FXGT.comの強制ロスカットはいつされる?証拠金維持率の計算方法からロスカットを避ける対処法までまとめ

FXGTの強制ロスカットはいつされる?証拠金維持率の計算方法からロスカットを避ける対処法までまとめ
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本記事ではFXGT.comのロスカット水準について詳しく解説している。

「FXGT.comのロスカット水準は何パーセント?」
「そもそも証拠金維持率やロスカットまで耐えられる含み損の計算方法がわからない」
「FXGT.comで強制ロスカットを避ける方法はないの?」

といったFXGT.comのロスカットに関する疑問が解決できるようにわかりやすくまとめている。

自分の持っているポジションがどれくらいでロスカットされるのか、瞬間的にざっくりと理解できる能力はFXを続けていくなら必要不可欠。
なにも知らずに「え?速攻でロスカットされてしまった、、、」となってしまう初心者は珍しくない。

FXGT.comでのトレードを効率的かつ安全に進めるためにも、本記事を参考にしてほしい。

>>関連記事:FXGTの評判・口コミはやばい?メリット・デメリットを徹底解説

FXGT.comのロスカット水準

FXGT.comのロスカット水準は口座タイプによって異なるが、最も人気のある標準口座タイプの「Standard+口座」なら証拠金維持率20%以下だ。

Standard+口座では、有効証拠金が必要証拠金の20%を下回ると、保持しているポジションが強制ロスカットとなる。

FXGT.comには、Standard+口座をはじめ、計6つの口座タイプがあるので、下表にて口座タイプ別のロスカット水準を見ておこう。

口座タイプロスカット水準
Optimus 口座証拠金維持率0%以下
PRO口座証拠金維持率20%以下
ECN口座証拠金維持率40%以下
Standard+口座証拠金維持率20%以下
Crypto Max口座証拠金維持率40%以下
Mini口座証拠金維持率20%以下

Cryrto max口座(仮想通貨専用の口座)・ECN口座では、ロスカット水準が証拠金維持率40%以下とやや高めになっているのでご注意頂きたい。

(※)証拠金維持率とは

証拠金維持率とは、必要証拠金(建玉必要証拠金)に対する有効証拠金(実行証拠金)の割合のこと。

有効証拠金は自分が担保として口座に保持しているお金。
必要証拠金はポジションを持つのに必要なお金だ。

証拠金維持率は「(有効証拠金÷必要証拠金)×100=証拠金維持率(%)」で導ける。

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FXGT.comのロスカット水準は他業者と比較しても標準的

FXGT.comのロスカット水準は、他業者と比較しても標準的なレベルと言ってよいだろう。
他業者でも、ロスカット水準が証拠金維持率20%~30%というところが多い。

FXGT.comの場合、ECN口座など2口座タイプでは、証拠金維持率40%以下がロスカット水準と若干高い。

しかし、FXGT.comの6つの口座タイプの中で最もポピュラーなStandard+口座のロスカット水準は、証拠金維持率20%以下

他社とのロスカット水準の比較においては、基本的にはStandard+口座で比較することが多いので、その点で、FXGT.comのロスカット水準は標準的と言える。

参考情報として、ロスカット水準20%のStandard+口座と、ロスカット水準40%のECN口座で、それぞれ耐えられる含み損を比較してみよう。

【14,000円入金してドル円140円でフルレバ(レバレッジ1,000倍)・10万通貨エントリーした場合】

●ロスカット水準20%のStandard+口座
許容できる含み損:約-11,200円
許容できる逆行pips:約11pips

●ロスカット水準40%のECN口座
許容できる含み損:約-8,400円
許容できる逆行pips:約8pips

ロスカット水準が高くなるほど、ポジション逆行時に耐えられる含み損が小さくなってしまう点は、予備知識として覚えておこう

ちなみに以前は、FXGT.comのロスカット水準は口座タイプに関わらず、証拠金維持率50%以下だった。

FXGT.comのロスカット水準が20%もしくは40%に引き下がったのは、大きな改善だ

ボーナスをフル活用するためにも、ロスカット水準は低いほうがありがたい(ギリギリまでボーナスを使ったトレードができる)ので、FXGT.comのロスカット水準の改善は、大いに評価してよいだろう

