体はマイクロ口座のほうがとっつきやすいスペックをしている。
最大レバレッジも400倍な上、最低入金額も100円という少額から受け付けているため、海外FX初心者でも平均的なハイレバトレードを体験しやすい。

ただしマイクロ口座では口座上限金額が50万円までと少ない(※)のがネックだ。
50万を超えた時点で出金手続きをするか、スタンダード口座へと移行しなければならない。

ある程度まとまった自己資本で配当狙いなら、初めからスタンダード口座を開設して、レバ100~150倍で手堅くトレードするのもオススメだ。

(※)口座残高が50万円を超えたらスタンダード口座への以降が必須

マイクロ口座では口座上限が50万円を超えると新規ポジションを持つことができない

仮に新規でポジションを持ちたい場合は、

  • 出金して口座残高を50万以下に調整する
  • スタンダード口座へ乗り換える

といった対応を取らなければならないことに注意してほしい。

IFCMarketsの10つの強み

IFCMarketsの10つの強みを紹介する。

  • フリーマージンに対して最大年間7.0%の利息がつく
  • 世界的金融グループが運営元で信頼性が高い
  • 最大レバレッジ400倍×追証なし
  • ロスカット水準が証拠金維持率10%以下とかなり低い
  • ハイブリッドな注文処理システムで高い約定力を実現している
  • 取引プラットフォームが3種用意されている
  • 通貨ペア・CFD合計で600種類もの銘柄を取り揃えている
  • 顧客資産管理は分別管理だがAIG EUROPE LIMITEDの補償あり
  • マイクロ口座なら初回最低入金額100円からOK
  • クレカ・bitwallet(ビットウォレット)の入出金に対応している

フリーマージンに対して最大年間7.0%の利息がつく

IFCMarkets最大の強みは、フリーマージンに付く最大年間7.0%の利息だ。

1ヶ月で最低10ロット以上取引すれば、フリーマージンに対して毎月利息を受け取れる。
(※)フリーマージン=「口座残高-実行証拠金」

利息率は以下の通り。

取引ロット数利息率(年利)
10ロット以下0%
10ロット~30ロット1.0%
30ロット~50ロット3.0%
50ロット~70ロット5.0%
70ロット以上7.0%

条件を満たしていれば、毎月末に取引口座へ利息が追加される。

受け取った利息は、制限無しで自由に使ってOKだ。
取引の足しにするも良し、そのまま出金することもできる。

フリーマージンが多ければ多いほど配当額は大きくなるので、自己資本に自信がある方はIFCMarketsに資産運用の意味合いを込めて入金するのも良いだろう。

詳しくは『顧客資産管理は分別管理だがAIG EUROPE LIMITEDの補償あり』で説明しているが、IFCMarketsでは顧客資産が全額補償されるため、安心してお金を預けることができる。

【利息の受取例】

●フリーマージン30万円、一月30ロット取引した場合

利息率は2.0%が適用される。

1ヶ月で受け取れる配当は500円。
1年続けた場合、6,000円の配当を受け取れる。

●フリーマージン100万円、一月50ロット取引した場合

利息率は5.0%が適用される。

1ヶ月で受け取れる配当は約4,166円。
1年続けた場合、5万円の配当を受け取れる。

●フリーマージン300万円、一月70ロット以上取引した場合

利息率は7.0%が適用される。

1ヶ月で受け取れる配当は17,500円。
1年続けた場合、21万円の配当を受け取れる。

(※)すべてフリーマージンは変動しないものとして計算している。フリーマージンが変動すれば配当額も変動する。

世界的金融グループが運営元で信頼性が高い

IFCM Groupの本社は世界経済の中心 『シティ・オブ・ロンドン』

IFCMarlketsはIFCM Groupの子会社にあたる。

IFCMグループはイギリスの首都ロンドン、さらにその中心地であるシティ・オブ・ロンドン(※)に本社を構える世界的金融グループだ。

それほどの大企業が運営しているという事実だけでも、業者としての信頼性は高いと言える。

またIFCMarketsはBVI(イギリス領ヴァージン諸島)のライセンスを保持している。

親会社のIFCM Groupも、厳格なライセンスとして有名なCySEC(キプロス)ライセンスを取得していることを加味すると、一定以上の信頼性はあると判断しても良いだろう。

