AnzoCapital Limitedはベリーズに拠点を置き、2016年に運営を開始した新進気鋭の海外FXブローカー。
日本での知名度はまったくないが、2018年6月より日本語対応を開始した。
今後日本人トレーダー向けに積極的なプロモーション活動をしていくことは想像に難くない。
そこで本記事ではAnzoCapital Limitedについて、強み弱みという切り口から利用価値の有無を探っている。
AnzoCapital Limitedについて詳しいスペックを知りたい方は一読してほしい。
目次
- 1 管理人から見たAnzoCapital Limitedの評価
- 2 AnzoCapital Limitedの強み
- 2.1 ベリーズライセンス取得(IFSC)取得で一定の信頼性アリ
- 2.2 利益分含む完全信託保全
- 2.3 RAW口座のスプレッドが業界トップクラスの狭さ
- 2.4 最大レバレッジ500倍×追証なし(ゼロカットシステム)
- 2.5 ロスカット水準は証拠金維持率20%以下とそこそこ優秀
- 2.6 完全NDD方式採用で取引制限一切なし
- 2.7 VPSを無料レンタルできる
- 2.8 MT4対応!ブラウザ・アプリどちらでも取引OK
- 2.9 取引銘柄が豊富。FX通貨ペアはもちろんCFDから仮想通貨まで取引できる
- 2.10 ボーナスキャンペーンを定期的に開催
- 2.11 最低入金額は1万円で少額からの入金を受け付けてくれる
- 2.12 無料の情報コンテンツが充実している
- 2.13 多彩な日本語サポート体制。LINEでのサポートにも対応
- 3 AnzoCapital Limitedの弱み
- 4 AnzoCapital Limitedのトリセツ管理人総括
管理人から見たAnzoCapital Limitedの評価
AnzoCapital Limitedを考察して判明した強み弱みは以下の通りだ。
パパっとAnzoCapital Limitedについて知りたい方はこの部分に目を通してほしい。
AnzoCapital Limitedの強み
- ベリーズライセンス取得で一定以上の信頼性がある
- 完全信託保全
- RAW口座のスプレッドが業界最狭水準
- 最大レバレッジ500倍×追証なし
- ロスカット水準が証拠金維持率20%以下と優秀
- 完全NDD方式採用で取引制限も一切なし
- VPSの無料レンタルあり
- MT4対応
- 取扱銘柄が豊富。FX通貨ペアからCFD、仮想通貨まで
- ボーナスキャンペーンあり
- 最低入金額1万円からと低めの設定
- 無料の情報コンテンツが充実
- 多彩な日本語サポート体制
AnzoCapital Limitedの弱み
- 運営歴が短く実績が乏しい
- 国内銀行送金に非対応
- bitwallet入金じゃないと円建て口座にならない
結論から言うとAnzoCapital Limitedは利用価値が大いにある業者だ。
- 最大レバ500倍×追証なし
- RAW口座のスプレッドが狭い
- 完全NDDで取引制限一切なし
- ボーナスキャンペーンあり
- 完全信託保全
- 手厚い日本語サポート
と業者スペックだけ見ると、有名ブローカーと比べても遜色ない。
特にスプレッドを最重要視するスキャルピングトレーダーならば、メイン口座としての選択肢にすら入ってくる。
主要な通貨ペアで軒並みトップクラスの狭さで取引できるのはかなり魅力的だ。
総合的に使い勝手の良い業者なので、初心者から他業者からの乗り換えを考えている中上級者まで満足できるだろう。
ただしまだまだ運営歴が短いのがネック。
ForexPeaceArmyにも口コミは1件もないし、今後どのように運営していくのか今後の動向を見守らなければわからない。
また国内銀行送金に対応していないため、多少入金に不便さがある。
(対応するクレジットカードかbitwalletアカウントがあれば問題ない)
このあたりの弱みを許容できないのであれば、『海外FX業者おすすめ比較ランキング!日本人トレーダーに人気の13社を徹底解説』を参考に業者を選んでみて欲しい。
管理人が厳選した優良海外FX業者をトレードスタイルや目的別に紹介している。
AnzoCapital Limitedの強み