FXGT.comはゼロカットシステム採用で追証なし

FXGT.comでは追証なしのゼロカットシステムを採用している。

ゼロカットシステムは、取引によって口座残高がマイナスになった場合に、マイナス分をゼロに戻してくれる神のサービス。
ゼロカットがある以上、FXGT.comで考え得る最大損失は口座に入っている金額まで。

リスクが限定されているため、安心してハイレバトレードに集中できる。

なお、FXにおいてロスカットは絶対に損失を防いでくれるわけではない

スイスフランショックやリーマンショックなど、チャートが100pips以上も飛ぶような有事の際には、きちんと作動しないことがある。
相場が落ち着いた時には口座残高がマイナスになっており、そのタイミングでロスカットされることもあるのだ。

だからこそゼロカットがあることの重要性はかなり高い。

FXGT.comで強制ロスカットされるまでの含み損を計算する手順

FXGT.comでポジションを取ってから強制ロスカットされるまでの含み損は3ステップで計算可能だ。

  1. ポジションを取るための必要証拠金を計算する
  2. ロスカット水準(Standard+口座なら証拠金維持率20%以下)に達した場合の有効証拠金を計算する
  3. ロスカットまでに許容できる含み損を計算する

以下ではこの3ステップに沿って計算していく。

今回は、FXGT.comの代表的な口座タイプであるStandard+口座を使うことを前提とする。

【前提条件】

  • 口座タイプ:Standard+口座
  • 口座残高:10万円
  • ドル円:140円
  • エントリー枚数:10万通貨(1lot)
  • 口座レバレッジ:1,000倍
  • ロスカット水準:証拠金維持率20%以下

①ポジションを取るための必要証拠金の計算

必要証拠金を導くための計算式は以下の通り。

【必要証拠金】=【注文時の価格】×【取引ロット数(取引枚数)】÷【口座レバレッジ】

この式に上述した前提条件の数値を当てはめると、「140円×10万通貨(1lot)÷1,000倍」となるため、必要証拠金は14,000円となる。

また必要証拠金を計算する際に重要なのが口座レバレッジ
計算式を見るとわかるように、最終的に口座レバレッジで割り算するため、口座レバレッジが低いほど必要証拠金が少なくなる。

