本記事ではLand Primeのロスカットについて詳しく解説している。
- Land Primeの強制ロスカット水準について
- Land Primeで強制ロスカットを避ける方法
など、Land Primeの強制ロスカットについて気になる事柄をまとめている。
Land Primeでの取引中に、何度も無駄に強制ロスカットされることを避けるためにも、本記事を参考に最低限の知識を身に付けておいてほしい。
目次
Land Primeのロスカット水準は証拠金維持率30%
Land Primeのロスカット水準は証拠金維持率30%。
有効証拠金が30%を下回ると、保有ポジションが強制ロスカットされる。
マージンコールは証拠金維持率50%で発生するようになっているぞ。
LAND−FXの時はロスカット水準0%に設定されており、資金が尽きるギリギリまでトレードできるメリットがあった。
リニューアルして、ロスカット水準が上がった点は注意しよう。
(※)証拠金維持率とは
証拠金維持率とは、必要証拠金(建玉必要証拠金)に対する有効証拠金(実行証拠金)の割合のこと。
有効証拠金は自分が担保として口座に保持しているお金。
必要証拠金はポジションを持つのに必要なお金だ。
証拠金維持率は「(有効証拠金÷必要証拠金)×100=証拠金維持率(%)」で導ける。
Land Primeは追証なしのゼロカットシステムを採用している
Land Primeでは追証なしのゼロカットシステムを採用している。
仮に強制ロスカットが作動せず口座残高がマイナスとなっても、残高をゼロに戻してくれる。
口座に入っているお金以上の損失を防いでくれるサービスだ。
そのためLand Primeでは借金を背負う心配なく、アクティブなハイレバトレード可能となっている。
Land Primeで強制ロスカットされるまでの含み損を計算する手順
Land Primeは、ロスカット水準が証拠金維持率30%。
強制ロスカットされるまでの含み損は、以下の3ステップで計算できる。
- 必要証拠金を計算する
- ロスカット水準(証拠金維持率30%)に達した場合の有効証拠金を計算する
- ロスカットまでの許容含み損を計算する
ここではこの3ステップに則り、計算していく。
【前提条件】
- 口座残高:10万円
- ドル円:140円
- エントリー枚数:10万通貨(1lot)
- 口座レバレッジ:1,000倍
- ロスカット水準:証拠金維持率30%以下
①ポジションを取るための必要証拠金を計算する
必要証拠金を求める計算式は以下の通り。
【必要証拠金】=【注文時の価格】×【取引ロット数(取引枚数)】÷【口座レバレッジ】
式に前提条件の数値を当てはめると、「140円×10万通貨(1lot)÷1,000倍=必要証拠金14,000円」となる。
ここで注目したいのが口座レバレッジ。
計算式を見ると、最後に口座レバレッジで割り算している。
つまり口座レバレッジが高いほど、必要証拠金が少なくなるため資金効率よくトレードできるということだ。
②ロスカット水準に達した場合の有効証拠金を計算する
ロスカット水準に達した場合の有効証拠金を求める計算式は以下。
【ロスカット水準に達した場合の有効証拠金】=【必要証拠金】×【ロスカット水準(%)】
Land Primeのロスカット水準は証拠金維持率30%以下なので、計算式に当てはめると「14,000円×30%=4,200円」。
有効証拠金が4,200円を下回ったタイミングで証拠金維持率が30%を下回ることとなり、強制ロスカットが執行される。
③強制ロスカットされるまで許容できる含み損を計算する
強制ロスカットまでの許容含み損を求める計算式は以下。
【ロスカットまで耐えれる含み損】=【口座残高】-【ロスカット時の有効証拠金】
②までの計算結果を当てはめると、「100,000円ー4,200円=95,800円」となり、含み損が95,800円に膨らむまでは強制ロスカットされない。
1pipsあたりの価値は以下の通り。
- 0.01lot(1,000通貨):10円
- 0.1lot(10,000通貨):100円
- 1lot(100,000通貨):1,000円
- 10lot(1,000,000通貨):10,000円
今回だと10万通貨のエントリーであるため、1pipsの価格は1,000円。
「95,800円÷1,000円=95.8」であるため、pips換算すると95.8pipsまで逆行に耐えられるということになる。
Land Primeで強制ロスカットを避けるための方法
Land Primeで強制ロスカットを避ける方法は2つ。
- 口座への追加入金
- 強制ロスカット前の損切り
1は引き続きポジションを保有しつつ粘る方法、2は含み損がさらに膨らみそうなポジションを損切りして損失を抑える方法だ。
強制ロスカットされないための対策を考えるタイミングは、証拠金維持率50%が目安。
これはLand Primeのマージンコールのタイミングとなる。
要するに、強制ロスカットラインが近づいているから気を付けてという合図なため、一度このタイミングが来たら対策を考えたい。
①口座へ追加入金する
口座へ追加入金することで証拠金維持率が上がるため、近づいた強制ロスカットラインを再び遠ざけることができる。
今後トレンド転換が起きて、プラスに持っていけそうな気配がある場合は有効な手段だ。
Land Primeの入金手段は4つ。
- クレジットカード(VISA)
- STICPAY
- ビットコイン
- USDT
- 国内銀行振込
- 海外銀行送金
このうち、即日入金できるのはクレジットカード・STICPAY・ビットコイン・USDTの4つ。STICPAYは即時反映、他は1~2時間以内での入金反映となる。
国内銀行振込は、営業時間外では翌営業日の入金反映になるので注意しよう。
また、海外銀行送金は、即日入金が不可(2~3営業日)なので、即日入金しないと強制ロスカットされそうな場合や入金を急いでいる際には、海外銀行送金での入金は避けたほうがよいだろう。
②強制ロスカットされる前に損切りする
すぐすぐのトレンド転換の見込みもなく、今後さらに含み損が膨らんでしまいそうであれば、さっさと損切りしてしまうのがオススメだ。
FX取引では損切りするタイミングが1番大事。
自分のロジックに基づいて機械的に損切りを行い、損失を抑えるのがトータルでの収支に大きく影響する。
負けがかさんでいるトレーダーほど損切りタイミングを逃して、無駄な損失を出しているため、そうならないよう機械的に損切りするクセをつけよう。
以上でLand Primeの強制ロスカット関しての解説は終わりとなる。
ポジションを持つ前にどれだけ含み損が膨らむと強制ロスカットされるか理解しておくと、腰を据えてトレードに向き合える。
初心者のほとんどは、自分のポジションがロスカットされるタイミングが分からず、含み損が膨らむと慌ててしまいがちだ。
Land Primeでは、口座残高4,999ドル以下ならレバレッジ2,000倍で取引可能だ。
超ハイレバレッジでダイナミックなトレードを体感したい方や、少額資金から大きな利益を狙っていきたい方に、Land Primeは非常におすすめだ。