BigBossの両建てルールを徹底解説!禁止事項から両建ての注意点までまとめ

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本記事ではBigBossの両建てルールについて解説している。

  • 両建て取引について
  • BigBossで可能な両建て取引
  • BigBossで禁止されている両建て取引
  • BigBossで両建てする際の注意点

といったBigBossの両建てルールに関する疑問が解消できるような内容になっている。

両建て取引は知らずに禁止規約に抵触してしまうと、最悪の場合口座凍結などの罰則を受けることもあるため、本記事を参考にBigBossの両建てルールを理解しておこう。

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BigBossで可能な両建て取引とは

両建て取引とは「同通貨ペアで”売り(ショート)”と”買い(ロング)”の両方のポジションを保有するトレード」のこと。

例えばUSD/JPY(ドル円)の通貨ペアで両建て取引をしたい場合で考える。

  • 1ドル110円のときに売りポジション
  • 1ドル100円のときに買いポジション

上記の例ように同じ通貨ペア内で売りと買いでポジションを保有するのが両建て取引である。

【両建て取引の具体例】

USD/JPY(ドル円)で、1ドル100円で1lotのロングエントリー後に、1ドル105円になったタイミングで1lotのショートエントリー。
その後に、1ドル110円まで値動きがあった場合。

■ロングポジション

  • 1ドル105円のとき
    →5円分の含み益が発生
  • 1ドル110円のとき
    →10円分の含み益が発生

■ショートポジション

  • 1ドル105円のとき
    →評価損益なし
  • 1ドル110円のとき
    →5円分の含み損が発生

両建て取引をしているこちらの例では、両ポジションを合わせるとどのような値動きをしようと5円分の含み益で固定されるのがわかる。

このように両建て取引では、買いと売りで同数のポジションを取っている場合に限り、どのような値動きをしようと両建て開始時から評価損益が変動しないことがわかる。

この特性を生かして、ポジション決済なしで評価損益を固定したい際に使われることの多い手法だ。

BigBossは同一口座内の両建て取引は可能

BigBossでは同一口座内の両建て取引は認められている

しかし、詳しくは後述するが、複数口座間での両建て取引や複数口座を利用した両建て取引は禁止されているので注意しよう。

BigBossで両建て取引をするメリット

取引枚数が同じ両建てだと証拠金が相殺される

BigBossでは同じ取引枚数で両建て取引をすると、必要証拠金が相殺される。

【必要証拠金が相殺される例】

■ロングとショートで同等のポジションを持った場合

・ドル円で1lotのショートポジション
・ドル円で1lotのロングポジション

→証拠金0円で両ポジションを持てる。

■ロングとショートでエントリー枚数が異なる場合

・ドル円で10lotのショートポジション
・ドル円で5lotのロングポジション

→差分の5lot分の証拠金が必要となる。

証拠金ゼロでポジションを持てるため、強制ロスカットを防ぎつつ相場の様子見をしたい場合や、評価損益を固定しつつ他ポジションを建てたい場合など重宝する。

ただし買いと売りで取引枚数が異なる場合は証拠金が必要となるため注意しよう。

ポジションを決済なしで相場を見れる

両建て取引では、ポジション保有しながら相場を見れるというメリットもある。

上述した通り、両建てでは評価損益が変動しないためリスクなしでポジションを保有し続けられる。

相場の様子を見ながら含み益をさらに伸ばすか損切りするかを考えることが可能だ。

■保有中のポジションで含み損が発生している場合

ドル円のショートで含み損が発生しているが、今後トレンドが逆転してプラスなりそうだとする。

このタイミングでドル円のロングでポジションを取れば、現在のドル円ショートの含み損を拡大させることなくポジションを保有しておける。

後にトレンドの転換が発生すれば、ドル円ロングのポジションを決済すればOK。
保有していたドル円ショートでトレンド転換の恩恵を受けて、含み損を含み益に持っていける可能性がある。

