前提知識として、海外FX業者の口座タイプには、
- STP口座
- ECN口座
と大きくわけて2種類ある。
STP口座とは、国内FX業者と同様スプレッドに業者手数料が上乗せされている口座だ。
ECN口座とは、スプレッド0.0pips~で、手数料を1取引ごとに徴収する口座タイプである。
ECN口座の手数料計算の例
ドル円のスプレッドが0.1pips、1lot(10万通貨)当たりの取引手数料が5ドル(約500円)だとすると実質のトータルコストは
0.1pips+0.5pips(5ドル)=0.6pips
となる。
スプレッドに特化して考えると、業者や通貨によってSTP口座の方がスプレッドが優れている場合もあれば、ECN口座のほうが狭い場合もある。
本記事は、低スプレッド×ハイレバでスキャルピングトレードを行いたいあなたのために、海外FX業者をスプレッドだけで比較・ランキングした。
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内容 | ・100%入金ボーナス:入金額に対して100% 最大300,000 JPYのクレジットボーナス
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当記事では、スプレッド・約定力・レバレッジなど総合的に評価した海外FXおすすめランキングを公開している。
海外FX取引を始めたい方は、ぜひチェックしてほしい。
目次
海外FXのスプレッドとは?
海外FXのスプレッドとは、エントリー時の通貨ペアの買値と売値の差のこと。
単位はpipsが用いられる。
価格差が実質の取引コストとして、ポジションをエントリーする際に支払わなければいけない。
つまり通貨ペアの価格差が少ない(スプレッドが狭い)ほど発生するコストが小さくなり、トレーダーによっては有利に取引できる。
海外FX業者スプレッド徹底比較
我々日本人トレーダーが好んで取引する、通貨ペアを10種類選抜して比較した。
またこの表に載っているスプレッドは各業者の平均スプレッドだ。
比較した通貨一覧 全11通貨
- ドル円
- ユーロドル
- ユーロ円
- ポンド円
- ポンドドル
- オージー円
- オージードル
- ニュージーランド円
- ニュージーランドドル
- カナダ円
- カナダドル
比較対象の海外FXブローカー一覧 全15社
- XM
- LANDFX
- AXIORY
- TradersTrust
- Tradeview
- TitanFX
- FBS
- IFOREX
- ACFX
- FXOPEN
- BIGBOSS
- FXPro
- IFCMarkets
- MILTONMARKETS
※ゼロスプレッド口座(手数料が別途発生する口座)は、手数料込みでのトータルコストスプレッドで比較している。
海外FX業者のスプレッドを比較
海外FX業者の中から、全通貨の平均スプレッドが2.0pips(取引手数料コミ)の上位4社をピックアップし、スプレッドを比較した。
業者名 | 手数料 | 全通貨 平均スプレッド | ドル円 平均スプレッド | ユーロドル | ユーロ円 | ポンド円 | ポンドドル | オージー円 | オージードル | ニュージーランド円 | ニュージーランドドル | カナダ円 | カナダドル |
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![]() cTrader口座(ECN) | 往復500円/lot (※0.50pips) | 0.55pips (1.05pips) | 0.10pips (0.60pips) | 0.10pips (0.60pips) | 0.30pips (0.80pips) | 1.10pips (1.60pips) | 0.40pips (0.90pips) | 0.70pips (1.20pips) | 0.30pips (0.80pips) | 1.10pips (1.60pips) | 0.60pips (1.10pips) | 0.80pips (1.30pips) | - |
![]() ナノスプレッド口座(ECN) | 往復600円/lot (※0.60pips) | 0.66pips (1.26pips) | 0.30pips (0.90pips) | 0.20pips (0.80pips) | 0.60pips (1.20pips) | 1.30pips (1.90pips) | 0.40pips (1.00pips) | 0.90pips (1.50pips) | 0.40pips (1.00pips) | 1.20pips (1.80pips) | 0.70pips (1.30pips) | 0.70pips (1.30pips) | 0.60pips (1.20pips) |
![]() ブレード口座(ECN) | 往復700円/lot (※0.70pips) | 0.82pips (1.52pips) | 0.33pips (1.03pips) | 0.20pips (0.90pips) | 0.74pips (1.44pips) | 1.45pips (2.15pips) | 0.57pips (1.27pips) | 1.12pips (1.82pips) | 0.52pips (1.22pips) | 1.62pips (2.32pips) | 0.86pips (1.56pips) | 1.10pips (1.80pips) | 0.55pips (1.25pips) |
![]() ゼロスプレッド口座(ECN) | 1000円/lot(往復) (※1.0pips) | 0.80pips (1.80pips) | 0.40pips (1.40pips) | 0.40pips (1.40pips) | 0.80pips (1.80pips) | 1.10pips (2.10ips) | 0.40pips (1.40pips) | 1.00pips (2.00pips) | 0.60pips (1.60pips) | 1.20pips (2.20pips) | 1.00pips (2.00pips) | 1.10pips (2.10pips) | - |
表の見方
平均スプレッドの上列:手数料抜きのスプレッド
平均スプレッドの下列:手数料込みの出来上がりトータルコスト
この表を見ればわかるように、ランクインしている全ての口座が取引手数料を別途徴収するECN口座だ。
STP口座(スプレッドに業者の利益が上乗せされている口座)よりも、取引手数料+スプレッドの出来上がりトータルコストはかなり低くなっている。
平均スプレッドで比較する意味
他サイトでは最小スプレッドで業者の比較をしているところが多いが、正直最小スプレッドで比較しても全く意味がない。
海外FX業者は変動制のスプレッドを採用している。
超狭なスプレッドをつけることもあれば、指標発表時や流動性が大幅に落ちる場合は大きくスプレッドが広がることもある。
最小スプレッドが0.2pipsだとしても、実際は2.0pipsが平均ということもザラにありえる。
海外FXブローカーの真の実力を知りたければ、平均スプレッドで見るようにしよう。
(ちなみに最小スプレッドで比較しているサイトは単にスプレッドを狭く見せたいだけだ)
TradeviewのILC口座(cTrader/ECN)
Tradeviewのレビュー記事でも書いているが、Tradeviewのスプレッドは業界でもダントツNo,1のハンパじゃない水準だ。
TradeviewILC口座 リアルタイムスプレッド