(※)シティ・オブ・ロンドンとは

シティ・オブ・ロンドンは、ニューヨークのウォール街と並ぶ世界トップクラスの金融センター
世界経済の中心地の1つだ。

事実シティ・オブ・ロンドンには、ロンドン取引証券所・イングランド銀行を筆頭に、世界の名立たる大手金融機関がオフィスを構えている。

この事実からもシティ・オブ・ロンドンという世界経済の一等地に本社を構えるIFCM Groupの格が伺える。

最大レバレッジ400倍×追証なし

IFCMarketsの最大レバレッジは400倍。

国内FXの最大レバレッジ25倍と比べると断然資金効率が良い。
具体的には16分の1の証拠金で、国内FXの最大レバ25倍と同じ量をポジれる。

FXに使える自己資本が少ないトレーダーほど嬉しいポイントだろう。

またIFCMarketsではゼロカットシステムを採用している。

仮に有事の際に口座残高がマイナスまで凹んでしまっても、マイナス分を追証請求されることはない

IFCMarketsで取引する場合、負けは投資金までとリスクが限定されている。

ロスカット水準が証拠金維持率10%以下とかなり低い

IFCMarketsはロスカット水準(※)も証拠金維持率10%以下と優秀だ。

証拠金がすべて溶けるギリギリまで耐えれるので、アクティブなハイレバトレードができる。

【1万円入金してドル円(100円/ドル)でフルレバ4万通貨エントリーした場合】

●ロスカット水準が証拠金維持率10%以下の場合
→許容できる含み損:ー9000円

●ロスカット水準が証拠金維持率50%以下の場合
→許容できる含み損:ー5000円

ロスカット水準が証拠金維持率10%以下の業者のほうが、4,000円分の多く含み損に耐えられる

またFXトレードの経験がある程度あるなら、強制ロスカットされるギリギリのところから一発逆転爆勝ちという経験のある方もいるだろう。

ロスカット水準が低ければ低いほど、ギリギリからの大逆転を起こしやすくなる。

(※)ロスカット水準とは

ロスカット水準は各業者が定める強制ロスカット執行ラインのことだ。

ロスカット水準は「証拠金維持率の〇〇%以下」という形で、証拠金維持率をもとに設定されている。

証拠金維持率の計算方法は以下の通り。
有効証拠金(口座残高ー含み損)÷必要証拠金×100(%)」。

例えば有効証拠金50,000円、必要証拠金80,000円なら「50,000円÷80,000円×100%=証拠金維持率62.5%」となる。

ハイブリッドな注文処理システムで高い約定力を実現している

IFCMarketsの約定力は非常に高い。
管理人も過去に何度か取引しているが、大きなスリッページをくらったことは1度もない

これにはIFCMarketsのハイブリッドな注文処理の仕組みが関係している。

IFCMarketsはトレーダーの注文量に応じて注文処理方法を3パターンに分けているのだ。

【IFCMarketsの注文処理方法】

●100万通貨以下の注文

IFCMarketsで100万通貨以下の注文の処理方式

100万通貨以下の注文は一旦IFCMarketsが決済。
その後さらにポジションを加算してカバー先(※)の金融機関へと流す。

(※)カバー先とは「業者へレートを提示している金融機関」を指す

●100万通貨~1,000万通貨の注文

IFCMarketsでの100万通貨~1000万通貨の注文の処理方式

100万通貨~1000万通貨の注文は、一旦IFCMrketsが決済。
そのままのポジション量でカバー先の金融機関へと流す。

1000通貨以下の注文量であれば、カバー先がすぐに見つかるため、IFCMarketsで先に決済することで約定スピードを高めている。

●1,000万通貨~の注文

IFCMarketsでの1000万通貨以上の注文の処理方式

1000万通貨以上の注文はIFCMarketsでは決済せず、そのままインターバンク(※)へ注文を流す。

注文量が大きすぎるとカバー先が見つかりにくいため、そのまま市場に流したほうが効率よく決済できる可能性が高まる。

(※)インターバンクとは銀行間市場という意味。様々な端末・仲介業者を通じて銀行間でおこなわれている為替取引市場全体のことを指す。

このように注文量に応じて注文処理方法を変えることで、顧客に対して迅速かつベストなレートで約定してあげられる仕組みを整えている。

なおどの注文処理であってもNDD方式なので、不利約定やレート操作など顧客不利になる条件になることはないので安心してほしい。

取引プラットフォームが3種用意されている

IFCMarketsではMT4・MT5・NetTradeXの3つの取引プラットフォームが用意されている。

それぞれの特徴は以下の通り

●MetaTrader4(MT4)

 

MT4のロゴ

世界的な取引プラットフォーム。
カスタムインジケーター・EAの種類がかなり豊富で自動売買するならMT4一択と言える。

IFCMarketsのみならず、その他の海外FX業者でも採用されているため、他業者でも同じ感覚で使えるのも強み。

●MetaTrader5(MT5)

