2016年より運営を開始したMiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)。
低スプレッドと高約定力を武器に、スキャルピングトレーダーからジワジワと人気を集めているブローカーだ。
本記事ではそんなMiltonMarketsについて、強みと弱みという切り口で徹底的に解説している。
MiltonMarketsの口座開設を考えている方は参考にしてみてほしい。
以下記事では忖度なしに管理人が本当におすすめできる海外FX業者を本音でレビューしているので、MiltonMarkets以外の海外FX業者にも興味がある方はぜひ参考にしてほしい。
管理人から見たMiltonMarketsの評価
本記事で考察したMiltonMarketsの強みと弱みは以下の通り。
時間がない方はこの部分だけ読んで要点をつかんでほしい。
MiltonMarketsの強み
- プレミアム口座のスプレッドがべらぼうに狭い
- 最大レバレッジ1000倍×追証なし
- NDD方式を明言している透明性の高いブローカー
- 約定レイテンシ0.03秒を公言する高速約定
- 条件を満たせば無料VPSを使い放題【約定力アップ】
- FX45種の他にCFD銘柄も取り扱っている取引銘柄の豊富さ
- 親会社のGCM倒産後も真っ当な運営をつづけるタフさ・真摯さ
- 常設の口座開設ボーナス&入金ボーナスあり
- 国内銀行送金に対応
- “海外FX感”を感じさせない充実した日本語サポート
MiltonMarketsの弱み
- 証拠金維持率100%以下という高いロスカット水準
- 最低入金額が30,000円と少々高め
- 入出金方法にクレジットカードがない
- 海外銀行送金による出金で”出金手数料”がかかる
- 利用できる取引プラットフォームはMT4のみ
- 顧客資産の管理が分別管理のみ
MiltonMarlketsは2017年に親会社が破綻している。
これだけ聞くと心配になるだろうが、大丈夫だ。
Miltonmarketsは親会社の破綻を見事な対応によって切り抜け、今でも真っ当な運営を続けている。
親が事件を起こしたからといって、子までもが悪というわけではない。
(詳しくは「親会社のGCM倒産後も真っ当な運営をつづけるタフさ・真摯さ」で後述している)
むしろ今では『低スプレッド』『最大レバ1000倍』『追証なし』『高速約定』『完全NDD』など、取引環境にかなり力を入れている優良ブローカーだ。
レバ400~500倍のハイレバスキャルピングで積極的に利幅を取っていきたいトレーダーにとってはぜひ利用していただきたい。
日本語サポートもかなり手厚いので、国内業者からの乗り換えでも違和感なく使えるだろう。
一方でロスカット水準が証拠金維持率100%以下、初回入金額が20,000円ととっつきにくい部分もある。
「少額に超ハイレバをかけて一発を狙いたい」「いきなり2万円の入金はできない」という方には向いていないかもしれない。
そういう方はXMやiFOREXの利用がオススメだ。
MiltonMarketsの10つの強み
まずはMiltonMarketsの強みを10つ紹介する。
- プレミアム口座のスプレッドがべらぼうに狭い
- 最大レバレッジ1000倍×追証なし
- NDD方式を明言している透明性の高いブローカー
- 約定レイテンシ0.03秒を公言する高速約定
- 条件を満たせば無料VPSを使い放題【約定力アップ】
- FX45種の他にCFD銘柄も取り扱っている取引銘柄の豊富さ
- 親会社のGCM倒産後も真っ当な運営をつづけるタフさ・真摯さ
- 常設の口座開設ボーナス&入金ボーナスあり
- 国内銀行送金に対応
- “海外FX感”を感じさせない充実した日本語サポート
プレミアム口座のスプレッドがべらぼうに狭い
MiltonMarketsにはプレミアム口座とスタンダード口座の2種類の口座が用意されている。
このうちプレミアム口座のスプレッドがかなり高水準。
数ある海外FX業者の中でもトップクラスに狭いスプレッドを提供している。
以下プレミアム口座とスタンダード口座のスプレッド比較表だ。
【※】MiltonMarketsのスプレッド表示方法について
●プレミアム口座
→業者のマークアップなしの”生のスプレッド”が提供される代わりに、別途業者の取引手数料がかかる。
以下の表では「生のスプレッド+取引手数料」の値を記載している。なお生のスプレッドの値については()に記載している。