AnzoCapital Limitedの13の強みを紹介する。
- ベリーズライセンス取得(IFSC)取得で一定の信頼性アリ
- 利益分含む完全信託保全
- RAW口座のスプレッドが業界トップクラスの狭さ
- 最大レバレッジ500倍×追証なし(ゼロカットシステム)
- ロスカット水準は証拠金維持率20%以下とそこそこ優秀
- 完全NDD方式採用で取引制限一切なし
- VPSを無料レンタルできる
- MT4対応!ブラウザ・アプリどちらでも取引OK
- 取引銘柄が豊富。FX通貨ペアはもちろんCFDから仮想通貨まで取引できる
- ボーナスキャンペーンを定期的に開催
- 最低入金額は1万円で少額からの入金を受け付けてくれる
- 無料の情報コンテンツが充実している
- 多彩な日本語サポート体制。LINEでのサポートにも対応
ベリーズライセンス取得(IFSC)取得で一定の信頼性アリ
AnzoCapital Limitedはベリーズライセンスを取得している。
(ライセンス番号:IFSC/60/482/TS/18)
実際にベリーズ国際金融サービス委員会のHPで検索をかけてみたが、しっかりとAnzoCapital Limitedの名が記されていた。
新興業者だけに信頼性は最も気になる部分だと思うが、きちんとライセンスを取得している事実がある限り一定以上の信頼を置いても良いだろう。
(※)Axioryもベリーズライセンスを取得して運営している
AnzoCapital Limited以外にもベリーズライセンスを取得して運営している業者として有名なのがAxioryだ。
決してメジャーなライセンスとは言えないベリーズライセンスだが、Axioryは運営を開始してから問題なく健全な運営をしている。
この事実も同じベリーズライセンスを持つAnzoCapital Limitedの信頼性を与える要素と言えよう。
利益分含む完全信託保全
AnzoCapital Limitedの顧客資産管理は完全信託保全。
国内業者と同じく、仮にAnzoCapital Limitedが倒産しても顧客資産は100%戻ってくる。
“完全信託保全”なので、入金額はもちろん利益分もすべてだ。
海外業者は信託保全を義務付けられていないため、完全信託保全のスキームを持っているのはかなり珍しい。
海外FX業者名 | 信託保全の有無 |
---|---|
AnzoCapital Limited | 完全信託保全 |
Axiory | 入金額まで信託保全 ※利益分は除く |
XM | 分別管理 ※全額補償あり |
LANDFX | 分別管理 ※5万ユーロ(650万円相当)の補償あり |
HotForex | 分別管理 ※5万ユーロ(650万円相当)の補償あり |
TitanFX | 分別管理 |
安心して口座に資金を残しておいても問題ない。
RAW口座のスプレッドが業界トップクラスの狭さ
AnzoCapital Limitedの魅力はなんといっても業界屈指のスプレッドの狭さだ。
AnzoCapital Limitedにはスタンダード口座とRAW口座の2つの口座タイプが用意されているが、このうちRAW口座のスプレッドがべらぼうに狭い。
(スタンダード口座も広いわけではないが、RAW口座と比較すると見劣りしてしまう)
【RAW口座とスタンダード口座のスプレッド比較】
FX通貨ペア | RAW口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
取引手数料 | 往復0.72pips/lot | 無料 |
USD/JPY | 1.12pips (0.4pips) | 1.5pips |
EUR/JPY | 1.02pips (0.3pips) | 1.4pips |
GBP/JPY | 1.42pips (0.7pips) | 1.9pips |
AUD/JPY | 1.12pips (0.4pips) | 1.6pips |
EUR/USD | 0.82pips (0.1pips) | 1.2pips |
GBP/USD | 1.12pips (0.4pips) | 1.6pips |
AUD/USD | 0.92pips (0.2pips) | 1.6pips |