MT5のロゴ

MT4の正統後継となる取引プラットフォーム。
MT4に比べて動作スピードが上がり、快適に使えるようになった。

また時間足表示が増えたことによるチャート分析のしやすくなり、気配値・ネビゲーターウィンドウの利便性も上がっている。

ただしMT4に比べると、現時点ではインジケーターやEAの種類に乏しい

裁量取引メインのトレーダーであればMT5のほうがオススメだ。

●NetTraderX

nettradexのロゴ

NetTradeXはIFCMarketsが自社開発した取引プラットフォーム。

  • MT4・MT5並のインジケーター・描画ツール
  • 複数ポジションの同時決済
  • チャート上の右クリック一発で注文画面を出せる
  • 最大10銘柄のチャートを同時表示できる「パーセンテージチャート」搭載

などなどかなり高機能なプラットフォームに仕上がっている。

ただしカスタマイズ性が高すぎて初心者に使いづらいのがネック。
どちらかというと中上級向けといえるスペックだ。

管理人的にオススメなのはMT5

MT5はMT4にインジケーターやEAの種類で劣るものの、その他は全体的にグレードアップしている。

現在開発元であるMetaQuote社もMT5に力を入れていることを考えると、今後インジケーター・EAの種類もMT4ばりに多くなるだろう。
自動売買メインでないなら、今からMT5を使っていてもまったく問題はない。

一方、NetTraderXはIFCMarketsの自社プラットフォームなので、その他業者での応用が効かないのが痛い。

その上どれだけFXの経験があっても初めての使用になるぶん、慣れるまで時間がかかるのもマイナスだ。

(※)MT4をオススメしない理由

MT4を選んでしまうと自動的に固定スプレッド制になってしまう。

詳しくは『固定スプレッド制のスプレッドが広すぎる』で説明しているが、IFCMarketsの固定スプレッドはかなり広い
スキャのみならずデイトレ・スイングでも敬遠したくなるスプレッドだ。

なのでスプレッドを重要視しているなら、IFCMakretsでMT4を使う選択はありえないということを覚えておいてほしい。

通貨ペア・CFD合計で600種類もの銘柄を取り揃えている

IFCMarketsで取り扱える金融商品はFX通貨ペア・CFD銘柄含めて約600種類以上

世界的な金融グループの子会社だけあって、金融商品の取扱数はずば抜けて多い。

  • FX通貨ペアはメジャー通貨ペアのみならず、マイナー通貨ペアまで取り揃え
  • 世界各国の企業株CFD
  • 日経225やナスダックなどの株価指数CFD
  • 原油や天然ガス等の商品CFD
  • ビットコインなどの仮想通貨

などなど、これらすべての銘柄をMT4やMT5といったプラットフォーム1つで取引可能。

通貨ペアだけでなく、CFD取引に興味のある方でも満足度はかなり高いだろう。

【IFCMarketsの取扱金融商品626種類】

●FX通貨ペア:58種類→一覧はこちら

●貴金属:13種類→一覧はこちら

●株価指数CFD:26種類→一覧はこちら

証券CFD:426種類一覧はこちら

●商品CFD:33種類類→一覧はこちら

●商品先物CFD:60種類→一覧はこちら

●ゴールド商品:3種類→一覧はこちら

●ETCのCFD:4種類→一覧はこちら

●暗号通貨CFD:3種類→一覧はこちら

顧客資産管理は分別管理だがAIG EUROPE LIMITEDの補償あり

AIGグループによって 顧客資産は分別管理

IFCMarketsの顧客資産管理は分別管理。
決して信頼できる管理スキームではない。

しかし流石IFCM Groupと言うべきか、IFCMarketsはAIG EUROPE LIMITED(※)の補償を付けている。

仮にIFCMarketsが倒産してしまった場合でも、顧客資産は全額補償してもらえるので安心だ。

(※)AIG EUROPE LIMITEDとは

AIGはAmerican International Groupの略。

資本金1兆5千億ドル(2013年時点)を誇り、アメリカのニューヨークを本拠地とする世界最大級の保険会社だ。

マイクロ口座なら初回最低入金額100円からOK

マイクロ口座の初回最低入金額はたったの100円から。

正直100円程度ではなにもできないが、少額からの入金を受け付けてくれるのは嬉しいポイントだ。

まずは少額・小ロットで運用したいという人の希望に応えてくれる。

クレカ・bitwallet(ビットウォレット)の入出金に対応している

IFCMarketsではクレジットカード・bitwalletを利用した入出金に対応している。

どちらも即日入金OK・入金手数料無料の優秀な入金手段だ。

またbitwalletを利用すれば出金手数料を大きく節約できるのも大きい。

海外FX業者から入金額以上の利益分を出金する場合、必ず海外銀行送金での出金になる。
海外銀行送金では中継銀行・受取銀行のリフティングチャージで約3,000円の出金手数料がかかってしまう。

