本記事ではBIGBOSSの取引時間についてまとめている。
「BIGBOSSの取引時間はいつ?」
「BIGBOSSは金融商品によって取引時間が違うの?」
「BIGBOSSの取引時間で注意すべきことは?」
といった取引時間に関する疑問を解決できる内容となっている。
BIGBOSSの取引時間について詳しく知りたい方は本記事を参考にしてほしい。
目次
【前提知識】夏時間(サマータイム)と冬時間について
BIGSBOSSの取引時間を理解する前に知っておいてほしいのが、夏時間(サマータイム)制度。
サマータイム(夏時間)とは、日の出時刻が早まる時期(3月~11月)に、時計の針を1時間進め、太陽の出ている時間帯を有効に利用することを目的として、欧米を中心に導入されています。
この夏時間という制度があるため、BIGBOSSの取引時間は取引する時期によって異なってくる。
具体的には3月の最終日曜日午前1時~10月の最終日曜日午前1時まで、取引時間が1時間早まることになっている。
また夏時間以外の時期を、夏時間と対にする形で冬時間と呼ぶ。
2021年の暦に当てはめた夏時間・冬時間は以下の通り。
- 夏時間:3月28日午前1時~10月31日午前1時
- 冬時間:1月1日午前0時~3月28日午前12時59分,10月31日午前1時~12月31日午後11時59分
詳細に覚えておく必要はないが、海外FXをする上でどこの業者でも出てくる制度なので知識として入れておこう。
BIGBOSSの取引時間一覧【FX・CFD・仮想通貨】
以下ではBIGBOSSの取り扱い商品ごとの取引時間をまとめている。
BIGBOSSでは大きく分けてFX通貨ペア・CFD・仮想通貨の3種類の金融商品を取引できるが、それぞれ微妙に取引時間が異なるので注意してほしい。
FX通貨ペアの取引時間
BIGBOSSでは全41種類の通貨ペアを取引できる。
すべての通貨ペアの取引時間はすべて同じだ。
【FX通貨ペアの取引時間】
- 夏時間:月曜6:05~土曜日6:00
- 冬時間:月曜7:05~土曜日7:00
(※)日本時間
CFD商品の取引時間
BIGBOSSではメタルCFD2種・エネルギーCFD2種・インデックスCFD8種、合計12種類のCFD銘柄を取引可能だ。
すべてのCFD銘柄の取引時間は統一されている。
【CFD商品の取引時間】
- 夏時間:月曜日7:00~土曜日6:00
- 冬時間:月曜日8:00~土曜日7:00
(※)日本時間
仮想通貨の取引時間
BIGBOSSで取引可能な仮想通貨は全7種類。
BIGBOSSでは、仮想通貨取引に関して土日も含む24時間取引できる。
BIGBOSSのMT4表示時間はGMT+2(夏時間はGMT+3)、日本時間はGMT+9
BIGBOSSのMT4は日本と異なるタイムゾーンが用いられている。
- BIGBOSSのMT4:GMT+2(夏時間はGMT+3)
- 日本時間:GMT+9
【グリニッジ標準時(GMT)とは】
グリニッジ標準時とは、イギリスのグリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線(緯度0度)を基準とした世界の標準時のこと。
イギリスと日本の時差は9時間であるため、日本時間はGMT表示だとGMT+9となる。
上述した通り、BIGBOSSのMT4はデフォルトの時間表示が夏時間でGMT+2、冬時間でGMT+2。
そのため日本時間に合わせたい場合は夏時間で+6時間、冬時間の場合は+7時間すれば良い。
なお日本時間では夏時間という制度がないため、外国の夏時間・冬時間に合わせる際に1時間分の差が生じている。
MT4を日本時間表示に合わせる方法
慣れれば大したことではないが、MT4の表示時間が日本時間表示と異なるのが煩わしい場合は、MT4の表示時間を日本時間に直すインジケーターを導入がオススメだ。
特にオススメなのが『JPN_Time_SubZero』というインジケーター。
無料かつ設定不要なので、導入するだけでMT4を日本時間表示に変更してくれる。
BIGBOSSの取引時間に関する注意点4つ
BIGBOSSの取引時間に関する注意点は4つ。
- 取引時間外は一切の取引不可
- BIGBOSSで取引するのにオススメの時間帯
- 経済指標発表時はチャートが動きやすいので注意
- 世界的な祝祭日(クリスマスや年末年始)に取引時間が変更されることがある
取引時間外は一切の取引不可