平均値 | 1.07pips | 1.54pips |
(※)スプレッドの表記について
●RAW口座
ECN口座のため「平均スプレッド+取引手数料」の合計値を記載。
平均スプレッドのみの数値はカッコ内に記載している。
●スタンダード口座
STP口座のため、MT4に表示されるスプレッドの平均値をそのまま記載。
取引量の多い通貨ペアで比較してみたが、平均してRAW口座のほうが0.5pips/lot近くコストを抑えて取引できる。
RAW口座とスタンダード口座はスプレッド以外のスペックは同じなため、圧倒的にRAW口座の利用をオススメしたい。
RAW口座と他海外FX業者ECNとのスプレッド比較
本当にRAW口座のスプレッドが狭いのか調べるべく、他の海外FX業者のECN口座とスプレッドを比較した。
FX通貨ペア | RAW口座 (AnzoCapital Limited) | ブレード口座 (TitanFX) | ナノスプレッド口座 (Axiory) | ゼロ口座 (XM) |
---|---|---|---|---|
取引手数料 | 往復0.72pips | 往復0.7pips | 往復0.6pips | 往復1.0pips |
USD/JPY | 1.12pips (0.4pips) | 1.03pips (0.33pips) | 1.1pips (0.5pips) | 1.1pips (0.1pips) |
EUR/JPY | 1.02pips (0.3pips) | 1.44pips (0.74pips) | 1.3pips (0.7pips) | 1.6pips (0.6pips) |
GBP/JPY | 1.42pips (0.7pips) | 2.15pips (1.45pips) | 2.3pips (1.7pips) | 2.1pips (1.1pips) |
AUD/JPY | 1.12pips (0.4pips) | 1.82pips (1.12pips) | 1.5pips (0.9pips) | 1.8pips (0.8pips) |
EUR/USD | 0.82pips (0.1pips) | 0.90pips (0.20pips) | 0.9pips (0.3pips) | 1.1pips (0.1pips) |
GBP/USD | 1.12pips (0.4pips) | 1.27pips (0.57pips) | 1.5pips (0.9pips) | 1.4pips (0.4pips) |
AUD/USD | 0.92pips (0.2pips) | 1.22pips (0.52pips) | 1.2pips (0.6pips) | 1.3pips (0.3pips) |
(※)スプレッドの表記について
すべてECN口座のため「平均スプレッド+取引手数料」の合計値を記載。
平均スプレッドのみの数値はカッコ内に記載している。
他業者の優秀なECN口座と比べても、RAW口座がとりわけ優秀なスプレッドを提供している。
「自分はUSD/JPYしか取引しない」というのでない限り、スキャルピングトレーダーはRAW口座をメインとして利用する価値は十分にあるだろう。
最大レバレッジ500倍×追証なし(ゼロカットシステム)
AnzoCapital Limitedの最大レバレッジは500倍。
最大レバレッジ500倍で取引する場合、国内FXの最大レバ25倍の20分の1の証拠金で同じ量のポジションを持てる。
また仮に使える資金が同じなら、国内FXの20倍ポジれるということでもある。
圧倒的に国内FXよりも、ハイレバのAnzoCapital Limitedのほうが資金効率が良い。
その上AnzoCapital Limitedではゼロカットシステムを採用している。
ゼロカットシステムはマイナスになってしまった口座残高を0(ゼロ)に戻してくれる神のサービス。
口座残高がマイナスになってしまっても、追証なし(マイナス分の追加入金なし)なのは嬉しいポイントだ。
最大損失が入金額までという安心感を持って、大胆なトレードができる。
ロスカット水準は証拠金維持率20%以下とそこそこ優秀
AnzoCapital Marketsのロスカット水準は証拠金維持率20%以下。