しかしbitwalletを利用すれば、出金手数料を一律777円まで抑えられる

【bitwalletを利用した際の出金手数料内訳】

  • 海外FX口座→mybitwallet:無料
  • bitwallet→受取銀行口座:一律777円

海外銀行送金に比べて、1回の出金で約2,000円節約できるのは大きい。

特にこまめに出金する方はbitwalletの開設を強くオススメする。
bitwalletのアカウントは即日&無料で開設できるので、ちゃちゃっと開設してしまおう。

IFCMarketsの5つの弱み

IFCMarketsには、残念ながら5つの弱みもある。

  • 固定スプレッド制のスプレッドが広すぎる
  • ボーナスキャンペーンは一切なし
  • スタンダード口座の最低入金額が10万円と高額
  • マイクロ口座の上限金額が50万円まで
  • 日本語サポートがあまり充実していない

固定スプレッド制のスプレッドが広すぎる

IFCMarketsの固定スプレッド制は、スプレッドが広すぎて使い物にならない。

 IFCMarketsTitanFXAxiory
USD/JPY1.8pips1.03pips1.10pips
EUR/JPY2.5pips1.44pips1.30pips
GBP/JPY5.5pips2.15pips2.30pips
AUD/JPY3.5pips1.82pips1.50pips
EUR/USD1.8pips0.90pips0.90pips
GBP/USD2.0pips1.27pips1.50pips
AUD/USD2.0pips1.22pips1.20pips

(※1)IFCMarketsは固定スプレッド制のため固定値を記載
(※2)TitanFXとAxioryはECN口座のため「平均スプレッド+取引手数料」の合計値を記載

スプレッドを重視した業者選びをしているなら絶対に選ぶべきではない

スキャルピングトレーダーやスプレッドを重視するトレーダーは以下の記事を参考に、スプレッドの狭い業者を選んでほしい。

ボーナスキャンペーンは一切なし

IFCMarketsではボーナスキャンペーンが一切開催されていない。

恒常のものはもちろん、期間限定ボーナスすらない状況だ。

自己資本が少ないからボーナスで証拠金を増やす予定だった」という方にはオススメできない。
その他のボーナスキャンペーンを提供している業者を選ぼう。

スタンダード口座の最低入金額が10万円と高額

スタンダード口座の初回最低入金額は10万円から。
マイクロ口座が100円からOKなのに対して、高額の設定だ。

「まずは少額の入金から始めたい」
「FXに使える自己資本が10万円もない」

という方は、最低入金額が安いその他の海外FX業者かマイクロ口座を選択することをオススメする。

ただし上述したように、マイクロ口座は口座残高が50万円を超えた時点でスタンダード口座へ移行しなければならないことを覚えておこう。

【初回最低入金額が1万円以下の海外FX業者】

海外FX業者名最低入金額
FBS1$(100円相当)
XM5$(500円相当)
HotForex5$(500円相当)
LANDFX100$(1万円相当)
iFOREX100$(1万円相当)

マイクロ口座の上限金額が50万円まで

マイクロ口座は口座に入れられる上限額が50万円まで。

口座残高が50万円をこえると、新規ポジションを持てなくなので気を付けよう。

仮に口座残高が50万円を超えてしまった場合は、

  1. 口座残高が50万円以下になるように出金手続きをする
  2. スタンダード口座に乗り換える
  3. 別の海外FX業者の利用を検討する

のいづれかの対応を取ろう。

なお仮にフリーマージン狙いでIFCMarketsを利用したい場合、マイクロ口座の50万円はマージンを狙うには心もとない金額だ。
最初からスタンダード口座を開設しておいたほうが良いだろう。

日本語サポートがあまり充実していない

IFCMarketsの日本語サポートはメールがメインとなる。
正直あまり充実しているとは言えない。

一応日本用のフリーダイヤルも用意されているが、なかなか繋がらないのがネック。
実際にかけてみたが3~5回に1回つながるかどうかといったところ。

もし口頭で日本人と確実に話したいならコールバックの利用をオススメする。

できればライブチャットに対応してくれるともう少し使いやすくなるだけに残念だ。

IFCMarketsのトリセツ管理人総括

上述したきた通り、IFCMarketsはとりわけ他業者と比べてずば抜けて優秀なスペックを持つ業者ではない。

  • 世界金融グループが運営している安全性・信頼性の高さ
  • 適切な注文処理が生み出す高約定力
  • FX通貨ペア・CFD合わせて600を超える金融商品

など確かに優れている部分もないことはないが、メイン口座として使うには物足りない。

しかし一定量の取引を満たせば、最大7.0%の利息を受け取れるのは他業者にはない圧倒的な強みだ。

サブ口座として大金を入れて70ロット運用することを心がければ、存外配当だけでもそこそこ稼げる。

ある程度自己資本に自信がある方は配当目的で口座開設するのはアリだろう。