●スタンダード口座
→MT4上に表示されるスプレッドを記載している。
すでに業者のマークアップは乗っている数値のため、取引手数料はかからない。
プレミアム口座 | スタンダード口座 | |
---|---|---|
取引手数料 | 0.8pips | 無料 |
USD/JPY | 0.9pips (0.1pips) | 1.7pips |
EUR/JPY | 0.9pips (0.1pips) | 1.6pips |
GBP/JPY | 1.8pips (1.0pips) | 2.3pips |
AUD/JPY | 1.2pips (0.4pips) | 1.8pips |
EUR/USD | 0.9pips (0.1pips) | 1.7pips |
GBP/USD | 1.9pips (1.1pips) | 2.4pips |
AUD/USD | 1.2pips (0.4pips) | 1.9pips |
プレミアム口座はFXトレーダーの数多くが取引するUSD/JPY・EUR/JPY・EUR/USDが、平均で0.9pipsという狭さだ。
2つの口座はスプレッド以外のスペックは全く同じなので、スキャルピングにせよデイトレにせよプレミアム口座を選ぶと良い。
最大レバレッジ1000倍×追証なし
MiltonMarketsの最大レバレッジは1000倍。
平均400倍の最大レバレッジを誇る海外FXの中でもトップクラスだ。
国内FXの最大25倍と比較すると、32分の1の証拠金で効率よくトレードできる。
またゼロカットシステムを採用しているので追証請求もなし。
仮に残高がマイナスになっても、投資金がなくなるだけだ。
もともと借金してMiltonMarketsでトレードしていない限り、どれだけ手痛く負けても借金を背負うことはない。
NDD方式を明言している透明性の高いブローカー
MiltonMarketsは公式HP内でNDD業者であることを公言している。
MiltonMarketsは取引に介入することはなく、あくまでも注文をマッチングさせているだけ。
この方式ではトレーダーの取引量が増えるほどMiltonMarketsもマークアップで儲かるため、トレーダーが故意に負けさせられることはない。
DD業者がやりがちなレート操作や不利約定を気にせず取引に専念できる。
非常に透明性が高く公正な取引環境が整えられている。
「そもそもNDDとDDってなに?」という方は以下の記事を参考にしてほしい。
約定レイテンシ0.03秒を公言する高速約定
MiltonMarketsは公式HPで約定レイテンシ0.03秒を公言するほど、約定スピードに自信を持っている。
実際に管理人もMiltonMarketsで数百回スキャルピングしているがクリックした瞬間に約定する。
(さすがに本当に0.03秒かどうかは一個人では計測できないが)
取引量の多くなる22時以降やニュースタイムでもサクサク約定した。
今までMiltonMarketsの約定でストレスを感じたことはないので、約定力にこだわるスキャルピングトレーダーも満足できるだろう。
【※】約定力の高さの秘密は「エクイニクス」
MiltonMarketsの約定力の高さはエクイニクス(EQUINIX)のニューヨークデータセンター(NY4)に取引決済サーバーを設置していることに起因している。
エクイニクスは世界最大規模のデータセンターで、Google・Microsoft・Amazonといった世界有数の超大企業と提携して高速通信ネットワークを構築してきた。
その高速通信ネットワークの信頼性は高く、世界中の大手金融機関がエクイニクスにサーバーを置いているほどだ。
事実海外FXだけに絞っても、LANDFXやTitanFX、Axioryなど大手業者がエクイニクスにサーバーを設置し、高速約定を実現している。
条件を満たせば無料VPSを使い放題【約定力アップ】
MiltonMarketsではカンタンな条件さえ満たせば無料VPS(※)が使い放題。
この無料VPSも取引決済サーバーと同じエクイニクスのNY4に設置されている。
通常よりも接続遅延がなくなるため、約定レイテンシは0.01秒以下にまで速くなるスグレモノだ。
【MiltonMarketsの無料VPS利用条件】
- VPS利用申請時の口座残高50,000円以上
- 1ヶ月1lot以上の取引(1lot=10万通過)
同じく条件付きで無料VPSを貸し出しているXMと比べてもかなりゆるめの条件になっている。