大胆にハイレバでポジってもギリギリまで粘ることができる。
2万円入金でドル円(100円/ドル)でフルレバ8万通貨エントリーした場合
●ロスカット水準が証拠金維持率20%以下
許容できる含み損:約18,000円
許容できる逆行pips:約22pips
●ロスカット水準が証拠金維持率50%以下
許容できる含み損:約15,000円
許容できる逆行pips:約19pips
※ロスカット水準が証拠金維持率100%以下の場合は、ポジった瞬間にスプレッドが差し引かれるため、即効で証拠金維持位率100%を割ってロスカット。ロスカット水準が証拠金維持率0%の場合は、口座残高が0円になるまで粘れる。
完全NDD方式採用で取引制限一切なし
AnzoCapital LimitedはNDD方式を採用している。
NDDではトレーダーの注文に対して、業者(ディーラー)が介入しないクリーンな取引方式だ。
その証拠にAnzoCapital Limitedは提携リクイディティプロバイダー(※)を公開している。
AnzoCapital Limitedの提携リクイディティプロバイダーの例
- UBS
- BNP PARIBAS
- citibank
- NOMURA
- MorganStanley
- BARCLAYS
- Bank of America
- Goldman Sachs
- J.P.Morgan
- RBS
- HSBC
- MACQUARIE
(※)リクイディティプロバイダーとは業者(海外FX業者)の依頼を受けて、顧客の注文を成立させるために適切に注文を処理する企業のこと。要するに取引を成立させて市場の流動性を保つことを役割としている。
リクイディティプロバイダーを公開している以上、AnzoCapital LimitedがNDD業者なのは間違いない。
業者が介入するDD方式と異なり、業者が注文を呑んだ場合に起こり得る、
- レートずらし
- 不利約定
- ストップ狩り
- 意図的なシステムダウン
といったことを心配しなくても大丈夫だ。
むしろNDD方式ではトレーダーが取引すればするほどスプレッドで儲かるため、取引制限なしで超短期売買・シストレなんでもアリ。
透明性の高い公平な環境で好きなだけトレードできる。
VPSを無料レンタルできる
AnzoCapital Limitedでは2つの条件を満たせば、VPSを無料レンタルできる。
VPSを無料レンタルするための条件
- 口座残高を毎月5,000$以上にしておく
- 一月で5lot(50万通貨)以上取引する
VPSをレンタルできれば、PCの消耗・電気代を抑えられる。
特に自動売買で24時間ぶん回しのトレーダーには嬉しいサービスだ。
(自動売買を回しっぱなしで、大体月に1~2万円の電気代がかかる)
もし条件を満たせない場合でも、月間35$(3,500円程度)を支払えばレンタルできる。
支払いは口座残高から自動引き落としなので、毎月支払いのための手続きなどは必要ない。
MT4対応!ブラウザ・アプリどちらでも取引OK
AnzoCapital Limitedの取引プラットフォームはMT4。
説明不要の世界的なプラットフォームが採用されている。
他業者からの乗り換えを考えている方でも、プラットフォームの操作で戸惑うことなく移行できるのは大きい。
もちろんEAやインジケーターもそのまま使いまわしてOKだ。
またブラウザだけでなく、スマホやMac版にも対応しているため、自分がトレードしたい端末で自由に取引できる。
取引銘柄が豊富。FX通貨ペアはもちろんCFDから仮想通貨まで取引できる
AnzoCapital Limitedは取引できる金融商品が豊富だ。
FX通貨ペアはメジャーからマイナーまで全45種類を取引できる。
また貴金属やCFD商品、仮想通貨の取り揃えもあるのは嬉しい。
新たに別口座を用意しなくとも、FX通貨ペアと同一口座で取引OKだ。
ボーナスキャンペーンを定期的に開催
AnzoCapital LimitedはXMやiFOREXのような派手さはないものの、ボーナスキャンペーンも開催している。
スプレッド特化型の業者でボーナスを提供してくれること自体が稀なので、嬉しいポイントだ。