BIGBOSSでは取引時間外の取引は一切できない上に、強制ロスカットも作動しない。
日本時間で土曜早朝のクローズのタイミングでポジションを持ち越した場合、月曜のクローズまで保有ポジションの決済はできない。
しかし、取引時間外であってもチャートは変動している。
そのためポジションを持ち越して、ポジションが逆行していて強制ロスカットラインを超えていた場合、月曜のオープン時の価格で強制決済される可能性がある。
もちろんプラスに動いていればいいが、逆行していて損失を被る可能性もあるため注意しよう。
週末は世界的なイベントも起こることが多くあるため、できるだけ土日のポジション持越しは避けるのが無難だ。
できる限り土日のポジション持越しは避けておこう。
(※)取引時間外に相場が動く理由
取引時間外である土日にも相場が動くのはイスラム圏の影響。
イスラム圏では金曜日が休日で、日曜日が平日となっている。
そのため土日に大きなイベントがあると、イスラム圏のトレーダーの注文が殺到して大きくチャートが動くという仕組みだ。
BIGBOSSで取引するのにオススメの時間帯
BIGBOSSの取引時間は上述した通り、
- 夏時間:月曜6:05~土曜日6:00
- 冬時間:月曜7:05~土曜日7:00
となっているが、この取引時間内でも特に取引するのにオススメの時間帯が22時から翌2時までの4時間。
この時間帯は世界最大のマーケットである”ロンドン・ニューヨークのマーケット”が開かれている時間が重なっており、世界中で取引量が最も多くなる時間帯なのだ。
【ロンドンセッション・ニューヨークセッションの特徴】
- ロンドンセッション(16:00~24:30):EUR・GBP・USDの値動きが活発
- ニューヨークセッション(21:30~6:00):USD・EUR・GBP・AUD・JPYの値動きが活発
取引量が増えることでスプレッドが狭くなりやすく、取引コストを抑えて取引できる上に、相場も動きがあるため稼ぎやすい時間帯と言える。
一方で午前7時~午前8時の時間帯の取引はオススメしない。
午前7時~午前8時はロンドン・ニューヨークのマーケットも閉場している上に、日本市場も空いていない時間帯。
取引量が少ないためスプレッドが広がりやすく、取引コストが高くついてしまう。
相場変動のリスクこそ低いものの、正確に相場の動きを読めなければじわじわと負けがかさむ可能性もあるので気を付けよう。
経済指標発表時はチャートが動きやすいので注意
アメリカの雇用統計や政策金利等の経済指標が発表される時間帯は大きく相場が動く可能性が高くなる。
稼げる可能性も高まる半面、負けのリスクも高まる。
相場の動きを予想できず、感覚でポジションを持ってしまいがちな方は要注意だ。
経済指標の発表時間は以下のカレンダーが見やすくまとめられているので参考にしよう。
→Yahoo!JAPAN ファイナンス「経済指標カレンダー」
世界的な祝祭日(クリスマスや年末年始)に取引時間が変更されることがある
BIGBOSSでは世界の祝祭日に合わせて、取引時間が変更されることが多い。
またクリスマスや年末年始など世界的な祝祭日の他にも欧米の祝祭日に取引時間が変更になる場合があるので注意しよう。
取引時間が変更になる場合は、BIGBOSS公式ニュースで情報が発信されるので、世界的な祝祭日の前にはチェックするのがオススメだ。
【例:2020年のクリスマス】
金融商品 | 12/24 | 12/25 | 12/26 |
---|---|---|---|
FX通貨ペア | 7:05~7:00 | 閉場 | 7:05~7:00 |
XAUUSD XAGUSD | 8:00~3:45 | 閉場 | 8:00~7:00 |
UK Brent | 10:00~3:30 | 閉場 | 10:00~7:00 |
US Crude | 8:00~3:30 | 閉場 | 8:00~7:00 |
WS30 N225 SPX NDX | 8:00~3:15 | 閉場 | 8:00~7:00 |
HSI | 10:15~13:00 | 閉場 | 10:15~3:45 |
UK100 | 8:00~22:00 | 閉場 | 閉場 |
仮想通貨 | 7:05~7:00 | 閉場 | 7:05~7:00 |
以上でBIGBOSSの取引時間に関する解説は終わりとなる。
少なくとも自分がメインで取引する銘柄の取引時間くらいは頭に入れて、取引のタイミングを逃さないようにしよう。