(XMは口座残高60万円以上、かつ1ヶ月に5lot以上の取引)
自動売買メインで取引するトレーダーはぜひ利用したい。
(※)VPSとは
VPSは24時間可動の仮想サーバーのこと。
FXで自動売買する場合、24時間インターネットに接続して可動し続けるPCが必須になる。
しかし並のPCだと消耗が激しすぎる上に、電気代もバカにならない。
VPSを使うことでPCの消耗を防ぎ、電気代も抑えることができる。
自動売買をするなら”必須”と言えるツールだ。
FX45種の他にCFD銘柄も取り扱っている取引銘柄の豊富さ
MiltonMarketsはの取扱通貨ペアはメジャーからマイナーまで全45種類。
通貨ペアだけでなく日経225などの株式インデックス、メタル・エネルギーといったCFD銘柄も取り揃えている。
この取扱銘柄の豊富さもMiltonMarketsの魅力だ。
FXだけでなくCFDにも興味がある方は、MiltonMarkets内で取引を完結できる。
親会社のGCM倒産後も真っ当な運営をつづけるタフさ・真摯さ
MiltonMarketsはGCM(ギャラント・キャピタル・マーケッツ社)が日本人向けブランドとして設立したブローカーだ。
しかし、実は2017年4月に親会社だったGCMが破産してしまっている。
さらにはGCMのオーナーだったJiri Kubicek氏が、詐欺とマネーロンダリングでチェコ警察に逮捕されるというスキャンダル付きだった。
(参考①:Forex broker bankrupt: GCMFX parent files, and GCM Prime connection)
(参考②:GCMFX posts bankruptcy reasons, which tell just half the story)
これらのニュースを目にしたときは、管理人もMiltonMarketsは終わったと考えていた。
流石に親会社が破綻して運営歴1年程度のMiltonMarketsが存続するはずがないと考えるのは当然だろう。
しかし管理人の予想に反して、破綻報道が出てからのMiltonMarketsの対応は見事なものだった。
迅速に声明を出し、被害を最小限に留めたのである。
声明の内容をカンタンにまとめたのが以下。
- 親会社のGCMは破綻したが、MiltonMarketsに影響は一切ない
- GCMとテクノロジープロバイダー契約を結んでいたが、他社へ切り替えた
- すでにMiltonMarkets自身での運営を開始している
- 顧客資産は一切の影響を受けることがない(債権返済に使われることはない)
MiltonMarkest Ltd.の経営陣の優秀さが伺える、まさに完璧な危機管理かつ対応だ。
運営1年で親会社が破綻するという憂き目にあったにも関わらず、顧客に対して紳士かつ丁寧な対応を取ったMiltonMarketsの評価はすこぶる高い。
今でも真っ当にサービスを展開しつづけていることを考えると、一定以上の信頼を置いても問題ないだろう。
MiltonMarketsはFSPR(ニュージーランド)のライセンスを保持している
MiltonMarketsも規制のゆるいライセンスではあるが、FSPRの認可を受けている。
「なぜMiltonMarketsは規制のゆるいライセンスなのか?」と疑問に思った方もいるだろうが、これには理由がある。
FCA(イギリス)、CySEC(キプロス)やASIC(オーストラリア)といった規制の厳しいライセンスを持っていると日本での活動ができないからだ。
日本の金融庁からの要請で軒並み規制の厳しいライセンスを持つ業者は、日本人向けのサービスを提供できなくなっている。
例えばXMも以前はCySECのライセンスを持つキプロス法人が日本人向けのサービスを担っていた。
しかしキプロス法人は規制に引っかかったため、XMもセーシェル法人を設立して日本人へのサービスを続けているという背景がある。
これがMiltonMarketsが規制のゆるいFSPRしか取れない理由なのだ。
常設の口座開設ボーナス&入金ボーナスあり
MiltonMarketsでは常設のボーナスを用意している。
- 口座開設ボーナス:5,000円
- 入金ボーナス:50%入金ボーナス(最大50万円)
口座を開設するだけで受け取れる5,000円ボーナスに加えて、受け取り上限50万円に達するまで何度も受け取れる50%入金ボーナスを提供している。