■相場が反転するタイミングでの「押し目」「戻り売り」を狙う両建て

自分の想定通りにポジションが動いている場合、価格が反転しそうなサポートラインに達したタイミングで両建てを行うことで、「押し目」「戻り売り」の利益を得ることができる。

もちろん反転しなければ即決済すれば、大きな損失を負うこともない。
スキャルピング・デイトレードではよく利用される手法だ。

BigBossで禁止されている両建て取引

BigBossでは禁止されている両建て取引が存在する。

知っていた知らなかった問わず、禁止されている両建て取引をしてしまうと利益取消や口座凍結などの罰則を科される恐れもあるので注意が必要だ。
禁止取引については利用規約にもばっちり記載されているため、必ず抵触しないようにしよう。

【BigBossで禁止されている両建て取引】

  • 複数口座を利用した両建て取引
  • BigBossと他業者をまたいだ両建て取引
  • グループ内での両建て取引

複数口座を利用した両建て取引

BigBossでは複数口座の開設が可能。
しかし複数口座を開設し、口座をまたぐ形で両建て取引するのは禁止されている。

【複数口座を利用した両建て例】

BigBossでA口座とB口座を開設

  • A口座でUSD/JPYをショートエントリー
  • B口座でUSD/JPYをロングエントリー

BigBossと他業者をまたいだ両建て取引

BigBoss内での複数口座を用いた両建てでなくとも、BigBossと他のFX業者(国内・海外問わず)で両建て取引するのも禁止となっている。

【BigBossと他業者を利用した両建て取引例】

BigBossとXM(海外FX業者)の口座を所持している状態で以下のエントリーをする。

  • BigBossでUSD/JPYをショートエントリー
  • BigBossでUSD/JPYをロングエントリー

複数業者を利用している方は抵触しがちな取引の1つであるため気を付けてほしい。

グループ内での両建て取引

1人で両建てするのではなく、複数人でグループを組んで口座をまたいで両建てするのも禁止となっている。

【グループ内での両建て取引例】

AさんとBさんが手を組み、それぞれがBigBossで口座を開設。

  • AさんがUSD/JPYをショートエントリー
  • BさんがUSD/JPYをロングエントリー

以前の話だが、他業者でグループ内での両建てがバレて利益取消・出金拒否を受けた事例がある。

1人でやっていなくともバレてしまうため注意してほしい。

BigBossの同一口座内で両建てした際の注意点

BigBossで両建てする際には注意点がある。

  • スワップポイントとスプレッドは2ポジション分発生する
  • 2つのポジションを決済する場合は同時決済が鉄則
  • 片方のポジションのみ決済する場合は証拠金維持率の減少に注意

スワップポイントとスプレッドは2ポジション分発生する

BigBossの両建てでは証拠金は相殺されるが、スワップポイントとスプレッドは2ポジション分発生する。

特にスプレッドが広がっているタイミングでのトレードでは注意しよう。

2つのポジションを決済する場合は同時決済が鉄則

ロングポジション・ショートポジション両方とも決済したい場合は”同時決済”が鉄則だ。

個別決済だと、時間差で評価損益が変わってしまう可能性があるためオススメしていない。

MT4で同時決済する方法は以下の通り。

  1. MT4で両建てしている通貨ペアの注文画面を開く
  2. “注文種別”を”両建て解除”へ変更する

片方のポジションのみ決済する場合は証拠金維持率の減少に注意

両建てしているポジションの片方だけを決済する場合は注意。

「両建て解消=相殺されていた必要証拠金が発生する」ということなので、証拠金維持率が下がってしまう
両建て解消前の段階ですでにロスカット水準ギリギリだった場合は、解消した瞬間に強制ロスカットラインを下回ってしまう可能性もある。

両建てポジションの片方だけ決済したい場合は、現在の証拠金維持率を確認してからにしよう。

BigBossの両建てまとめ

以上でBigBossの両建て取引に関する解説は終了となる。

両建ては便利な取引手法の1つではあるが、禁止取引に抵触するとせっかく出した利益がパーになってしまう。

しっかりと両建てに関するルールを確認した上でトレードに勤しもう。

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