取引手数料が別途0.5pipsかかる
ILC口座はMT4,cTrader,Currenexの3つから選べ、特にスプレッドが狭いのがcTrader口座。
ドル円やユーロドルは取引が活発な時間帯だと、しょっちゅうスプレッド0.0pipsで取引することができる。
約定力も高いので、とにかくスキャルピングに特化したいというトレーダーにはもってこいだろう。
ただし、最低取引枚数が1万通貨~・レバレッジ制限が200倍までで、初回入金額が10万円以上のハードルがあるので、海外FX中級者~上級者向けの口座だ。
AXIORYのナノスプレッド口座(MT4・cTrader/ECN)
AXIORYのナノスプレッド口座が2位にランクイン。
全通貨バランス良くスプレッドが狭い。
AXIORYナノ口座 リアルタイムスプレッド

取引手数料が別途0.6pipsかかる
ナノ口座は、MT4とcTraderの2種類から口座タイプを選ぶことができるが、スプレッドには差がないのでお好みの方で取引すればいいだろう。
1,000通貨から取引OK、初回入金額2万円~、最大レバレッジ1,000倍と初心者でも取り組みやすいスペックだ。
TitanFXブレード口座(MT4/ECN)
スキャルピングトレードの際、私がメインで使っているのがTitanFXのブレード口座だ。
TitanFXブレード口座 リアルタイムスプレッド

取引手数料が別途0.7pipsかかる
取引手数料は往復700円と少々高いが、スプレッドは高い水準を保っている。
特にドルストレート系のスプレッドは狭く、取引手数料コミのトータルコストで、米ドル/円(1.03pips)・ユーロ/米ドル(0.90pips)・ポンド/米ドル(1.27pips)・カナダ/米ドル(1.25pips)とかなり優秀。
完全NDD方式を採用しているため透明性が高く、顧客不利のトレードがないことも気に入っている要因だ。
「レバレッジ最大500倍・ロスカット水準20%・追証なし」なのでアクティブで大胆なスキャができる。
XM Zero口座(MT4/ECN)
今や海外FXトレーダーで知らない人はいないというほど有名なXM。
以前よりスプレッドが広いという声が非常に多く、新たにできたのがこの低スプレッド口座のZero口座だ。
XM Zero口座 リアルタイムスプレッド

取引手数料が別途1.0pipsかかる
取引手数料が1lotあたり往復1,000円と高いのがネックだが、それでも全通貨平均スプレッド2.0pipsを切る。
XMは国内FX業者とほとんど変わらない使いやすさなので、ECN口座初心者の方や、最大手の安心感を享受したいトレーダーに向いているぞ。
元々XMでスタンダード口座を持っている人は、ボタン一つでZero口座の開設が可能なので試してみてもいいだろう。
海外FX業者のスプレッドまとめ
海外FX業者のスプレッド水準は国内FX業者に見劣らないほど高い。
特に今回ピックアップした上位4社は、超短期のスキャルピングトレードにも全然対応できるだろう。
取引手数料が別途徴収されるECN口座は使ったことがないということで敬遠しがちかもしれないが、実際にトレードしてみると違和感なくすごく快適なので試してみてほしい。