さらに定期的に期間限定ボーナスキャンペーンを開催してくれるぞ。
→MiltonMarketsの公式キャンペーンページはこちら
口座開設ボーナス5,000円を開催中
現在MiltonMarketsでは期間限定(2020年5月1日~2020年5月31日)で、口座開設ボーナスを開催中。
新規口座開設後、件名に”Trade5000″と書いたメールをサポートに送れば5,000円分のボーナスが受け取れる。
無料でMiltonMarketsの使い心地を試すチャンスなので、開設を迷っている方は口座開設分だけでも取引してみるのがオススメだ。
国内銀行送金に対応
MiltonMarketsでは、2021年より国内銀行送金を開始した。
これにより今までbitwalletか海外銀行送金でしか入金できなかったのが、はるかに利便性が高まった。
また2021年8月末まで、入金手数料分がボーナスクレジットとして還元されるキャンペーンを開催している。
【入金手数料】
- 30,000~49,999円 =入金額の5%
- 50,000~199,999 円 =入金額の4%
- 200,000円以上 = 入金額の3%
これにより実質入金手数料無料で入金できることになる。
“海外FX感”を感じさせない充実した日本語サポート
MiltonMarketsの日本語サポート体制はかなり手厚い。
サポートはメール・電話・LINEが日本語でOK。
その上平日24時間の対応となっている。
特に電話とLINEはかなり優秀なので、海外FX初心者は安心してほしい。
電話は日本の市外局番から始まる国内電話(03-4586-4741)なので、国際電話のバカ高い料金はかからない。
メールやLINEでは伝えづらいことを気軽に口頭で伝えられる。
また電話やメールは面倒な方にはLINE(ID:@miltonmarkets)がオススメだ。
友達とやり取りする感じで、パパっと質問できる。
MT4の取扱説明書も日本語で用意されている
国内FXからの移住者にとって、MT4の操作性は最初慣れずに戸惑うことが多いかと思う。
そんな方々を思ってか、MiltonMarketsでは日本語のMT4のトリセツが用意されていた。
MiltonMarketsのキメ細かいサポート体制が伺える。
MiltonMarketsの6つの弱み
MiltonMarketsの弱みは6つ。
- 証拠金維持率100%以下という高いロスカット水準
- 最低入金額が30,000円と少々高め
- 入出金方法にクレジットカードがない
- 海外銀行送金による出金で”出金手数料”がかかる
- 利用できる取引プラットフォームはMT4のみ
- 顧客資産の管理が分別管理のみ
証拠金維持率100%以下という高いロスカット水準
MiltonMarketsのロスカット水準は100%と国内業者ばりに高い水準になっている。
海外FX業者のほとんどがロスカット水準を証拠金維持率20~30%に設定していることを考えると明確に辛い。
ロスカット水準 | |
---|---|
MiltonMarkets | 証拠金維持率100%以下 |
iForex | 証拠金維持率0%以下 |
XM | 証拠金維持率20%以下 |
TitanFX | 証拠金維持率20%以下 |
LANDFX | 証拠金維持率20%以下 |
Axiory | 証拠金維持率20%以下 |
なので「少ない証拠金にハイレバレッジをかけて一発を狙いたい」というトレーダーには向いていない。
最大でも400~500倍で運用したい方向けの業者だ。
(※)ロスカット水準とは
各業者ごとに定められている「強制ロスカットのライン」のこと。
このラインに達すると、トレーダーの意志に関係なく強制ロスカットが執行されてしまう。
ロスカット水準は証拠金維持率に基づいて設定される。
証拠金維持率を求める計算式は「有効証拠金(口座残高-含み損)÷必要証拠金×100」だ。
例えば口座残高1万円で8万通貨ポジると、口座の実効レバレッジは1000倍になる。
「有効証拠金2万円÷必要証拠金2万円×100」なので、証拠金維持率は100%。
実際には有効証拠金はポジった瞬間にスプレッド分が含み損になるため、ロスカット水準が証拠金維持率100%以下だと一瞬でロスカットされてしまう。
ロスカット水準が証拠金維持率100%以下の業者ではフルレバ取引はできない。
最低入金額が30,000円と少々高め
MiltonMarketsの最低入金額は、プレミアム口座・スタンダード口座ともに30,000円からと少々高めだ。