公式LINEを友達追加で50$(5,000円相当)のキャッシュバック
現在期間の取り決めなく恒常的に開催されているキャンペーンが、「AnzoCapital Limitedの公式KINEを追加すると50$のキャッシュバック」というもの。
厳密にはLINEを追加するだけでなく、それも含んだ3つの簡単な条件を満たす必要がある。
- AnzoCapital Limitedの新規利用者(過去の取引履歴・入出金履歴ナシ)
- スタンダード口座なら2万円以上、RAW口座なら5万円以上を入金
- 公式LINEを友だち登録
最低入金額よりも多めに入金しなければならないのが少々残念だが、入金&LINE追加だけで50$もらえるのは嬉しい。
AmazonCapital LimitedのLINEアカウントのID&QRコード
AnzoCapital Limitedの公式LINEは上記QRコードを読み取るか、友だち検索でIDを入力して探してほしい。
またキャッシュバックの50$は条件を満たせば出金できる。
- 5lot(50万通貨)以上取引する
- 合計25回以上の往復売買する
ハイレバスキャルピングでもすればスグ達成できるだろう。
とはいえ5,000円程度なら、管理人はそのまま証拠金の足しとして利用することをオススメする。
期間限定ボーナスキャンペーンが開催されることもある
AnzoCapital Limitedでは期間限定のボーナスキャンペーンが開催されることがある。
存外おいしいキャンペーンが開催されることもあるので、公式HPをチェックしておこう。
【開催中の期間限定キャンペーン】
●最大50%入金ボーナス(~2019年10月31日)
10/31までの期間限定で入金ボーナスを開催中。
入金額に応じてボーナス金額が変動する。
- 入金10,000円〜19,900円:ボーナス5,000円
- 入金20,000円〜49,900円:ボーナス10,000円
- 入金50,000円〜99,900円:ボーナス25,000円
- 入金100,000円〜199,900円:ボーナス50,000円
- 入金200,000円〜499,900円:ボーナス70,000円
- 入金500,000円〜:ボーナス100,000円
ボーナスの受け取りにはサポート(jp.support@anzocapital.com )への連絡が必要。
「件名:最大50%入金ボーナス 本文:お客様の氏名とMT4口座番号」でメールを送ろう。
またボーナスは1lot(10万通貨)の取引毎に50円を出金可能なリアルマネーに変換できる。
(100lotの往復取引で5000円なので、ハードルは高いが…)
AnzoCapital Limitedがこれほど大盤振る舞いのキャンペーンを開催するのは珍しいので、この機会に口座開設してお得に取引を始めてみるのもいいだろう。
最低入金額は1万円で少額からの入金を受け付けてくれる
AnzoCapital Limitedの最低入金額はスタンダード・RAW口座ともに1万円から。
入金に躊躇するような金額ではない。
少額しか使えないトレーダーでも気兼ねなく入金できるだろう。
特にECNのRAW口座の入金額が安いのは嬉しい。
海外FX業者名 | 最低入金額 |
---|---|
AnzoCapital Limited RAW口座 | 10,000円 |
XM XMZERO口座 | 10,000円 |
TitanFX ブレード口座 | 20,000円 |
Axiory ナノスプレッド口座 | 20,000円 |
Tradeview ILC口座 | 100,000円 |
ECN口座は高めの入金額設定になる業者が多い中、AnzoCapital LimitedはXMと並びECN最安値の1万円からOKだ。
無料の情報コンテンツが充実している
AnzoCapitalは公式HP上で無料の情報コンテンツを公開している。
経済指標カレンダーやFXビギナーズガイド等もあるが、注目はAnzoCapitalが独自に市場を分析した内容をまとめたデイリーレポートだ。
→USD/JPYのデイリーレポート
→EUR/USDのデイリーレポート
上記の画像のようなレポートをほぼ毎日更新してくれる。
正直FXに精通している方なら情報量が物足りないと思うが、FX初心者の方には多少なりとも市場分析として役立つだろう。