つまり口座レバレッジが高いほど、少ないお金で資金効率よくトレードできるというわけだ。

②ロスカット水準に達した場合の有効証拠金の計算

ロスカット水準に達した場合の有効証拠金は、以下の計算式で求める。

【ロスカット水準に達した場合の有効証拠金】=【必要証拠金】×【ロスカット水準(%)】

FXGT.comのStandard+口座のロスカット水準は証拠金維持率20%以下なので、計算式に当てはめると「14,000円×20%=2,800円」。

有効証拠金が2,800円を下回ったタイミングで証拠金維持率20%以下になり、強制ロスカットとなる。

③強制ロスカットされるまで許容できる含み損の計算

強制ロスカットまで耐えられる含み損の計算式は以下。

【ロスカットまで耐えられる含み損】=【口座残高】-【ロスカット時の有効証拠金】

なので今回のケースだと、「口座残高10万円-2,800円=97,200円」。
強制ロスカットまで97,200円の含み損なら耐えられる計算となる。

金額ではなくpipsで表現したい場合は、前提としてドル円における1pipsの価格を把握する必要がある。

ドル円などの円絡みの通貨ペア(クロス円)における、1pipsあたりの価格は以下の通り。

  • 0.01lot(1,000通貨):10円
  • 0.1lot(10,000通貨):100円
  • 1lot(100,000通貨):1,000円

見ての通りエントリーするlot数によって1pipsの価格は変動するので注意しよう。

上述してきた例では、1lot(100,000通貨)のエントリーだったため、1pipsの値動きで1,000円の増減が発生する。

「97,200円÷1,000円=97.2」となり、97.2pipsの値動きまでなら耐えられる計算だ。

【口座残高別】FXGT.comでの強制ロスカットまでの含み損と許容pipsまとめ

口座残高別にロスカットされるまでの含み損・許容pips数を計算した。

口座残高以外の前提条件は以下で統一している。

【前提条件】

  • 口座タイプ:Standard+口座
  • ドル円:140円
  • 口座レバレッジ:1,000倍
  • ロスカット水準:証拠金維持率20%以下

口座残高5万円の場合

取引lot数ロスカットされるまでの含み損許容pips
1万通貨49,720円497.2pips
10万通貨47,200円47.2pips
100万通貨エントリー不可エントリー不可

口座残高10万円の場合

取引lot数ロスカットされるまでの含み損許容pips
1万通貨99,720円997.2piups
10万通貨97,200円97.2pips
100万通貨エントリー不可エントリー不可

口座残高30万円の場合

取引lot数ロスカットされるまでの含み損許容pips
1万通貨299,720円2,997.2pips
10万通貨297,200円297.2pips
100万通貨272,000円27.2pips

口座残高50万円の場合

取引lot数ロスカットされるまでの含み損許容pips
1万通貨499,720円4,997.2pips
10万通貨497,200円497.2pips
100万通貨472,000円47.2pips

口座残高100万円の場合

取引lot数ロスカットされるまでの含み損許容pips
1万通貨999,720円9,997.2pips
10万通貨997,200円997.2pips
100万通貨972,000円97.2pips

FXGT.comで強制ロスカットを避けるための方法

FXGT.comで強制ロスカットを避ける方法は2つ。

    1. 口座へ追加入金する
    2. 強制ロスカット前に損切りする

1の方法は「有効証拠金を増やして証拠金維持率を上げることで粘る」方法。
2の方法は「強制ロスカット前に自ら損切りすることで損失を抑える」方法となっている。

FXGT.comの口座へ追加入金して証拠金維持率を上げる

強制ロスカットされる前に追加入金することで、証拠金維持率を引き上げて耐えることができる。
損切りせずにどうしても強制ロスカットされたくない場合はオススメだ。

FXGT.comの入金方法は5つ。

  • クレジットカード(VISA・MasterCard・JCB)
  • 仮想通貨
  • bitwallet
  • STICPAY
  • 海外銀行送金

このうち海外銀行送金だけは即日入金ではないためオススメできない。

クレジットカード・bitwallet・仮想通貨・STICPAYであれば即日入金できるため、危ない場合でもすぐに追加入金して証拠金維持率を引き上げられる。

特にbitwalletはかなりオススメ。
1つ持っておくと他業者でも利用できる上に、出金の利便性・手数料の安さまで考えると1つはアカウント開設しておくべきだろう。

強制ロスカット前に損切りする

強制ロスカットされる前に、自分で損切りしてしまうのも1つの手としてアリだろう。

FX取引において1番大事なのは”損切り”
いかに機械的に損切りして、損失を抑えることができるかが大切だ。

まったく利益を出せないトレーダーほど「あと少し粘れば相場が反転してプラスに持っていけそう」という願望の元に損切りせず、結果強制ロスカットされるパターンが多い。
しかしこんな願望を元にトレードしていても、上達することはない

勝てているトレーダーほど損切りを機械的に行い、損失を抑えている。
負けるときに可能な限り小さく負け、勝つときは手堅く勝つ。

これを徹底しているから勝てるのだ。

初心者ほど事前に損切りラインを設定して、機械的に損切りするクセをつけるのがオススメだ。

以上でFXGT.comのロスカット水準に関する解説は終わりとなる。

いつロスカットされるのかをポジションを持った時点で理解しておくと、落ち着いて市場を見れる上に冷静な判断ができるようになる。
いきなり正確な計算ができるようになる必要はないが、都度都度ポジションを持つ前に考えるクセをつけておくと徐々に慣れてくる。

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