「まずは1万円以下で入金したい」
「少額入金して小ロットの運用から始めたい」
という方にはあまりオススメできない。
入出金方法にクレジットカードがない
MiltonMarketsの入出金方法は、bitwalletか海外銀行送金かの2パターンのみ
他業者のようにクレジットカードでの入出金はできない。
MiltonMarkets利用時はbitwalletの利用できるようになる
MiltonMarketsを利用する際はbitwalletをマストで開設しよう。
bitwalletはいわゆるオンラインウォレットで、これを使うことで間接的にクレジットカード(VISA・MasterCard・アメックス・ダイナース・Discover)や国内銀行送金(みずほ銀行)で入金できるようになる。
【bitwalletを通じた入金の流れ】
クレジットカードor国内銀行送金→bitwallet→MiltonMarkets
クレジットカード・国内銀行送金でbitwalletへ入金。
その後bitwalletからMiltonMarketsに入金。
bitwalletからMiltonMarketsへの入金手数料は無料かつ入金反映も即時だ。
【bitwalletを通じた出金の流れ】
MiltonMakets→bitwallet→受け取り銀行
MiltonMarketsからbitwalletへ出金。
手数料無料・反映までは2~3営業日。
その後bitwalletから受け取り銀行への出金で一律777円の手数料が発生する。
海外銀行送金で4,000円かかる手数料を、一律で777円まで抑えられるようになるのはかなり大きいメリットだ。
繰り返しになるが、bitwalletを開設しておけばクレジットカードや国内銀行送金で間接的に入出金できるためぜひともbitwalletアカウントは開設しておこう。
bitwalletアカウントは口座維持費無料で、開設自体も10分程度あれば完了する。
海外銀行送金による出金で”出金手数料”がかかる
MiltonMarketsの海外銀行送金では、2,400円の出金手数料がかかる。
どこの海外業者を使おうが絶対に海外送金でかかってしまうリフティングチャージが約4,000円。
MiltonMarketsに払う2,400円と合わせると、1回の出金につき6,400円がかかってしまう計算だ。
他のブローカーより2,400円出金でお金がかかるのは、こまめに出金するトレーダーには痛い。
なるべく手数料による損失を防ぐために、MiltonMarkets利用者はある程度まとめて出金することをオススメする。
利用できる取引プラットフォームはMT4のみ
MiltonMarketsで利用できる取引プラットフォームはMT4のみ。
MT4の進化版であるMT5やECN口座専用のcTraderは利用できない。
他業者でMT5やcTraderメインで利用していた方は、MiltonMarketsでは使えない点に注意したい。
顧客資産の管理が分別管理のみ
MiltonMarketsの顧客資産管理は信託保全ではなく、大手国際銀行での分別管理のみだ。
一応公式HPでは「MiltonMarketsが倒産しても、顧客資産が債務返済に使われることはない」ことが明記されている。
とはいえ信託保全ではない以上、100%返ってくる保証がないのも事実だ。
MiltonMarketsが倒産することは考えにくいが、心配な方は口座に必要最低限の資金しか残さないようにしよう。
MiltonMarketsのトリセツ管理人総括
ロスカット水準の関係で「少額入金での超ハイレバ一発勝負」的な取引には向かないものの、400~500倍のハイレバスキャルピングで稼ぎたいトレーダーにはかなりオススメできる業者だ。
常設されている派手なボーナスこそないが、
- ドル円平均0,9pipsの超低スプレッド
- 最大レバ1000倍×追証なし
- 約定レイテンシ0.03秒以下の超高速約定(無料VPS利用で約定レイテンシは0.01秒以下に)
- 国内業者と遜色ない日本語サポート
純粋に己の実力のみで稼いでいきたいトレーダーのための優秀な取引環境を整えている。
まだまだ本記事執筆時点(2018/05/27)では運営歴2年ほどに関わらず、日本人トレーダーの心を掴む見事なスペック
利用には初回入金20,000円というちょっぴり高いハードルがあるが、それを飛び越えた先のメリットを考えるとぜひ一度利用していただきたい業者だ。