AnzoCapital Limitedで口座開設せずとも見れるので、初心者の方はレポート目的で毎日AnzoCapital Limitedの公式HPを訪れるのも良いだろう。
多彩な日本語サポート体制。LINEでのサポートにも対応
日本市場への参入によほど本気なのか、AnzoCapital Limitedの日本語サポートは新興業者と思えないほど多彩だ。
- 電話
- ライブチャット
- メール
- LINE
上記4つの問い合わせ方法が用意されており、まだまだ他業者では普及していないLINEでのサポートすらある。
LINEなら友人に送る感覚で気軽に質問できるのでオススメだ。
また上述した通り、公式LINEを友だち追加することで受け取れるボーナスもあるので、AnzoCapital Limitedを口座開設したら友だち追加しておこう。
AmazonCapital LimitedのLINEアカウントのID&QRコード
ただし日本語のサポート対応時間は平日7:30~20:00(日本時間)。
FXのゴールデンタイムである22:00~翌2:00の間はサポートを受けられないのは残念だ。
AnzoCapital Limitedの弱み
AnzoCapital Limitedの3つの弱みを紹介する。
- 運営歴が短く、実績に乏しい
- 国内銀行送金に対応していない
- 円建てにはbitwallet入金が必須
運営歴が短く、実績に乏しい
新興業者なので仕方ないのだが、AnzoCapital Limitedは運営歴が短くまだまだ実績に乏しい。
きちんと金融ライセンスを取得していることや、完全信託保全など信頼性を高めようとしている部分は評価するが、今後真っ当な運営を続けてくれるかどうかはまだわからない。
特に日本市場に参入してきたのは2018年6月と、まだ半年しか経っていないのだ。(2019年1月時点)
また世界最大のFX口コミサイトForexPeaceArmyにも口コミ評価は1件もないため、客観的な判断がしづらいのも評価を難しくしている。
今後の運営がどうなるのかしっかりと見届けたい。
国内銀行送金に対応していない
AnzoCapital Limitedはまだまだ入出金手段が乏しい。
- クレジットカード(VISA,MasterCard)
- bitwallet
- 海外銀行送金
- WebMoney
特に国内銀行送金に対応していないのは痛い。
対応するクレジットカードを持っていない場合、入出金手段はbitwallet一択だ。
(海外銀行送金は着金の遅さ・手数料が高さを考えるとまったくオススメできない)
もしbitwalletのアカウントを持っていなければ、この機会に作っておくことをオススメする。
口座維持費無料な上、10分もあればアカウントを作成できる。
AnzoCapital Limitedだけでなく、他の海外FX業者の入出金でも使えるので、1つアカウントを作成しておくと便利だ。
bitwalletについて詳しくは下記の記事を参考にしてほしい。
円建てにはbitwallet入金が必須
AnzoCapital Limitedではクレジットカード・海外銀行送金・Webmoneyで入金すると、ドル建ての口座になってしまう。
そのため円建て口座にしたければbitwalletで入金しなければならない。
もしbitwalletを持っていない場合は、bitwalletのアカウント作成→bitwalletへ入金という手順を踏む必要がある。
AnzoCapital Limitedのトリセツ管理人総括
以上がAnzoCapitalの強みと弱みだ。
運営歴が短いこと、国内銀行送金に対応しておらず入出金面で多少不便さがあることを除けば、有名海外FX業者に勝るとも劣らないスペックを持つ非常に優秀なブローカーと言えるだろう。
繰り返しになるが、特にスプレッドの狭さは目を瞠るものがあるためスキャルピングトレーダーはメイン口座としての運用もアリだ。
今後真っ当な運営を続けていけば、管理人がスキャルピングのメインで使っているTitanFXやAxioryへの下剋上もあり得る。
今後の動向に注目しつつ、今のうちから利用開始しても全然問題ないだろう。